PUSHA T、アービーズ(Arby’s)のCMでラップする。

Arby’s Exterior

ローストビーフ・サンドイッチで有名な米ファースト・フードチェーン=アービーズ(Arby’s)のCMにPUSHA T(プッシャ・T)がArby’s用に作詞したラップ曲を引っ提げ登場しました。強敵=マクドナルド(McDonald’s)を相手にディスり、どれだけArby’sが優れているかについてスピットします。

Arby’sの公式YouTubeアカウントからどうぞ。

(文責:Jun Nishihara)

【永久保存版】アリシア・キーズの公式YouTube上にて、ジェイ・Zの名曲をピアノで演奏した際のステージパフォーマンス(18分間)映像を公開。

標題のとおりですが、こんな貴重なライヴ映像を公式YouTube上に掲載してくださるとは。アリシア・キーズ(Alicia Keys)及びアリシアの関係者に感謝!ジェイ・Zがデビューした1996年からジェイ・Zの音楽を(アリシアと同じく)聴いてきた私としては、感慨深いものがあります。

18分じゃ足りないですね。
Jayの音楽に関しては、18時間ぶっ続けで聴いても、全く飽きないのは、どうしてなのでしょう。これは10代の頃からそうで、1日中寝ずにHOVを聴いていた頃の記憶が甦ります。

いま縁があってNYに滞在しておりますが、アリシアが冒頭で演奏する楽曲「Dead Presidents」(アルバム『Reasonable Doubt』収録)については、20年以上前に私がNYに住んでいた頃にヘッドフォンで流しながら、NYの地下鉄なりMetroバスに乗っていた頃に聴いていた曲で、その時代の生活や、生きていた環境、におい、気持ち、太陽、家の近くにあったSpanish Restaurant、友達と外出した時のこと、お金がなくて困っていた頃のことなどなどが、もう鮮明に浮かんできます。

あと、上記映像の中で、ジェイ・Zとザ・ネプチューンズ(The Neptunes)の曲「I Just Wanna Love U (Give It 2 Me)」に移行する瞬間!!!ジェイはよくインタビューで話していたことがありましたけど、「その移行(segue = transition)最高だね」と。まさにこれが「その移行」ですね。

実は、これ、今、午前3時に書いています。寝ることもせずに、Jay-Zの音楽ばかりを聴いていた時代を思い出します。音楽のサブスクリプションが無い時代ですからね、CDに穴が開くくらい同じCDを聴きまくらないと、他に聴くものが無かった時代ですから、というのは言い過ぎかもしれませんが、少なくとも、手を伸ばせば、簡単に他のアーティストの音楽が手に入った時代では無かったですから。

(文責:Jun Nishihara)

Guess who’s back? ご無沙汰してました、カンザス出身のラッパー=XV。

アメリカ西南部に位置するカンザス市を故郷とするラッパーがいます。
名はXV。
緑色のバックパックを背負ってラップビデオに出ていたことから「MC with a green backpack」と呼ばれ、ジャスト・ブレイズ(Just Blaze)プロデュースのめちゃめちゃかっこいいラップ曲をリリースしました。それが2011年頃。

それからあまり世に目立つことは無く、静かに身を潜めてきましたが、この度、久しぶりにミックステープ『Winter Wolves』をリリースしました。

まずは2011年にリリースした「Wichita」はこちら。

そして今般リリースしたミックステープ『Winter Wolves』から収録楽曲を2、3、以下のとおり掲載しておきます。

XV – “Wolf in Sheepskin”

XV – “Matthew 7:15”

XV – “Road Less Travelled”

おまけとして、2011年にリリースした「Awesome」も掲載しておきます。
今回のミックステープ『Winter Wolves』とは雰囲気が全く異なっています。

(文責:Jun Nishihara)

Megan Thee Stallion 及び Dua Lipa による新曲「Sweetest Pie」登場。

前回のLattoに続いて、今回はMegan Thee Stallion(メーガン・ジー・スタリオン)及びデュア・リパ(Dua Lipa)です。メーガン・ジー・スタリオンについては、本サイトで幾度となく取り上げました

ヴィジュアルのコンセプトはメーガンによるもの。3月11日(金)にMVとともにリリースされました。

Megan Thee Stallion & Dua Lipa – “Sweetest Pie”

(文責:Jun Nishihara)

Lattoの新曲「Wheelie」、妖麗な姿でMV登場。

Jermaine Dupri(ジャーメイン・デュプリ)という音楽界の「生きた化石」のようなHip-Hopプロデューサーがおりますが、そのデュプリ(以下、J.D.)が主催の「次世代ラッパー発掘TV番組」=『The Rap Game』のシーズン1を飾る優勝者がMiss Mulatto(現在、Lattoに改名)です。

Latto(ラトー)については、こちらでも取り上げたことがありますが、現在もその人気とラップスキルとエロさはグングン伸び上昇中です。

この週末に、1曲、リリースしましたので、掲載しておきます。また、相棒の21サヴェッジ(21 Savage)のラップがたまんねぇですね。

Latto feat. 21 Savage – “Wheelie”

(文責:Jun Nishihara)

ロバート・グラスパーの“Black Radio”シリーズの第三弾『Black Radio III』リリース。

『Black Radio III』のリリース前に米NBC局の「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」でロバート・グラスパー(Robert Glasper)と仲間たちがシングル曲「Black Superhero」をお披露目しました。

Robert Glasper feat. Rapsody, BJ the Chicago Kid, Amir Sulaiman, DJ Jazzy Jeff

上記ライヴの冒頭で重要と思われるワンセンテンスのみ、訳しておきます。
アルバムの冒頭でもこのセンテンスが繰り返し出てきます。本アルバムを聴くにあたって理解しておくべき1文です。

We don’t play music / We pray music

音楽は遊びではなかった、音楽は祈りだった

過去形に訳すか、現在形で訳すかは、同文が語られるコンテキストに拠るのですが、つまり、この1文は「現代アメリカで黒人が差別的に殺されるという現実」に始まり、500年以上続いた奴隷制度まで遡り、トウモロコシ畑で過酷労働を強いられていた私たちの先祖が「歌ってきた」音楽は「決して遊びではなく、あれは私たちにとって「祈り」であった」、というコンテキストで語られているものです。「あの音楽は私たちにとって何であったのか」を事後的に得心した(もしくは奴隷として亡くなっていった先祖たちの魂が往生できるように納得させた)きわめて核心的なところに触れた1文であると思料いたします。これは、本アルバムを聴くにあたって重要な部分であるので、まずは訳しておこうと思った次第です。

さて、アルバムから収録楽曲を3曲、掲載しておきます。

“Better Than I Imaginged” by Robert Glasper feat. H.E.R., Meshell Ndegeocello

“Everybody Wants To Rule The World” by Robert Glasper feat. Lalah Hathaway, Common

“Forever” by Robert Glasper feat. PJ Morton, India.Arie

(文責及びキュレーティング:Jun Nishihara)

NIGO AKA ニゴさん AKA 二号さん & プッシャT(Pusha T)の新曲「Hear Me Clearly」リリース。

この2000年初期を彷彿とさせるめちゃめちゃカッケー新曲「Hear Me Clearly」リリース。
NIGOさんとPusha Tの仕業(シワザ)。

サビの部分、Pusha Tはこう繰り返します。

Hear me clearly
If y’all niggas fear me
Just say y’all feel me
Fuck all these fairy tales

聴け、じっくりと
畏(おそ)れ、俺のこと
感じるか、このビート
クソ喰らえだぜ、オトギバナシの野郎ども

音源を以下に掲載しておきます。

Pusha T & NIGO – “Hear Me Clearly”

(対訳及び文責:Jun Nishihara)

アリシア・キーズ(Alicia Keys)のニューアルバム『KEYS』から数曲掲載。

アリシア・キーズ(Alicia Keys)が昨年12月にニューアルバム「KEYS」をリリースしておりますので、同アルバムから収録楽曲を数曲掲載しておきます。

まずはマイク・ウィル・メイド・イットがビートプロデュースを手掛け、同アルバムのリードシングルとしてリリースされた「LALA (Unlocked)」です。

続いてHip-Hop界の大物プロデューサーであり、アリシア・キーズの旦那であるスウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)をカメオに迎えたMV(楽曲名は「Best of Me」)です。ビート・プロダクションはこちらもマイク・ウィル・メイド・イットの仕業。RCAレコーズから2021年10月28日にシングルカットされ、リリースされました。シャーデー(Sade)の「Cherish The Day」を下敷きにサンプリングとして起用しております。

次は、Pusha Tをフィーチャリングに迎えた「Plentiful」です。

最後にこちら。
アリシア・キーズが今回のアルバム『KEYS』をリリースするにあたって、”KEYS: A Short Film”と題してドラマ風の動画を配信しましたので掲載しておきます。

(文責:Jun Nishihara)

レイアナ・ジェイ(Rayana Jay)のニューアルバム『Last Call』はムードたっぷりのR&Bミュージック。

レイアナ・ジェイ(Rayana Jay)については、当サイトでも数回取り上げました

そのレイアナ・ジェイが本年1月28日にニューアルバム『Last Call』をリリースしましたので、同アルバムの収録楽曲を幾つか掲載しておきます。

Rayana Jay – “Intro”

Rayana Jay – “Last Call”

Rayana Jay – “Blame It”

なお、以下の動画については、2020年6月にこちらのページでも取り上げましたが、久しぶりに再掲しておきます。

(キュレーティング:Jun Nishihara)