DJキャレドのアルバム『GOD DID』から生まれたのは,収録楽曲「God Did」のみでなく,カニエとエミネムのコラボレーションも誕生させた。

前回,こちらで「GOD DID」のグラミー賞ノミネートについてお伝えしましたが,アルバム『GOD DID』から生まれたのはタイトルトラックの「God Did」のみではなく,カニエ(改めYe)及びエミネムのコラボも誕生させました。

カニエの鼻歌で冒頭始まる楽曲は,Hip-Hopビートメイカーの世界における天才(Ye)とラップ・ゴッドと呼ばれた鬼才(エミネム)のコラボレーションです。まぁ,この二人を組み合わせることを思いつき,そして実際にそれを成し遂げるのは,DJ Khaledくらいしかいない,と思います。それがこのDJ Khaledの良いところであると。彼のパーソナリティというかキャラクターというか,それがこの二人を組み合わせることになるし,もっと広い観点から見ると,その彼の独特のセンスがアルバム『GOD DID』全体を流れる畝りであるとも思います。

その楽曲がこちらです。

DJ Khaled feat. Kanye West & Eminem – “USE THIS GOSPEL”

(文責:Jun Nishihara)

グラミー賞HIP-HOP関連部門総ナメ=DJキャレドのアルバム『GOD DID』

今年2022年,DJキャレド(DJ Khaled)のアルバム『GOD DID』及び収録楽曲が来年2月に開催されるグラミー賞HIP-HOP部門において,5部門でノミネートされることに決まりました。

【2023年2月開催グラミー賞ノミネート部門:DJ Khaledアルバム『GOD DID』】

  1. Song of the Year(ソング・オヴ・ザ・イヤー)
  2. Best Rap Song(ベスト・ラップ・ソング)
  3. Best Rap Performance(ベスト・ラップ・パフォーマンス)
  4. Best Rap Album(ベスト・ラップ・アルバム)
  5. Best Melodic Rap Performance(ベスト・メロディック・ラップ・パフォーマンス)

なお,DJキャレド自身は上記の他にも,メアリー・J・ブライジが今年リリースしたアルバム『Good Morning Gorgeous』制作に関わったことにより,同アルバム(『Good Morning Gorgeous』)が Best Album of the Year にノミネートされることで,合計6部門のノミネートとなりました。

そのグラミー賞にノミネートされたアルバムのタイトルトラックである「God Did」を掲載しておきます。

DJ Khaled feat. Rick Ross, Lil Wayne, JAY-Z, John Legend & Fridayy(共演者多!!DJ Khaledらしい!) – “God Did”

(文責:Jun Nishihara)

2022年10月、この男、もフリースタイルを出す。

これまでファボラス(Fabolous)のフリースタイルをぶっ続けにアップしてきましたが、ついにあの男、NYCでREMIXというコトバを誕生させた男=ディディ(Diddy AKA Puff Daddy)がフリースタイルを出しました。ドクター・ドレー(Dr. Dre)とスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)の「Nuthin’ But A G Thang」を下敷きにしたものです。こちらに掲載しておきます。

Diddy Freestyle(隣にYung Miami連れて、チルしてラップ)

(文責:Jun Nishihara)

2014年にグラミー賞を受賞した Snarky Puppy と Lalah Hathaway による「Something」のパフォーマンス。

2014年のグラミー賞で「Best R&B Performance」を受賞したスナーキー・パピー(Snarky Puppy)とレイラ・ハサウェイ(Lalah Hathaway)の映像を下記に掲載しておきます。これはアルバムとか、シングル曲に対する受賞ではなく、「パフォーマンス」そのものに対する受賞であります。商品として陳列棚に並べられているものではなく、ステージ上でのパフォーマンスがいかに素晴らしいかを物語っています。下記映像を観ていただくと受賞した理由に納得いただけるかもしれません。

Snarky Puppy & Lalah Hathway – “Something”

(キュレーティング:Jun Nishihara)

NYのスタバで流しても違和感無いNY出身のラッパー3人抜粋

先週末土曜日の夜,NYマンハッタンのダウンタウン市街地グリニッチ・ヴィレッジにあるスタバ・リザーブ(Starbucks Reserve)に行ってきました。

17時頃からコーヒーを飲みながら作業をしていたのですが,19時頃(21時に閉店)からケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)のアルバム『To Pimp A Butterfly』が曲目順に流れ始めました。(閉店間際になってきたので,スタッフの好みでアルバムそのものを流していたのでしょう。)そこで思ったわけです。ケンドリック・ラマーはラッパーであるにもかかわらず,アルバムを1枚まるごと流しても,スタバのBGMとして成立する,と。

こんなラッパーは滅多にいないのではないでしょうか。

ということで,ケンドリックはご存じのとおりL.A.コンプトン出身ですが,「NYのラッパーでアルバムをまるごと流しても違和感無いだろうラッパーがNYにも3人はいる説」を証明してみたいと帰り道,考えました。

条件として,そもそもスタバで流すためには,①ラップの勢いに身を任せるようなラッパーではスタバの雰囲気に相応しくない,というのと,②いわゆるswear wordsと呼ばれる放送禁止用語ばかりを連発するようなラッパーも相応しくない,ということで,ビート,メロディー,リリックなどを総合的に判断した結果,次の3名が相応しいという結論に至りました。

1人目:クイーンズ出身のナズ(Nas)
2人目:こちらもクイーンズ出身のLLクールJ(LL Cool J)
3人目:お隣の州ですが,ニュージャージー出身のローリン・ヒル(Lauryn Hill)

つまり,ニュージャージー出身のアーティストを入れなければいけないほど,NYだけでスタバに相応しいラップをしているアーティストを集めるのは至難の業,ということがわかりました。

では,それぞれどんな曲がスタバに相応しいと言えるのか,2曲ずつほど選曲してみます。

まずは1人目:Nas

Nas – “Rare”

Nas – “Life Is Like A Dice Game”

そして2人目:LL Cool J

LL Cool J – “Hey Lover”

LL Cool J – “Loungin”

最後に3人目:Lauryn Hill

Lauryn Hill – “Nobody” ← これはNasとのコラボレーション作です。

Lauryn Hill – “Can’t Take My Eyes Off Of You”

Lauryn Hill – “Doo Wop”

ローリン・ヒルといえば The Fugees ですので,おまけとしてこちらもNYのスタバで流れていても全く違和感を感じないので,掲載しておきます。

The Fugees – “Ready Or Not”

(文責&キュレーティング:Jun Nishihara)

アゲイン!ファボラス(Fabolous)のフリースタイル(その3)

コイツ,最近,毎週のようにフリースタイルを出しています。なので,こちらとしても毎週のようにファボラス(Fabolous)を取り上げずにはいられない!

ファボラスです。今週も,ファボラスです。

90年代後半にデビューしたというベテランにもかかわらず,ラップスタイルが若い!

ということで,先日,ファボラスが中東アブダビへ出張?旅行?した際の「復習(recap)」ということで,今週リリースされたファボラスのフリースタイル,載っけておきます。(ちなみに,アブダビは,アラブ首長国連邦(United Arab Emirates)の首都です。)

Fabolous – “Fabu Dhabi Recap”

(文責:Jun Nishihara)

REMIXという概念はコイツが創始した=パフ・ダディことP.ディディがイマ旬のYung MiamiとAshantiを迎え2022年の名曲「Gotta Move On」のREMIXを発表

シティ・ガールズ(City Girls)の片割れであるヤング・マイアミ(Yung Miami)(下記MVの冒頭でエロい格好で踊る女(ちなみに「穿いてます」))と,R&B界の大御所である(2001年に日本でも明石家さんまちゃんが大好きと言っていたアルバム『Ashanti』でデビューしたその名のとおり)アシャンティ(Ashanti)を迎え,米ヒップホップ界の“ビッグ3”の一人であるパフ・ダディことP.ディディ(P. Diddy)が今年だいぶ流行った楽曲「Gotta Move On」のREMIXをリリースしました。(ちなみにのちなみに,City Girlsのヤング・マイアミは最近こちらのTV番組を放映開始して,アメリカの若者女子に大人気であります。)

それがこちらです。

Diddy feat. Bryson Tiller REMIX with Yung Miami & Ashanti – “Gotta Move On REMIX”

ちなみに下記のMVはニューヨーク市で撮影されました。こうして観ると,ニューヨークに住んでいるのもわるくないと思ってしまいます。ここにいられることに感謝。

(文責:Jun Nishihara)

引き続き,ファボラス (Fabolous) 関連を(其ノ弐)

先週,こちらのリンクのとおり,ファボラス(Fabolous)について掲載したばかりですが,今週もファボラスは新曲フリースタイルを出しましたので,掲載しておきます。

Fabolous – Gotta Move On Remix (FREESTYLE)

ちなみに,懐メロのファボラスも以下載せておきます。2013年にリリースされたクリス・ブラウン(Chris Brown)とのコラボレーション曲です。

Fabolous feat. Chris Brown – “I’m Ready”

(キュレーティング:Jun Nishihara)

2022年最高の楽曲の幾つかを作り上げたファボラス(Fabolous)最近の動向を。

最近、ファボラス(Fabolous)が動いています。
そのファボラスの新曲(というかフリースタイル楽曲)を5曲掲載しておきます。これ、重要。
(ファボラス好きやなぁー、と、連れに言われそうですが。まぁ20年余りのキャリアがあるにもかかわらず、あんまりアルバムをリリースするヤツでもないので、2000年代前半に聴きまくってた人間としては、断片的にファボラスが楽曲を出すのを聴いてはアルバムを渇望しているという状況。いつ次のアルバムを出してくれんのや、と待ち望んでる状況。)

Fabolous feat. Dave East – “Bach To Bach”

Fabolous – “Easy Freestyle”

Fabolous – “Ups & Downs Freestyle”

Fabolous – “Reposado Poetry”

Fabolous – “1 Thing Freestyle”

デビューから20年超、ファボラスのフロウは不老不死。キレのあるパンチライン、節々に。チルにカマして、この世を風刺。ついてこれてっか、fool, shiiit.

(キュレーティング:Jun Nishihara)