元ネタの曲を知る(16) ファイヴィオ・フォーリン⇔ザ・チェインスモーカーズ

久しぶりにこのコーナーです。
ファイヴィオ・フォーリン(Fivio Foreign)がカニエ・ウェスト(Kanye West)とアリシア・キーズ(Alicia Keys)とともに名曲「City of Gods」でコラボレートを果たしたのは記憶に新しいですが、この曲には元ネタがあり、ザ・チェインスモーカーズ(The Chainsmokers)というEDMの救世主、グラミー賞ダンスミュージック部門でも受賞した3人組ユニットが出した「New York City」という楽曲が、そもそも大元の元ネタなのでした。それを新しい「City of Gods」とあわせて、以下に掲載しておきます。

まずはFivio Foreign feat. Kanye West & Alicia Keysバージョンから。

この曲には、アリシア・キーズ(Alicia Keys)のソロ楽曲もあります。そちらのバージョンはこちら。

Alicia Keys – “City of Gods (Part II)”

そして、いよいよ元ネタの発表ですが。
こちらです。

The Chainsmokers – “New York City”

こちらはAudio Onlyバージョンです。

この曲「公式」ミュージックビデオは発表されておりませんので、以上です。

(文責及びキュレーティング:Jun Nishihara)

久しぶりにカニエ・ウェストがのこした偉大なる“Sunday Service”の瞬間を。

 まずは1つ目の映像です。2020年3月フランスはパリで行われたカニエ・ウェスト・クワイアー聖歌隊の“Sunday Service”です。タイムライン3:20の箇所で打つ手拍子(clap)のタイミングは絶妙です。これだけの人数の聖歌隊であるにもかかわらず、全員で全く同じタイミングで手拍子するという抜群のリズム感。複数の人ではなく、まるで単体でクラップやっているかのように聞こえる。
 (1:29に皆一緒に「power」と合唱(コーラス)するところも素晴らしい。)
 兎にも角にも、日曜日の朝にふさわしい讃美歌、“Sunday Service Choir”です。

 そして2つ目の映像です。こちらはケニー・G(Kenny G)のサックス🎷が見どころ、聴きどころです。2019年10月にリリースされたアルバム『Jesus Is King』収録楽曲「Use This Gospel」です。

 3つ目の映像はHBCUであるハワード大学(Howard University)で実施した“Sunday Service”。曲目は「Never Would Have Made It」です。

 4つ目は、2019年、デトロイトで開催した“Sunday Service”からのワンクリップです。

 最後に、2019年1月(カニエが“Sunday Service”シリーズを開始して初期の頃)に実施したものです。名盤『Graduation』から収録楽曲「I Wonder」です。

(文責及びキュレーティング:Jun Nishihara)

【速報】ケンドリック・ラマーの「The Heart Pt. 5」出た。

標題のとおりです。こちらです。
2017年にHIP-HOPの歴史を塗り替えることとなった史上非常に重要なHIP-HOP名盤アルバム『DAMN.』をリリースした時と同じく、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)は今回もアルバムリリースの前触れ(前兆)として「The Heart Pt.5」をリリースしました。

再生回数、話題沸騰、巷ではエラいことになってます。
この衝撃、あれから5年ぶり。久しぶり。

(文責:Jun Nishihara)

ここへ来てフューチャー(Future)のアルバム『I NEVER LIKED YOU』がリリース!

5月にニューアルバムをリリース予定のケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)へ告ぐ。
フューチャー(Future)が出したこのアルバム『I NEVER LIKED YOU』を聴いて、慄くが良い。このアルバムを凌ぐことは相当難しいぜよ。

と、若干挑戦的な出だしで始めてみました。

プッシャ・T(Pusha T)のアルバムの次はケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)のアルバムだな、と思っていた諸君。

あいだにフューチャー(Future)がぶち込まれてきました。しかも、今回、クオリティ、かなり高めです。

2曲、掲載しておきます。
この2曲だけでは、アルバム全体の良さが伝わらないかもしれない。
というくらい、質は高いです。

まずは、カニエ・ウェスト(Kanye West)をfeat.したこの楽曲 - 「KEEP IT BURNIN」です。
カニエのヴァースが狂気の沙汰。
何回、set it offいうんやと。
フューチャーのふざけたbankのところとかね。
完全に真剣にラップやってるやつらをあざ笑うが如くの余裕さで恰好良い。

先週金曜日(4/29)にオフィシャルミュージックビデオが出ました。

2曲目は雰囲気がガラッと変わって、バラード系を。
ドレイク(Drake)及び最近ドレイクのアルバム『Certified Lover Boy』でもfeat.されたナイジェリア出身のソウル・シンガー=テムス(Tems)をfeat.した楽曲「WAIT FOR U」です。

Future feat. Drake & Tems – 「WAIT FOR U」

おまけに、調子に乗ってもう1曲。

Future – 「LOVE YOU BETTER」

先日リリースされたPusha Tの『It’s Almost Dry』アルバムとは景色/毛色は全く異なりますが、いずれも、2022年トップ10に余裕で入るというアルバムがはやくも登場してしまいました。

益々、ケンドリックのアルバムが愉しみでなりません。

(文責:Jun Nishihara)

出ました、プッシャ・Tのニューアルバム『It’s Almost Dry』!

1曲目からファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)の怪しげなビートでスピットするプッシャ・T(Pusha T)です。

1曲目:Pusha T (prod. by Pharrell Williams) – “Brambleton”

2曲目も引き続きファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)のイカレたビートでスピットする同じくプッシャ・T(Pusha T)。

2曲目:Pusha T (prod. by Pharrell Williams) – “Let the Smokers Shine the Coupes”

大ボスが出現したシーンでかかりそうな音楽です。なんじゃこれは。

アルバム全体的に、ファレルとカニエのビートで創作されているという、なんとも贅沢な仕上がり。

●ファレル(Pharrell)が手掛けたビートの楽曲番号:1、2、4、8、9、11
●カニエ(Kanye)が手掛けたビートの楽曲番号:3、5、6、7、10、12

全楽曲12曲で構成されているアルバム中、丁度ファレルとカニエで半々(6曲)ずつ手分けしてプロデュースしたアルバムという構成です。

ファレルとカニエの音の違いを聴いてみるだけでもおもしろいアルバムですが、プッシャ・T(Pusha T)が描き出すイメージを想像して聴いてみるのも良いでしょう。

飛んで、こんどはカニエ・ウェスト(Kanye West)制作のビート、12曲目の「I Pray For You」を掲載しておきます。

(文責:Jun Nishihara)

2022年のNYアンセム、Fivio Foreign x Alicia Keys x Kanye West出る。

2022年のNYアンセムは、まだ2月であるにもかかわらず、早くもこれに決まりです。
ファイヴィオ・フォーリン(Fivio Foreign)、アリシア・キーズ(Alicia Keys)そしてカニエ・ウェスト(Kanye West)でコラボ作として発表した「City of Gods」。ミュージックビデオは未発表ですので、現時点では音源のみです。

途中、カニエがこう言い放ちます。
おっと、その前に、ファイヴィオがこう言います。
ブルックリン・ドリル(Brooklyn Drill)の威力を世界に知らしめた今は亡きポップ・スモーク(Pop Smoke)へ曲の冒頭でシャウトアウトを捧げます。

Pop was the king of New York, now I’m the nigga in charge
(NYのキングはポップ(・スモーク)だった、俺が後を継ぐ)

そしてカニエは自身のヴァースでこう言います。

Ayy, Fivi, excuse me, but this is the feature of the year
(エィ、ファイヴィ、すまん、これ、今年イチのフィーチャーだわ)

そして、これがその今年イチのフィーチャーです。

Fivio Foreign x Alicia Keys x Kanye West – “City of Gods”

(文責:Jun Nishihara)

カニエ・ウェスト、次のアルバム『DONDA 2』が出るとされる2022年2月22日までスマホを使わない宣言。

右腕のマッサージを受けながら、カニエはこう言います。

I don’t have a phone until 2.22.22.
My focus is taking my kids to school and finishing the album.

2022年2月22日までスマホは持たない。
子どもを学校に通わせることと、アルバムを完成させることに集中したいんだ。

第1位:カニエ・ウェスト (YE) のアトランタ及びシカゴでの計3回のリスニング・パーティー,日曜日のサンデー・サービス,ドレイクとのLIVEコンサート,Revolt TV番組「Drink Champs」への出演,Rolling Loud 2021でのフューチャーとの共演,そして,アルバム『DONDA』のリリース(2021年最高のHIP-HOPモーメントBEST 10)

表題のとおりです。
ひとつずつ,挙げていきます。

カニエ・ウェスト(Kanye West)のリスニング・コンサート第1回目 @ アトランタ(7月22日)

カニエ・ウェストのリスニング・コンサート第2回目 @ アトランタ(8月9日)

カニエ・ウェストのリスニング・パーティー第3回目 @ シカゴ(8月26日)

カニエ・ウェスト率いるサンデー・サービス(Sunday Service)(下記の映像は12月26日のもの)

カニエ・ウェスト(Kanye West)及びドレイク(Drake)との共演LIVEコンサート(12月9日)

カニエ・ウェストのREVOLT TV番組「Drink Champs」への出演(第1回目:11月5日)

カニエ・ウェストのREVOLT TV番組「Drink Champs」への出演(第2回目:11月11日)

Rolling Loud 2021でのフューチャー(Future)のステージにカニエ・ウェスト(Kanye West)登場(12月12日)

そしてアルバム『DONDA』リリース(8月29日)

2021年の第1位は,ようやくカニエ・ウェスト(Kanye West)に決まりです。このサイトを始めて,毎年,年末年始にランキングをやってきましたが,2018年:ミーク・ミル(Meek Mill),2019年:メーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion),2020年:2年連続でメーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)でしたが,ようやくカニエが第1位を飾る年がやってきました。

なお,ドレイク(Drake)については,ランキングを開始してから毎年トップ10入りを果たしていましたが,今年ニューアルバム『Certified Lover Boy』をリリースしたにもかかわらず,初めてランクインから外れてしまいました。

2021年も当サイトに来てくださり,ありがとうございました。
本年2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

(文責:Jun Nishihara)

第9位:さらば,Virgil Ablohよ。そしてカニエとファレルがノってるビデオ。(2021年最高のHIP-HOPモーメントBEST 10)

ハイエンドのストリート・ブランド「Off-White」の創設者であり,世界中の若者だけに限らず,大御所のファッション・デザイナーたちに認められ,ヒップホップ音楽に非常に近い存在で居続けてくれたファッション・デザイナーであるヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が2021年11月28日にこの世を去りました。彼はファッション・デザイン以外の世界でも,建築家やDJとして活躍をしておりましたが,最も世に知られているのは,やはりファッション・デザイナーとしてでしょう。

その彼(Virgil Abloh)の葬儀に盟友であるカニエ・ウェスト(Kanye West)やドレイク(Drake)も勿論参列しました。そして彼が生前最後に手がけたルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)メンズコレクションのランウェイが12月2日,マイアミで開催され,カニエやファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)も出席し,ヴァージル最後のコレクションを見届けました。

同ランウェイに出席するカニエとファレルのこのような動画がSNSにアップされ,一躍話題となりました。

この映像をよく見ると,カニエが反応する部分とファレルが反応する部分が微妙に異なっていて,おもしろいなぁと思いながら何回も見ていました。

その曲が,こちらです。
Quarteto Em Cy – “Tudo Que Voce Podia Ser”

今やHIP-HOP界のみならず,音楽界全体的にといっていいほど,異才プロデューサーとして知られるカニエとファレルが二人揃って,ノってる(vibin’する)映像というのはレコーディングスタジオ以外では非常に珍しい瞬間です。その瞬間が少しでも垣間見れたというのは,有難いことであることから,これを2021年の第9位として自信を持ってここに掲載いたします。

(文責:Jun Nishihara)