全米スーパーボウル、ハーフタイムショー出演者発表の件を続けます。

本年(2022年)の全米スーパーボウル(Superbowl)のハーフタイムショー出演者が発表された件で、出演予定のうちの一人であるMary J. Blige(メアリー・J.ブライジ)がリリースした楽曲のうち5曲を下記に掲載しておきます。この5曲は、現代ヒップホップ&R&Bの基本を成すものであることから、どれも覚えておくべき楽曲であります。

1.「ファミリー・アフェア(Family Affair)」はヒップホップ・プロデューサーの神と呼ばれるドクター・ドレー(Dr. Dre)制作の楽曲。2001年にリリースされ、収録されたアルバム『No More Drama」は全米ビルボード第2位、Hip-Hop/R&B枠では第1位を記録。全米で200万枚のセールス、日本国内だけでも10万枚セールスという記録を打ち出しました。

2.「リアル・ラヴ(Real Love)」は1992年8月25日にリリースされたメアリー・J.ブライジの代表作の一つ。90年代をまさに生き続けたシングル曲です。日本では中山美穂&WANDSが「世界中の誰よりもきっと」というシングル曲をリリースした年です。その同じ年に、米国側では、メアリー・J.ブライジは「Real Love」をリリースし、この「Real Love」は全米ビルボードシングル曲ランキングで第7位、US Hot R&B Singles部門で第1位を飾りました。

3.「ユー・リマインド・ミー(You Remind Me)」下記映像は非常に貴重な映像です。YouTubeがこれを観られるようにアーカイブとして残してくれていることに感謝。

4.「ビー・ウィズアウト・ユー(Be Without You)」ぐっと現在に近づいて2005年。YouTube上で再生回数2億回を超す楽曲です。

5.「エヴリシング(Everything)」1997年リリースのシングル曲です。

最後にメアリーに対するリアーナからの祝辞を送ります。

おまけとして、全米BET局での、Mary J. Bligeのパフォーマンスです。Diddy(パフ・ダディ)がイントロを務めます。

ヒップホップの歴史にとって極めて重要な存在であるMary J. Bligeをここで紹介しておく使命を感じたため、ここに書かせていただきました。これがどれだけ後世に伝えられるかはわかりませんが、ここに掲載している楽曲はヒップホップ史上非常に重要な遺産であると感じておりますので、ここに残しておきたいと感じました。メアリーが涙で歌に詰まっても、観客全員が合唱できるアーティストってそうそういないですね。

最後にもう1曲、おまけのおまけです。

あと、こちらも、おまけのおまけのおまけです。

(文責:Jun Nishihara)

2022年スーパーボウルの「ハーフタイムショー」出演者の発表をPepsiのCMで。

1年でアメリカ最大のスポーツイベントといわれる全米NFLの優勝決定戦=Superbowl(スーパーボウル)ですが、本年(2022年)はそれが2月13日(日)に開催されます。そのなかでも目玉であるSuperbowl(スーパーボウル)の「ハーフタイムショー(Halftime Show)」の出演者が先週、発表されました。

90年代を生きたヒップホップヘッズにとっては、たまらん内容となるでしょう。

【出演者:ベテランの順(プロトコール順)に掲載します。】
ドクター・ドレー(Dr. Dre)
スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)
メアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)
エミネム(Eminem)
ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)

上記CMの趣旨は、「各アーティストが普段の平凡な日常を送っている最中、全米プロアメリカンフットボール(NFL)から、各アーティストのスマホに連絡があり、『ハーフタイムショーに出演しないか』という依頼が来た(エミネムについては驚いた)」というものです。

それにしても、ここまでドンピシャの集合、あります?!
エミネムとケンドリックとスヌープとドレーとNYからはQueen of Hip-Hop Soulであるメアリーが一堂に会するなんて豪華なこと、あります?!
今年のハーフタイムショー、欣喜雀躍、躍り上がるほどの喜び、恍惚状態ですね。
90’sヒップホップがまだ現役であること、生きていることの証明をしてくれることでしょう。
(Mary J. BligeのFamily Affairが鳴り始めた瞬間、2002年の記憶が鮮明に蘇ってきましたよ。)

(文責:Jun Nishihara)

ついにコーデー (Cordae)が米NPR局Tiny Desk (Home) Concertへ登場!!

デビュー当時にはハードコアのラップをやっていましたが,ここへ来てここまでジャジーな音楽を作るようになるとは,誰が想像したでしょうか。しかしコーデーにとって,以前から全く変わっていないのは,ラップスタイル。むしろ上達しているというか,時間が経てば経つほど味が良くなるワインのように,深みを増しているように感じます。今般(2022年1月14日)リリースしたアルバム『From A Bird’s Eye View』をひっさげて,Tiny Deskにやって参りました。

後半,「Sinister」のように伝統的なフローをかまして,その次に地元ゲットーにおけるギャング抗争で亡くなった仲間に捧げる生まれ故郷のフッド「Momma’s Hood」,そしてデスチャの「Say my name」ラインを起用する楽曲「Chronicles」,ちょっとここらへんで哀愁が感じられる程まで成長を感じられます。涙をそそります。

完成度は非常に高いです。

(文責:Jun Nishihara)

メアリー・J.ブライジの新曲「Amazing」

90年代から今なお引き続き「Queen of Hip-Hop & R&B」として進化し続けるメアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)。DJキャレド(DJ Khaled)を迎えて新曲「Amazing」を発表。以下に掲載いたします。


(左から、ファッションデザイナーのミサ・ヒルトン(Misa Hylton)、Mary J. Blige、メアリーの姉のラトーニャ・ブライジ・ダコスタ(Latonya Blige-DaCosta)、People’s VOICE!で我らがアンジー・マルティネス(Angie Martinez)、そしてウチのサイトでも常連のトリーナ(Trina)。)

(文責:Jun Nishihara)

ファレル(Pharrell)からのメッセージ「クリエイティビティをどうやって生かすか・形にするか・アウトプットするか」

標題のとおりですが、これはつまり、ジェイZ(Jay-Z)と同じことを言っているんですよね。ジェイZは「只管(ひたすら)ラップせよ。意味は後回しでよい」と言いました。ファレルの場合は、ラッパーというよりもプロデューサー/ミュージシャンですので、音楽制作業務について、こう言います。

(文責:Jun Nishihara)

第1位:カニエ・ウェスト (YE) のアトランタ及びシカゴでの計3回のリスニング・パーティー,日曜日のサンデー・サービス,ドレイクとのLIVEコンサート,Revolt TV番組「Drink Champs」への出演,Rolling Loud 2021でのフューチャーとの共演,そして,アルバム『DONDA』のリリース(2021年最高のHIP-HOPモーメントBEST 10)

表題のとおりです。
ひとつずつ,挙げていきます。

カニエ・ウェスト(Kanye West)のリスニング・コンサート第1回目 @ アトランタ(7月22日)

カニエ・ウェストのリスニング・コンサート第2回目 @ アトランタ(8月9日)

カニエ・ウェストのリスニング・パーティー第3回目 @ シカゴ(8月26日)

カニエ・ウェスト率いるサンデー・サービス(Sunday Service)(下記の映像は12月26日のもの)

カニエ・ウェスト(Kanye West)及びドレイク(Drake)との共演LIVEコンサート(12月9日)

カニエ・ウェストのREVOLT TV番組「Drink Champs」への出演(第1回目:11月5日)

カニエ・ウェストのREVOLT TV番組「Drink Champs」への出演(第2回目:11月11日)

Rolling Loud 2021でのフューチャー(Future)のステージにカニエ・ウェスト(Kanye West)登場(12月12日)

そしてアルバム『DONDA』リリース(8月29日)

2021年の第1位は,ようやくカニエ・ウェスト(Kanye West)に決まりです。このサイトを始めて,毎年,年末年始にランキングをやってきましたが,2018年:ミーク・ミル(Meek Mill),2019年:メーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion),2020年:2年連続でメーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)でしたが,ようやくカニエが第1位を飾る年がやってきました。

なお,ドレイク(Drake)については,ランキングを開始してから毎年トップ10入りを果たしていましたが,今年ニューアルバム『Certified Lover Boy』をリリースしたにもかかわらず,初めてランクインから外れてしまいました。

2021年も当サイトに来てくださり,ありがとうございました。
本年2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

(文責:Jun Nishihara)

第2位:久しぶりに本場NYのHIP-HOPを聴かせてくれた“The LOX vs. Dipset”のVerzuz対決(2021年最高のHIP-HOPモーメントBEST 10)

2021年最高のHIP-HOPモーメントとして,BEST10を第10位からカウントダウンして参りましたが,いよいよ第2位の発表となりました。

2021年最高のHIP-HOPモーメントはマチガイ無く,“The LOX vs. DipSet”のVerzuz対決でした。

いずれも甲乙をつけ難い対決なのですが,NYラップを好むあなた(かどうかは私は知りませんが)NYラップを好きな人であれば,The LOX(=Jadakiss, Styles P, Sheek Louch)もDipset(=Cam’ron, Juelz Santana, Jim Jones, Freekey Zekey)もいずれも聴き込んだことでしょう。

その2つのグループ対決なのですから,おもしろくならないわけがない。

その対決の模様は以下に掲載いたしますが,まずは,full setlistを以下のとおり記載します。

The Diplomats, “I’m Ready”
The LOX, “F-ck You”
The Diplomats, “Crunk Muzik”
N.O.R.E. feat. The LOX, “Banned From TV”
Cam’ron feat. Lil Wayne, “Suck It Or Not”
DMX feat. The LOX, “N-ggaz Done Started Something”
Juelz Santana feat. Cam’ron, “Dipset (Santana’s Town)”
Sheek Louch feat. Jadakiss, J-Hood, & Styles P, “Mighty D-Block (2 Guns Up)”
Cam’ron, “Get Em Girls”
Cam’ron feat. Daz Dillinger, “Live My Life”
Jadakiss, “Who Shot Ya (Freestyle)”
Cam’ron, “357”
Cam’ron feat. Memphis Bleek & Beanie Sigel, “The ROC”
JAY-Z feat. The LOX, Beanie Sigel, & Sauce Money, “Reservoir Dogs”
Jadakiss, “Blood Pressure”
Ma$e feat. The LOX, Black Rob, & DMX, “24 Hours to Live”
Jim Jones, “G’s Up”
Jim Jones, “Harlem”
Jim Jones, “Byrd Gang Money”
Purple City, “Purple City Byrd Gang”
The LOX, “Chest 2 Chest”
The Diplomats, “Bout It Bout It… Pt. 3”
The LOX, “Dope Money”
Cam’ron feat. JAY-Z & Juelz Santana, “Welcome to New York City”
Akon feat. Styles P, “Locked Up (Remix)”
Jim Jones feat. Cam’ron, Bezel, & The Game, “Certified Gangstas”
Jim Jones, “We Fly High”
Diddy feat. The LOX, “It’s All About the Benjamins”
The Diplomats, “Dipset Anthem”
The LOX, “Wild Out”
Cam’ron, “Killa Cam”
Sheek Louch, “Kiss Your Ass Goodbye (Remix)”
The Diplomats, “Salute”
Jim Jones feat. Juelz Santana & Waka Flocka Flame, “848”
Styles P, “Felony N-ggaz”
Cam’ron feat. Juelz Santana, “Oh Boy”
Cam’ron feat. Freeky Zekey, Toya, & Juelz Santana, “Hey Ma”
Ruff Ryders feat. The LOX, “Ryde or Die”
Mariah Carey feat. The LOX & Ma$e, “Honey (Bad Boy Remix)”
Jennifer Lopez feat. The LOX, “Jenny From the Block (Remix)”
Sheek Louch, “Good Love”
Jadakiss, “Knock Yourself Out”
Jim Jones, “Summer Wit’ Mami”
Styles P, “Good Times”
The Diplomats, “S.A.N.T.A.N.A.”
Juelz Santana feat. Cam’ron, “Murda Murda”
Jadakiss, “All For the Love”
DJ Clue feat. Styles P, Jadakiss, Eve, DMX, & Drag-On, “Ruff Ryders Anthem (Remix)”
DMX feat. Sheek Louch, “Get At Me Dog”
The Notorious B.I.G. feat. The LOX, “Last Day”
Cam’ron feat. Kanye West & Syleena Johnson, “Down & Out”
The LOX feat DMX & Lil’ Kim, “Money, Power, Respect”
Jadakiss, “By Your Side”
N.O.R.E. feat. Styles P, “Come Thru”
Jadakiss, “Put Ya Hands Up”
DMX feat. The LOX & JAY-Z, “Blackout”
Jadakiss feat. Styles P, “We Gonna Make It”
The Diplomats, “I Really Mean It”

このタイトルの並びを見るだけでも「なんとも贅沢な」と思われてしまうかもしれませんが,これが実際,あったのです。

その一部始終はこちらです。
NYラップが好きなあなたや私にとって,この動画は2022年を1年間生き続けるための生きる糧となります。

The LOXが登場する冒頭でDMXの犬の呻き声を響かせたのは,少しじーんときました。

(文責:Jun Nishihara)

第3位:L.A.のHIP-HOPラジオ局“L.A. Leakers”でのJ. Coleのフリースタイル(2021年最高のHIP-HOPモーメントBEST 10)

このJ. Coleのフリースタイル,全てにおいて,完璧であり,2021年最も素晴らしいフリースタイルとして私は認定いたします。途中からフローを変化(へんか)させるという変化(へんげ)についても注目。

(文責:Jun Nishihara)

第4位:2021年,あの世にいっちまったDMXへ捧げる俺からの個人的な哀悼。

個人的に高校生の頃初めて聴いて度肝を抜かれたDMXというラッパーがいました。初めて聴いたアルバムは『…And Then There Was X』でした。まず囁き声で「Ruff Rydersss」と聞こえ始め,その後,本物の猛犬が鳴いているのか,DMXの鳴き声なのか判別し難いほど,あらゆる犬の鳴き声が聞こえてくるという冒頭で開始するアルバムです。そして,吃(ども)り声のお経がはじまったのかと思わせるようなDMXのラップ及びフロー。こんなアルバムは聴いたことがないと,当時Limp Bizkitにのめり込んでいた私は思ったわけです。その頃から,地元の高校の近くにあったTower Recordsに通っては,お金があんまり無かったので,CDの視聴コーナーでDMXとジェイ・Zがどちらが強いか(当時,私はどっちが“強いか
”という打撃力でラッパーたちを比較していました)と聴き分けながら,遊んでいました。その頃から,ラップを「聴き分ける」というスキルを身につけたんだと思います。当時から英語は得意・好きでしたから,英語のラップもなんとなく解りました。当時はインターネットなんて無い時代でしたから,リリックは歌詞カード(をWAYというレンタル屋さんで借りては家に唯一あったFAX機で大量にコピーして,歌い込んで覚え込んでいました)が頼りでした。

ラッパーを打撃力で聴き分けるというのは,当時,DEF JAMレコーズの日本支部が独自に出していたラップ・カード(当時は1998年頃ですよ!)で「HPとMP(これは攻撃力と魔力に分けたドラクエの影響ですね)」に分けて,パワーを表示していたものに起因します。それに影響を受けて,いろんなラッパーを私なりに「HPとMP」に分けて聴いていた,というわけです。

ですから,DMX愛が始まったのは,かれこれ,もう23年前のことです。

その後,私はオハイオ州の高校に高校4年生(いわゆるアメリカでいうsenior class)として留学し,白人のクラスメートの家に行って,DMXやジェイ・Zやスヌープ・ドッグの音楽を聴いたのです。別のクラスメートに,ベトナム系のアメリカ人がいて(親はベトナムからの移民で,そのクラスメートはアメリカ生まれアメリカ育ちのベトナム人ですね),そいつの部屋にはシャワーもあり(自分の部屋にシャワーがあるアメリカ人の高校生の家にあこがれた!),ベッドルームにはロッカフェラ(Roc-a-fella)レコーズのロゴやアーティストのポスターだらけだったことに感動し,その瞬間私はDMXは負けた,これからはジェイ・Zの時代だ,と悟ったのです。

その時から,攻撃力(HP)だけではダメだ,魔力(MP)が必要だ,と思うようになったのです。攻撃力だけでは確実にDMXが優っていましたが,それ以上に,ジェイ・Zには魔力がありました。マジック・パワー(MP)ですね。ジェイ・Zの攻撃力以外のパワー(ヒップホップ界への影響力だとか,フローのかっこよさだとか,金儲けの巧さだとか,そういった魔力的なもの)がすげぇ,と素直に思ったのです。

そういう高校時代を過ごしたものですから,Ruff RydersやRoc-a-fellaまわりを中心にして,私のヒップホップ愛は増幅していったのでした。

そんな私も,オトナになり,仕事を始めるようになってからも,DMXはストレス発散をしてくれる音楽として,当時ほどでもないにせよ,時々聴いていました。正直なこというと,ジェイ・Zばかり聴くようになり,大学を卒業した後,まだMySpaceやミクシーが流行っていた頃(ブログという言葉が生まれた初期の頃=2005年頃ですね),ジェイ・Z愛についてはその時代に語り尽くしましたが,それくらいジェイ・Zに傾倒していたのでした。

オトナになってから,16年経った今,時代もだいぶ変わり,CDはもはや買わない時代となった今,ストリーミング・サービス等で,月額を支払って音楽を聴くような時代になり(サブスクなんていう言葉が当たり前に使われるようになった時代になり),DMXを今,ジェイ・ZのTIDALで聴いている(どっちが勝った?やっぱり魔力の勝ちか?)という人生を送っているのです。

そんな私の人生と重なるようにいたDMXがですよ,あの世にいっちまったんです,2021年。そりゃあ,家を飛び出したくなります。でも哀しいかな,私もオトナになってしまったのかな。スピーカーをbluetoothで繋いで,DMXの曲を爆音で流したくらいです。今この瞬間はNYにいますが,DMXの故郷であるヨンカーズ(Yonkers)に行くこともなく,なんて醒めた人間になったんだ私は,と思いましたよ。

あの時代に骨の髄まで感じていたDMX愛はどこにいっちまったんだ?!と。

いま,TIDALでDMXを爆音で流しながら,これを書いています。

ついついなつかしくなっちまって,DMXについて書いてしまいました。

それが,こちらこちらこちらです。

DMXよ,あんたが俺の心の奥底に残してくれた遺産は,最近は表現することがなかったけどよ,心の奥底にそのまんまあったことは確かだ。1998年以来,23年間,消えることなく。23年間消えなかったから,このまんまおそらくずっと消えることはないだろうな。新しいラッパーが生まれてきても,ケンドリック・ラマーや21 Savageなんていうラップがそこそこ上手いヤツらが出てきても,DMX,おまえは俺の心の奥底に生きたままだ。昔も今も。

(文責:Jun Nishihara)