最近のファボラス(Fabolous)の動向を。

最近、ファボラス(Fabolous)が動き始めています。

約1年半前にここでも書きましたが、ファボラス(Fabolous)っていうのは、ファボラス(Fabolous)全盛期にNYで生活した我々世代にとって、特別な存在なのです。若干贔屓な目で見てしまうアーティストなのです。

そのファボラス(Fabolous)がフリースタイルをいくつか出していますので、掲載しておきます。

まずは「No Bobby V」by Fabolous
「No Bobby V」のミュージックビデオはこちら

次に「Cheerio Freestyle」

続いてジム・ジョーンズ(Jim Jones)とのコラボ曲「COKE ZERO」

最後にレッド・カフェ(RedCafe)、フレンチ・モンタナ(French Montana)とのコラボ曲「Spirit of Ecstasy (Whole-Lotta)」

少し話は逸れますが、ファボラス(Fabolous)とジェイダキッス(Jadakiss)がコラボレーションアルバムをリリースした際に出したシングル曲「SOUL FOOD」のミュージックビデオで、ファボラスとジェイダキッスの子どもの頃の映像を映し出すシーンがあるのですが、その役としてファボラス自身とジェイダキッス自身の子ども(息子)を起用している、って知ってました?これ、本物の実子なのです。ふたりとも、お父さん似ですね。

(文責:Jun Nishihara)

ケンドリック・ラマー『Mr. Morale & The Big Steppers』出た。現時点での印象について。

米国時間5月13日(金)午前0時に、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)の新盤『Mr. Morale & The Big Steppers』がリリースされました。

現在こちらNYは14日(土)午前11時ですが、リリースされて1日が経ち、少しおちついて聴き始めることができている状況です。

聴き始めてまだ時間は経っておらず、聴く回数も追いついておらず、全く理解もできておらず(というか、これから)というこの段階で本アルバムについて書くことはまだ何も無いのです。

ただひとつ受けた印象といえば楽曲「Worldwide Steppers」で「全てを捨てた」、ということ。この楽曲をぶち込んだことにより、本アルバムに対するグラミー賞の期待を捨て、世の中の評論家が下すアルバムに対する評価なんて気にしない、まさか2度目のピューリッツァー賞なんて求めていない、ということを世に発表したような印象を受けた。このリリックをあえてスピットすることにより、ポリティカルコレクトネス(PC)に沿った評価を下す世の当局・政府・国・評論家軍団の期待を裏切った、ということ。評価の対象ではなくなった(というかケンドリック側から、評価の対象とされることを断った)ことにより、あとは(4曲目以降は)ケンドリックの思うがまま自由に羽ばたいて芸術作品を作ることができるようになった、ということを示唆している印象を受けた。

世の中がどういった評価を下すか気にして作った音楽なんておもしろくないので、世界中の「steppers」へ向けた楽曲を1つぶち込むことにより、ステップをしない評論家を遠ざけたアルバムにした、ケンドリックの意志がこちらに伝わった。

欲張ってもうひとつ言えることがあるとすれば、成長。
ジェイ・Zにおける『4:44』が、ケンドリックにおける『Mr. Morale & The Big Steppers』であるように見受けられる。が、それにしても成長のスパンが短すぎるように思う節も正直ある。ジェイ・Zに関しては、デビュー後21年目に『4:44』をリリースした。公式アルバム13枚目。ケンドリックに関しては、デビュー後10年目に本アルバムをリリースした。公式アルバムとしては5枚目。世代も変わり、成長のスパンも短期化しているのかもしれない、という印章を受けた。(アルバムリリース前夜の楽曲「The Heart Pt.5」では、あらゆる人に入れ替わって、人生についても語った。それも成長の一部と見ることができるかもしれない。)

ということで、今のところはこの2つです。
①評論家の期待に対するケンドリックによる意図的な裏切り
②ケンドリックの成長

2022年5月14日(土)時点では以上です。
引き続き本件アルバムに対する思想は変わりゆくかもしれませんが、記録しておきます。

(文責:Jun Nishihara)

ブラック・スター(black star)再結成!ヤシーン・ベイとタリブ・クウェリ。

1998年に当時モス・デフ(Mos Def)という名で活動していたブルックリン出身の天才MCが同じくブルックリン出身の同輩であるタリブ・クウェリ(Talib Kweli)とユニットを組み、ブラック・スター(Black Star)という名で1枚の名盤アルバムをリリースしました。

それが・・・

『Mos Def & Talib Kweli are Black Star』というアルバムでした。

あれから24年の年月を経て、ふたりは再結成。もっともモス・デフ(Mos Def)は改名していまやヤシーン・ベイ(Yashiin Bey)という名であまり公には顔を出さずに活動をしています。タリブ・クウェリ(Talib Kweli)はヤシーンとは対照的で、引き続きアルバムをリリースしており、直近では昨年(2021年)4月に『Gotham』(ゴッサムシティ=ニューヨークシティ)を出したばかりでした。

その盟友ふたりが再結成したブラック・スター(black star)として新たにリリースしたのが、こちら。

タイトルは『no fear of time』。
「時間を怖がらない」(時間が経つのを怖がらない)という意味ですが、まさにこのふたりは今やHIP-HOP界で長年生き残ってきた言わば大ベテラン・アーティストです。もう「ラッパー」と呼ぶには年を取りすぎている(ヤシーンは49歳、クウェリは47歳)。「若者」とは言えない。ラップ(Rap)じゃなくて、ヒップホップ(Hip-Hop)と呼ぶのがしっくりくる年代。ラッパーではなく、MCと呼ぶのがしっくりくるふたり。

そのふたりがどのような音楽を作るのか。
ここで聴けます(↓)(注:Luminaryという米ポッドキャストをサブスク必要ありますのでご留意を。)

Luminary Podcasts

ご参考までに、楽曲1「o.G.」を掲載しておきます。

このカッコ良さは、昔からMos Def及びTalib Kweliを聴いてきている人にはすぐわかります。このケイダンス(cadence)と間の取り方、スワガー(swagger)、その他諸々、この辺の奥行き、奥深さは、最近の若手ラッパーが出す作品ではあまり楽しめないので、ベテランのMCならではの楽しみ方のひとつではあると思います。

(文責:Jun Nishihara)

【速報】ケンドリック・ラマーの「The Heart Pt. 5」出た。

標題のとおりです。こちらです。
2017年にHIP-HOPの歴史を塗り替えることとなった史上非常に重要なHIP-HOP名盤アルバム『DAMN.』をリリースした時と同じく、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)は今回もアルバムリリースの前触れ(前兆)として「The Heart Pt.5」をリリースしました。

再生回数、話題沸騰、巷ではエラいことになってます。
この衝撃、あれから5年ぶり。久しぶり。

(文責:Jun Nishihara)

ヒューストン市長により、「メーガン・ジー・スタリオンの日」が発表されました。

当サイトでも頻出しているメーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)関連を1点、共有いたします。

ヒューストン市長の発表により、2022年5月2日は、出身地ヒューストンに於いて「メーガン・ジー・スタリオンの日(Megan Thee Stallion Day)」と定められました。

地元のABCニュースで取り上げられましたので、掲載しておきます。

(文責:Jun Nishihara)

ここへ来てフューチャー(Future)のアルバム『I NEVER LIKED YOU』がリリース!

5月にニューアルバムをリリース予定のケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)へ告ぐ。
フューチャー(Future)が出したこのアルバム『I NEVER LIKED YOU』を聴いて、慄くが良い。このアルバムを凌ぐことは相当難しいぜよ。

と、若干挑戦的な出だしで始めてみました。

プッシャ・T(Pusha T)のアルバムの次はケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)のアルバムだな、と思っていた諸君。

あいだにフューチャー(Future)がぶち込まれてきました。しかも、今回、クオリティ、かなり高めです。

2曲、掲載しておきます。
この2曲だけでは、アルバム全体の良さが伝わらないかもしれない。
というくらい、質は高いです。

まずは、カニエ・ウェスト(Kanye West)をfeat.したこの楽曲 - 「KEEP IT BURNIN」です。
カニエのヴァースが狂気の沙汰。
何回、set it offいうんやと。
フューチャーのふざけたbankのところとかね。
完全に真剣にラップやってるやつらをあざ笑うが如くの余裕さで恰好良い。

先週金曜日(4/29)にオフィシャルミュージックビデオが出ました。

2曲目は雰囲気がガラッと変わって、バラード系を。
ドレイク(Drake)及び最近ドレイクのアルバム『Certified Lover Boy』でもfeat.されたナイジェリア出身のソウル・シンガー=テムス(Tems)をfeat.した楽曲「WAIT FOR U」です。

Future feat. Drake & Tems – 「WAIT FOR U」

おまけに、調子に乗ってもう1曲。

Future – 「LOVE YOU BETTER」

先日リリースされたPusha Tの『It’s Almost Dry』アルバムとは景色/毛色は全く異なりますが、いずれも、2022年トップ10に余裕で入るというアルバムがはやくも登場してしまいました。

益々、ケンドリックのアルバムが愉しみでなりません。

(文責:Jun Nishihara)

出ました、プッシャ・Tのニューアルバム『It’s Almost Dry』!

1曲目からファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)の怪しげなビートでスピットするプッシャ・T(Pusha T)です。

1曲目:Pusha T (prod. by Pharrell Williams) – “Brambleton”

2曲目も引き続きファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)のイカレたビートでスピットする同じくプッシャ・T(Pusha T)。

2曲目:Pusha T (prod. by Pharrell Williams) – “Let the Smokers Shine the Coupes”

大ボスが出現したシーンでかかりそうな音楽です。なんじゃこれは。

アルバム全体的に、ファレルとカニエのビートで創作されているという、なんとも贅沢な仕上がり。

●ファレル(Pharrell)が手掛けたビートの楽曲番号:1、2、4、8、9、11
●カニエ(Kanye)が手掛けたビートの楽曲番号:3、5、6、7、10、12

全楽曲12曲で構成されているアルバム中、丁度ファレルとカニエで半々(6曲)ずつ手分けしてプロデュースしたアルバムという構成です。

ファレルとカニエの音の違いを聴いてみるだけでもおもしろいアルバムですが、プッシャ・T(Pusha T)が描き出すイメージを想像して聴いてみるのも良いでしょう。

飛んで、こんどはカニエ・ウェスト(Kanye West)制作のビート、12曲目の「I Pray For You」を掲載しておきます。

(文責:Jun Nishihara)

コーチェラ(Coachella)でケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)登場。

先々週末及び先週と2週に亘って米国カリフォルニア州コーチェラで開催されたアメリカ最大のミュージック・フェス=Coachella(コーチェラ)ですが、ヒップホップ・ヘッズにとって最大のサプライズの1つは、4月22日(金)、ベイビー・キーム(Baby Keem)のステージにケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)が登場したことでしょう。(因みに、ベイビー・キーム(Baby Keem)は今年4月3日に開催されたグラミー賞でケンドリック・ラマーをfeat.した楽曲「family ties」において、「Best Rap Performance(ベスト・ラップ・パフォーマンス)賞」を受賞しました。)

ケンドリック・ラマーが登場したステージがこちらです。

因みに、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)は、自身のpgLangレーベルをとおして、全世界が待望する次のアルバムのリリース日を以下のとおり発表したところでした。それも先週の大ハイライトの1つ。

ニューアルバムのリリース予定日は2022年5月13日。タイトルは『Mr. Morale & The Big Steppers』。
moraleというのは「士気、意気込み、気力」という意味で、ビッグ・ステッパー達の中で異彩を放つ一人のMr. Morale野郎。倫理を意味するモラル(moral)とは異なりますのでご注意を。

因みに、我らがメーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)のステージの映像を2件、掲載しておきます。

Megan Thee Stallion – “Plan B”

Megan Thee Stallion – “Megan’s Piano”

なお、ついでに、2022年のコーチェラ(Coachella)フェスでの見どころはいろいろありますが、livestreamを介し、生で観ていて、最も演出的に凄まじかったのは、マデオン(Madeon)でした。画面越しだとパイロテックスやライティングが物凄く、目が痛かったのですが、いや、しかし、これもマデオンが創る意図的な世界だったのだと、彼が創る音楽の世界に全く魅了されてしまいました。

https://youtube.com/shorts/GlW8Rwwvt7I?feature=share

最後に、コーチェラ(Coachella)での注目度は低かったですが、コアなファンは勿論こちらも観てました。フレディ・ギブス&マッドリブ(Freddie Gibbs & Madlib)のステージです。

Freddie Gibbs & Madlib – “Something to Rap About (Live at Coachella 2022)”

(文責:Jun Nishihara)

DJキャレド「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」を授かる。

当サイトではおなじみのDJキャレド(DJ Khaled)、ついに「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム(Hollywood Walk of Fame)」の星を授かりました。


(左から、ファット・ジョー(Fat Joe)、ディディ(Diddy=Puff Daddy)、DJキャレド(DJ Khaled)、ジェイ・Z(JAY-Z))

その一部始終はこちらです。タイムライン01:45にジェイ・Z(Hov)が出てきた時は拍手喝采です。

(文責:Jun Nishihara)

フィナーレ・シーズンの「The Ellen DeGeneres Show」でアリシア・キーズが「City of Gods (Part 2)」を披露。

エレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)の「The Ellen DeGeneres Show(邦題:エレンの部屋)」が本年2022年に幕を閉じます。2003年から19年間続いているゲストを迎えてのトークショー(&バラエティー)番組です。シットコムとかドラマとかとは桁違いの回数が放映されており、1シーズンにつき、普通のアメリカのドラマやシットコムでは通常1時間のドラマが多くて30エピソード程詰め込まれていますが、この「The Ellen DeGeneres Show」は平日毎日放送されていますので、1シーズンの放映回数はなんと160エピソード~180エピソード程あります。1エピソードにつき40分間程のエアタイム。放送回数は2022年4月1日時点で計3,255エピソード。ドラマやフレンズなどのシットコムを「全エピソード観た」という人はよくいらっしゃいますが、この「The Ellen DeGeneres Show」を全エピソード観たという人はなかなかいないでしょう。

その「The Ellen DeGeneres Show」が本年2022年5月26日を最終日(最終回)として、幕を閉じます。

2022年4月7日、「The Ellen DeGeneres Show」で、アリシア・キーズ(Alicia Keys)が新曲「City of Gods (Part 2)」を引っ提げ、ゲストアーティストとして出演しましたので、下記に掲載しておきます。

(文責:Jun Nishihara)