Caresha Please:インタヴュー映像(City Girls, Megan Thee Stallion, そしてディディ)

現代ヒップホップに最も影響を与えている3名のMCのインタヴューを掲載いたします。

まず1人目はシティ・ガールズ(City Girls)から、ヤング・マイアミの相方であるJTです。ヤング・マイアミ(本名:カレーシャ)がインタヴュアーを務める新番組『Caresha Please』から、相方(JT)をインタヴューするというものです。

そして2人目、メィガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)です。最近ニューアルバム『Traumazine』をリリース。当サイトでも何度も取り上げさせてもらったアーティストです。

そして3人目、ディディ(Diddy)AKA パフ・ダディ(Puff Daddy)です。最近、ブライソン・ティラー(Bryson Tiller)をfeat.した新曲「Gotta Move On」を発表しました。90年代~2000年代初頭にかけてのクラブ全盛時代へのオマージュ曲です。

(文責&キュレーティング:Jun Nishihara)

JADAKISSの反撃。そしてDJファンク・フレックスのスピン。

約2週間ほど前にジェイダキッス(JADAKISS)がNYのヒップホップラジオ局(HOT 97)で、スウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)プロデュースの新曲フリースタイルを披露したことは記憶に新しいですが、先日リリースされたDJキャレド(DJ Khaled)のニューアルバム『GOD DID』でも楽曲「JADAKISS INTERLUDE」でフィーチャーされました。

まずは、HOT 97でのジェイダキッスの新曲です。HOT 97でDJを務めるファンク・フレックス(Funk Flex)のスピンがたまらない。(タイムラインは01:41の箇所です。ここを何度も何度も何度もくりかえし廻す、という、どれだけファンク・フレックスがNYのHip-Hopラジオについてアツく感じているかが伝わってきます。)「Why New York radio be sounding like Atlanta(どうして最近のNYラジオはアトランタのラジオのように聞こえんだ)」というジェイダキッスのリリック。最近のNYラジオは流行りの曲しか流さなくなった(地元であるNYが生んだHip-Hopに対する愛はどこ行ったんや)という嘆きをここでスピット。そしてこの1ラインを「Why」で始めることにより、自身が2004年にリリースした全米Hip-Hop界で最もリスペクトされた曲の一つである「Why」に対するオマージュの意味も果たしている。同時に、ファンク・フレックスがこれだけスピンするっていうのは、NYのラジオ局で1992年からずっとDJをやっているという自身がこの曲をスピンしなきゃ誰がやるんだ!という使命さえ感じます。30年のキャリア全てをNYラジオ局に捧げてきたファンク・フレックスだからこそ(他のDJではだめだ)、こちらも感動するということです。

ここでやっと、DJキャレド(DJ Khaled)のニューアルバム『GOD DID』から、楽曲「JADAKISS INTERLUDE」をMVとともにお送りいたします。この撮影のために、DJ KhaledがNYに来たということか!知らなかった!

(文責:Jun Nishihara)

Amerieの楽曲をサンプリングしたFabolousのフリースタイルのビデオに、そのAmerieが帰ってきた!!

ファボラス(Fabolous)の全盛期、だいたい2001年、2002年頃でしょうか、MTVやBETを観ていた人なら知っているはず。ファボラスとエイメリー(Amerie)あたりが仲間でミックステープなんかを出して、ファボラスはフリースタイル、エイメリーはR&B歌モノをやっていたということを。

それが2022年に復活。

下記ビデオ、最後のシーンでエイメリーの顔が映るまで、「誰この女?ファボラスって結婚してるし。なんで女連れてんの」と、良くない印象を持っていたそこのあなた。

最後にAmerieだと分かった時、あーーーーーーーーーー!リスペクト!

これだからファボラスはヒップホップ界を離れない。いつまでたっても敬意を持たれるアーティストとしてファボラスは君臨し続けるという訳が垣間見れた感じがします。

こちらです。

Fabolous – 1 Thing Freestyle

そもおおもととなったMVはこちら。

Amerie – 1 Thing

そしてファボラス(Fabolous)とエイメリー(Amerie)が共演した懐メロのミュージックビデオがこちら。「More Than Love」。。。もう13年前!!信じられん!!

(文責:Jun Nishihara)

先週出た楽曲とビデオ:ビヨンセ「BREAK MY SOUL」及びドレイク「Falling Back」

先週はビヨンセ(Beyonce)がニューシングル「BREAK MY SOUL」をリリースし,ドレイク(Drake)は公式ミュージックビデオ「Falling Back」をリリースし,クリス・ブラウン(Chris Brown)はアルバム『Breezy』をリリースし,エミネム(Eminem)はスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)とタッグを組んでシングル曲をリリースしました。Ahhhhhh, what a time to be alive!

こちらに掲載しておきます。

Beyonce – “BREAK MY SOUL”

Drake – “Falling Back”

Chris Brown feat. Fivio Foreign – “C.A.B. (Catch A Body)”

Chris Brown – “WE (Warm Embrace)”

Eminem & Snoop Dogg – “From The D 2 The LBC”

(文責:Jun Nishihara)

今年のRolling Loud 2022出演者発表。

今年のローリング・ラウド(Hip-Hopミュージック・フェス)2022は,NYはクイーンズのCitiFieldで開催されます。

先週末,タイムズ・スクエアを歩いていたら,こんなビルボードに出くわしました。

Rolling Loud 2022のビルボードです。
もうちょっとアップで・・・

今年はFutureもPusha T(Futureというデカ文字の下に小さくPusha Tと書かれています)もニューアルバムをリリースしましたので,期待大ですね。

https://www.rollingloud.com/miami2022

ちなみに,このビルボードは数秒で次から次へと映し出されるスクリーンが変わるモニターなのですが,こういう人も出てきました。

パプース(Papoose)といえば,アルファベット・フリースタイルっていうのが当時流行ったのですが,「A」から「Z」までアルファベットに沿ってライムを飛ばしていくという当時衝撃を受けたフリースタイルをやってのけたラップスキルに関しては超絶凄いヤツがいましたので,ここに掲載しておきます。

Papoose – “Alphabetical Slaughter”

(文責:Jun Nishihara)

元ネタの曲を知る(16) ファイヴィオ・フォーリン⇔ザ・チェインスモーカーズ

久しぶりにこのコーナーです。
ファイヴィオ・フォーリン(Fivio Foreign)がカニエ・ウェスト(Kanye West)とアリシア・キーズ(Alicia Keys)とともに名曲「City of Gods」でコラボレートを果たしたのは記憶に新しいですが、この曲には元ネタがあり、ザ・チェインスモーカーズ(The Chainsmokers)というEDMの救世主、グラミー賞ダンスミュージック部門でも受賞した3人組ユニットが出した「New York City」という楽曲が、そもそも大元の元ネタなのでした。それを新しい「City of Gods」とあわせて、以下に掲載しておきます。

まずはFivio Foreign feat. Kanye West & Alicia Keysバージョンから。

この曲には、アリシア・キーズ(Alicia Keys)のソロ楽曲もあります。そちらのバージョンはこちら。

Alicia Keys – “City of Gods (Part II)”

そして、いよいよ元ネタの発表ですが。
こちらです。

The Chainsmokers – “New York City”

こちらはAudio Onlyバージョンです。

この曲「公式」ミュージックビデオは発表されておりませんので、以上です。

(文責及びキュレーティング:Jun Nishihara)

6月リリースされたストリートシングル曲。

ひとまずは6月9日にリリースされたケヴィン・ゲイツ(Kevin Gates)の「Super General (Freestyle)」です。これはコダック・ブラック(Kodak Black)の「Super Gremlin」をフリップしたものですね。

① Kevin Gates – “Super General (Freestyle)”

② Jack Harlow feat. Drake – “Churchill Downs”

③ Lakeyah feat. Latto – “Mind Yo Business”

④ Pharrell Williams feat. 21 Savage & Tyler, The Creator – “Cash In Cash Out”

⑤ Doja Cat – “VEGAS” (From the Original Motion Picture Soundtrack ELVIS)

⑥ Rae Sremmurd(久しぶり!) – “Denial”

⑦ Nia Sultana feat. Rick Ross – “Proven”

⑧ Chris Brown – “Wheels Fall Off” (From The Batcave Performance)

⑨ Post Malone feat. Doja Cat – “I Like You (A Happier Song)”

⑩ Polo G – “Distraction

おまけ:Kehlani – “melt”
(これは5月にリリースされたものですが、ケラーニ(Kehlani)は特別なので、おまけとして、ここへ掲載しておきます。

まだ6月15日ですが、6月リリースの楽曲/ミュージックビデオだけでこのようなバラエティに豊富な楽曲が溢れているというのは嬉しいことです。

久しぶりにRae Sremmurdの「Black Beatles」を聴きたくなった人もいるのではないでしょうか。ちなみにこのブラジルの「階段」はスヌープとファレルのミュージックビデオ「Beautiful」で起用されたロケーションと同じ場所ですね。ビデオがYouTubeにアップされたのは2009年と記載されていますが、この曲がリリースされたのは2009年なんて“最近”のものではなく、もっともっと前の2003年です。この曲をかけると、2003年に住んでいたNYを思い出しますが、その頃のNYと現在住んでいるNYの受けるイメージというのが全く違うのが衝撃的です。この19年間で様々なことが変わってしまった。たま~に、このNYの匂い変わらないな~とか地面のグリルの下からふわっと湧いてくる地下鉄の匂いを感じて想うのですが、それくらいで、当時といろいろなこと/イメージが変わったなぁと思います。

これは私が変わったからですね。マルクスは「自然を変えようとすると、一番変わるのはこちら側(じぶん)のほうである」と言ったそうですが、まさにそれを教えてくれた吉本隆明的な思想のとおりで、NYが変わったのではなく、こちら側(わたし)が変わったため、楽曲「Beautiful」を聴いて想起するイメージと、実際住むNYの雰囲気が異なるのは、そういうことでしょう。

先日、スタテンアイランド(Staten Island)のSt. Georgeエリアを歩いていて、Staten Island Yankeesの野球場が閉鎖し、周辺が閑散としていたのは、寂しく感じました。しかし隣にEmpire Outletsはできて、子どもたちが遊べる「広場」が少しできているのは、嬉しかったです。

(文責:Jun Nishihara)

ビギー生誕50周年記念を祝い幾つか懐メロを。

ビギーの生誕50周年記念を祝い、ここにビギー(The Notorious B.I.G.)の代表作5件を掲載しておきます。

① The Notorious B.I.G. – “Juicy” (1994)

② The Notorious B.I.G. – “Hypnotize” (1997)

③ The Notorious B.I.G. – “Who Shot Ya?” (1995)

④ The Notorious B.I.G. feat. Ma$e & Puff Daddy – “Mo Money, Mo Problems” (1997)

⑤ The Notorious B.I.G. feat. Bone Thugs-n-Harmony – “Notorious Thugs” (1997)

(キュレーティング:Jun Nishihara)

ビギーの生誕50周年記念(2022年5月21日)

本年5月21日は、ビギー(The Notorious B.I.G.)の生誕50周年でした。
NYの地下鉄MTA当局は、ビギーが生まれた1972年5月21日からの生誕50周年を記念して、先週土曜日に地下鉄切符の裏面にビギーの肖像画を載せたメトロカードを販売し、生誕を祝いました。

MTA当局は50,000枚限定で販売をし、下記4箇所のブルックリンの地下鉄のみで売り出しました。私も早速記念に購入してきました。

売り出されている場所は、下記4つの地下鉄のみです。
・Lafayette Av on the C line
・Clinton-Washington Av on the C line
・Clinton-Washington Av on the G line
・Atlantic Av – Barclays Ctr on the 2, 3, 4, 5, B, D, N, Q, and R lines

もしNYにお住みの方がいればぜひ。
(50,000枚限定ですので、もう売り切れているかもしれませんので、駅の窓口で訊いてみるとよいかもしれません。5月21日に販売が開始され、私が行った22日(日)はまだありましたがかなり長い列に並びました(1人で複数枚を購入している方が大半でしたので、列に時間を要しました。))

(文責:Jun Nishihara)

最近のファボラス(Fabolous)の動向を。

最近、ファボラス(Fabolous)が動き始めています。

約1年半前にここでも書きましたが、ファボラス(Fabolous)っていうのは、ファボラス(Fabolous)全盛期にNYで生活した我々世代にとって、特別な存在なのです。若干贔屓な目で見てしまうアーティストなのです。

そのファボラス(Fabolous)がフリースタイルをいくつか出していますので、掲載しておきます。

まずは「No Bobby V」by Fabolous
「No Bobby V」のミュージックビデオはこちら

次に「Cheerio Freestyle」

続いてジム・ジョーンズ(Jim Jones)とのコラボ曲「COKE ZERO」

最後にレッド・カフェ(RedCafe)、フレンチ・モンタナ(French Montana)とのコラボ曲「Spirit of Ecstasy (Whole-Lotta)」

少し話は逸れますが、ファボラス(Fabolous)とジェイダキッス(Jadakiss)がコラボレーションアルバムをリリースした際に出したシングル曲「SOUL FOOD」のミュージックビデオで、ファボラスとジェイダキッスの子どもの頃の映像を映し出すシーンがあるのですが、その役としてファボラス自身とジェイダキッス自身の子ども(息子)を起用している、って知ってました?これ、本物の実子なのです。ふたりとも、お父さん似ですね。

(文責:Jun Nishihara)