出ました、プッシャ・Tのニューアルバム『It’s Almost Dry』!

1曲目からファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)の怪しげなビートでスピットするプッシャ・T(Pusha T)です。

1曲目:Pusha T (prod. by Pharrell Williams) – “Brambleton”

2曲目も引き続きファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)のイカレたビートでスピットする同じくプッシャ・T(Pusha T)。

2曲目:Pusha T (prod. by Pharrell Williams) – “Let the Smokers Shine the Coupes”

大ボスが出現したシーンでかかりそうな音楽です。なんじゃこれは。

アルバム全体的に、ファレルとカニエのビートで創作されているという、なんとも贅沢な仕上がり。

●ファレル(Pharrell)が手掛けたビートの楽曲番号:1、2、4、8、9、11
●カニエ(Kanye)が手掛けたビートの楽曲番号:3、5、6、7、10、12

全楽曲12曲で構成されているアルバム中、丁度ファレルとカニエで半々(6曲)ずつ手分けしてプロデュースしたアルバムという構成です。

ファレルとカニエの音の違いを聴いてみるだけでもおもしろいアルバムですが、プッシャ・T(Pusha T)が描き出すイメージを想像して聴いてみるのも良いでしょう。

飛んで、こんどはカニエ・ウェスト(Kanye West)制作のビート、12曲目の「I Pray For You」を掲載しておきます。

(文責:Jun Nishihara)

コーチェラ(Coachella)でケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)登場。

先々週末及び先週と2週に亘って米国カリフォルニア州コーチェラで開催されたアメリカ最大のミュージック・フェス=Coachella(コーチェラ)ですが、ヒップホップ・ヘッズにとって最大のサプライズの1つは、4月22日(金)、ベイビー・キーム(Baby Keem)のステージにケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)が登場したことでしょう。(因みに、ベイビー・キーム(Baby Keem)は今年4月3日に開催されたグラミー賞でケンドリック・ラマーをfeat.した楽曲「family ties」において、「Best Rap Performance(ベスト・ラップ・パフォーマンス)賞」を受賞しました。)

ケンドリック・ラマーが登場したステージがこちらです。

因みに、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)は、自身のpgLangレーベルをとおして、全世界が待望する次のアルバムのリリース日を以下のとおり発表したところでした。それも先週の大ハイライトの1つ。

ニューアルバムのリリース予定日は2022年5月13日。タイトルは『Mr. Morale & The Big Steppers』。
moraleというのは「士気、意気込み、気力」という意味で、ビッグ・ステッパー達の中で異彩を放つ一人のMr. Morale野郎。倫理を意味するモラル(moral)とは異なりますのでご注意を。

因みに、我らがメーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)のステージの映像を2件、掲載しておきます。

Megan Thee Stallion – “Plan B”

Megan Thee Stallion – “Megan’s Piano”

なお、ついでに、2022年のコーチェラ(Coachella)フェスでの見どころはいろいろありますが、livestreamを介し、生で観ていて、最も演出的に凄まじかったのは、マデオン(Madeon)でした。画面越しだとパイロテックスやライティングが物凄く、目が痛かったのですが、いや、しかし、これもマデオンが創る意図的な世界だったのだと、彼が創る音楽の世界に全く魅了されてしまいました。

https://youtube.com/shorts/GlW8Rwwvt7I?feature=share

最後に、コーチェラ(Coachella)での注目度は低かったですが、コアなファンは勿論こちらも観てました。フレディ・ギブス&マッドリブ(Freddie Gibbs & Madlib)のステージです。

Freddie Gibbs & Madlib – “Something to Rap About (Live at Coachella 2022)”

(文責:Jun Nishihara)

DJキャレド「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」を授かる。

当サイトではおなじみのDJキャレド(DJ Khaled)、ついに「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム(Hollywood Walk of Fame)」の星を授かりました。


(左から、ファット・ジョー(Fat Joe)、ディディ(Diddy=Puff Daddy)、DJキャレド(DJ Khaled)、ジェイ・Z(JAY-Z))

その一部始終はこちらです。タイムライン01:45にジェイ・Z(Hov)が出てきた時は拍手喝采です。

(文責:Jun Nishihara)

さらに再び、アトランタ出身の最近ノッてる女子MC=LATTO深夜バラエティ番組登場!

ラトー(LATTO)については当サイトにて、ここでも、ここでも、さらにここでも、掲載いたしましたので、紹介はもう不要かと思います。

そのラトーが、いよいよ、全国ネットのTV番組に登場しました。本年(2022年)4月7日(木)の深夜バラエティ番組である「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」に於いて、全米TVネットワークで新曲を披露しましたので、下記に掲載しておきます。

Latto – “Sunshine” & “Big Energy” (Medley) (from The Tonight Show Starring Jimmy Fallon)

(文責:Jun Nishihara)

フィナーレ・シーズンの「The Ellen DeGeneres Show」でアリシア・キーズが「City of Gods (Part 2)」を披露。

エレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)の「The Ellen DeGeneres Show(邦題:エレンの部屋)」が本年2022年に幕を閉じます。2003年から19年間続いているゲストを迎えてのトークショー(&バラエティー)番組です。シットコムとかドラマとかとは桁違いの回数が放映されており、1シーズンにつき、普通のアメリカのドラマやシットコムでは通常1時間のドラマが多くて30エピソード程詰め込まれていますが、この「The Ellen DeGeneres Show」は平日毎日放送されていますので、1シーズンの放映回数はなんと160エピソード~180エピソード程あります。1エピソードにつき40分間程のエアタイム。放送回数は2022年4月1日時点で計3,255エピソード。ドラマやフレンズなどのシットコムを「全エピソード観た」という人はよくいらっしゃいますが、この「The Ellen DeGeneres Show」を全エピソード観たという人はなかなかいないでしょう。

その「The Ellen DeGeneres Show」が本年2022年5月26日を最終日(最終回)として、幕を閉じます。

2022年4月7日、「The Ellen DeGeneres Show」で、アリシア・キーズ(Alicia Keys)が新曲「City of Gods (Part 2)」を引っ提げ、ゲストアーティストとして出演しましたので、下記に掲載しておきます。

(文責:Jun Nishihara)

アリシア・キーズのソロ楽曲「City of Gods (Part 2)」リリース。

原曲は、ファイヴィオ・フォーリン(Fivio Foreign)、カニエ・ウェスト(Kanye West)そしてアリシア・キーズ(Alicia Keys)の大御所3名がそろってタッグを組んだ楽曲「City of Gods」でしたが、先週4月7日(木)にアリシア・キーズ(Alicia Keys)のソロ楽曲として、彼女自身がピアノでメロディを演奏している「City of Gods (Part 2)」がリリースされましたので、下記掲載しておきます。

Alicia Keys – “City of Gods (Part 2)”

(文責:Jun Nishihara)

前回に引き続いてNIGOさんについて。そしてKid CudiとのMV。

前回、NIGOさんについて少し書かせていただきました。

書いていて思いましたが、2003年6月にリリースされたファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)率いるThe Neptunesの「Frontin’」のミュージックビデオに、ニゴ(NIGO)さんが登場しているの、知ってます?当時(2003年)、私はNYに住んでいましたが、(まだYouTubeがない時代)、あらゆるサイトを探して、「Frontin’」のビデオを観ておりました。そうすると何か日本人みたいな人がカメオで出演している、と。2004年、2005年頃に、BAPEはすでにヒップホップヘッズの間で人気でしたので、私は少し遅れて2006年頃に、その人がNIGOさんということを知りました。

それにしても、年取らないですね、NIGOさん。当時と同じ若さ!いまだに、お若い!
そこらへん、ファレルみたいですね(笑)。ファレルもNIGOさんもお年を取らない。

キッド・カディ(Kid Cudi)とのビデオもありますので、以下掲載しておきます。

Kid Cudi & NIGO – “Want It Bad”

(文責:Jun Nishihara)

(通常このタイミングではUPしないですが、ジェイが出たので、こちらも出します。)PUSHA T 及び JAY-Z 及び Pharrell Williams による楽曲「Neck & Wrist」リリースされました。

PUSHA T
JAY-Z
Pharrell Williams

この3人がタッグを組んで、昨晩(米国東部時間夜中の0時に)「Neck & Wrist」をリリースしましたので、こちら掲載しておきます(するしかないでしょう)。

まぁ、これをwoofer付けた車体で、ベース音を爆音にしてかけたら、えらいことになるのはわかります。誰か試してみてください。

(文責:Jun Nishihara)

Pusha T及び二号(NIGO)さんによる「Hear Me Clearly」オフィシャルMV出る。

これまでは滅多にオモテに顔を出されなかったNIGOさんですが、最近、米ラップアーティスト(特にAWGE周辺)のMVで頻繁に顔を出されています。NIGOさんを知っているとアメリカでは「知る人ぞ知る」という存在の扱い=“I Know Nigo.”がなされており、同じ日本人として誇り高き思いです。それもそのはずで、Pusha TやA$AP Rocky、はたまたTyler, the Creator達がデビューするずっと前から、NIGOさんはファッション業界の(ヒップホップファッション業界の)大物でしたから。すでに。2006年に音楽業界の関係者と話した際に、Ne-YoがA Bathing Ape(Bape)の渋谷ストアに立ち寄って、こう話したと聞きました。音楽業界関係者「この方を知ってる?」、Ne-Yo「いえ、知らない」とNe-Yoが言っていた(2006年当時っていうのはNe-Yoが超ヒットしたシングル曲「So Sick」でノリに乗っていた時代です)と。

あれから16年の年月が経ち、2022年。Ne-Yoの名前はもう聞かなくなりましたが、NIGOさんについてはまさに“これから”という勢いです。ヒップホップ、否、そんなジャンルとか関係なく、すでにファッション業界全体の大ベテランであるNIGOさんが“これから”というトテツモナイ凄み。どんだけ現役でいらっしゃるのか、という。リスペクトならぬリスペックの極みです。

さて、そのNIGOさんとのコラボレーション曲である(もう今の時代、コラボするのは必ずしもラッパーである必要はないのです。そういう独創性。)Pusha Tの「Hear Me Clearly」の公式MVが出ましたので、以下掲載しておきます。

Pusha T & NIGO – “Hear Me Clearly”

(文責:Jun Nishihara)

再び、アトランタ出身のラトー(Latto)のフリースタイルを3件。

以前、ラトー(Latto)について書きましたが、彼女は最近ノリに乗っているので、このまま勢いを継続させるという意味合いから、引き続いてフリースタイルを3件、掲載しておきます。

1.NYのヒップホップ&R&Bラジオ局=HOT97のファンクマスターフレックスの「Funk Flex Freestyle」に登場したラトー(Latto)をどうぞ。

2.LAのヒップホップラジオ番組=L.A. Leakersでフリースタイルした彼女をどうぞ。

3.コダック・ブラックのシングル曲「Super Gremlin」をフリップしたフリースタイル「Super Gremlin Freestyle」をどうぞ。

(文責&キュレーティング:Jun Nishihara)