第13位:R&Bの王道=Bryson Tillerのシングル曲「Blame」(2019年Hip-Hop名曲名場面ベスト50)

2019年には,R&Bの王道を行くシングル曲が発表されました。それがブライソン・ティラー(Bryson Tiller)のシングル曲「Blame」です。ブライソン・ティラーは2015年頃からグツグツと人気を博してきており,根強いR&Bファンの間で不動の地位を確立してきております。デビューアルバム『Trapsoul』はこのご時世にもかかわらず,米国内だけでも200万枚のミリオンセラーを売り上げ,米ビルボードチャートでは最高8位を記録し,米ビルボードR&B/Hip-Hop部門では第2位を記録しました。おまけに,ビルボード・ミュージック・アワード賞にてノミネートされ,アメリカン・ミュージック・アワード賞においてもノミネートされ,ソウル・トレイン・ミュージック・アワード賞の「Album Of The Year」という最も重要な部門でもノミネートを受けた重要アルバムでした。

そして2019年はシングル曲「Blame」を発表しました。2分という短さ。しかしながらこの2分の間に,R&Bの王道ぶりである「リズム」=ドラムが聴いたビートと,「ブルース」=切なきリリックが詰まっているというものです。

You say “I didn’t love you”, you know a nigga loved you
Did you forget to mention?
All the things I did for you, times I made a trip
‘Cause I know you hate the distance
Baby, it’s alright (It’s alright)

君は俺のこと愛していないと言う,でも俺は(黒人は自分のことをよく“a nigga”と不定冠詞を付けて呼ぶますね)おまえのことを愛してた
もう忘れちまったかい
君のために尽くしてきた,遠距離はイヤだって言ったときも
俺は距離を縮めようと,幾たびも君のもとへ飛んできた
でもねベイビー,もう大丈夫だよ(もう大丈夫だよ)

2019年も「黒人音楽の研究室」に来てくれてありがとうございました。
2020年のお正月,今日も来てくれてありがとうございます。
今年はますます素敵なヒップホップに出合えますように。
明けまして,おめでとうございます。

(文責:Jun Nishihara)

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