2022年スーパーボウル(Superbowl)ハーフタイムショー。

米国東部時間18時から開始したスーパーボウル(Superbowl LVI)ですが、本年はNBCチャンネルで観戦することができました。

そして待ちに待ったハーフタイムショー(Halftime Show)。
Dre & Snoopが真っ先に登場し、そしてサプライズゲストとして50セント(50 Cent)、その後メアリー・J.ブライジへ(Mary J. Blige)と移り、メアリーがやり切った後は、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)が登場。エミネム(Eminem)が名曲「Lose Yourself」をラップやっているときに、ドラムを叩いていたのはアンダーソン・パーク(Anderson .Paak)。

そして最後にDre & Snoopでしめるっちゅう、15分だけじゃ到底足りない品目となっていた。

NFL公式ウェブサイトから下記ビデオを掲載しておきます。

(文責:Jun Nishihara)

全米スーパーボウル、ハーフタイムショー出演者発表の件を続けます。

本年(2022年)の全米スーパーボウル(Superbowl)のハーフタイムショー出演者が発表された件で、出演予定のうちの一人であるMary J. Blige(メアリー・J.ブライジ)がリリースした楽曲のうち5曲を下記に掲載しておきます。この5曲は、現代ヒップホップ&R&Bの基本を成すものであることから、どれも覚えておくべき楽曲であります。

1.「ファミリー・アフェア(Family Affair)」はヒップホップ・プロデューサーの神と呼ばれるドクター・ドレー(Dr. Dre)制作の楽曲。2001年にリリースされ、収録されたアルバム『No More Drama」は全米ビルボード第2位、Hip-Hop/R&B枠では第1位を記録。全米で200万枚のセールス、日本国内だけでも10万枚セールスという記録を打ち出しました。

2.「リアル・ラヴ(Real Love)」は1992年8月25日にリリースされたメアリー・J.ブライジの代表作の一つ。90年代をまさに生き続けたシングル曲です。日本では中山美穂&WANDSが「世界中の誰よりもきっと」というシングル曲をリリースした年です。その同じ年に、米国側では、メアリー・J.ブライジは「Real Love」をリリースし、この「Real Love」は全米ビルボードシングル曲ランキングで第7位、US Hot R&B Singles部門で第1位を飾りました。

3.「ユー・リマインド・ミー(You Remind Me)」下記映像は非常に貴重な映像です。YouTubeがこれを観られるようにアーカイブとして残してくれていることに感謝。

4.「ビー・ウィズアウト・ユー(Be Without You)」ぐっと現在に近づいて2005年。YouTube上で再生回数2億回を超す楽曲です。

5.「エヴリシング(Everything)」1997年リリースのシングル曲です。

最後にメアリーに対するリアーナからの祝辞を送ります。

おまけとして、全米BET局での、Mary J. Bligeのパフォーマンスです。Diddy(パフ・ダディ)がイントロを務めます。

ヒップホップの歴史にとって極めて重要な存在であるMary J. Bligeをここで紹介しておく使命を感じたため、ここに書かせていただきました。これがどれだけ後世に伝えられるかはわかりませんが、ここに掲載している楽曲はヒップホップ史上非常に重要な遺産であると感じておりますので、ここに残しておきたいと感じました。メアリーが涙で歌に詰まっても、観客全員が合唱できるアーティストってそうそういないですね。

最後にもう1曲、おまけのおまけです。

あと、こちらも、おまけのおまけのおまけです。

(文責:Jun Nishihara)

2022年スーパーボウルの「ハーフタイムショー」出演者の発表をPepsiのCMで。

1年でアメリカ最大のスポーツイベントといわれる全米NFLの優勝決定戦=Superbowl(スーパーボウル)ですが、本年(2022年)はそれが2月13日(日)に開催されます。そのなかでも目玉であるSuperbowl(スーパーボウル)の「ハーフタイムショー(Halftime Show)」の出演者が先週、発表されました。

90年代を生きたヒップホップヘッズにとっては、たまらん内容となるでしょう。

【出演者:ベテランの順(プロトコール順)に掲載します。】
ドクター・ドレー(Dr. Dre)
スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)
メアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)
エミネム(Eminem)
ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)

上記CMの趣旨は、「各アーティストが普段の平凡な日常を送っている最中、全米プロアメリカンフットボール(NFL)から、各アーティストのスマホに連絡があり、『ハーフタイムショーに出演しないか』という依頼が来た(エミネムについては驚いた)」というものです。

それにしても、ここまでドンピシャの集合、あります?!
エミネムとケンドリックとスヌープとドレーとNYからはQueen of Hip-Hop Soulであるメアリーが一堂に会するなんて豪華なこと、あります?!
今年のハーフタイムショー、欣喜雀躍、躍り上がるほどの喜び、恍惚状態ですね。
90’sヒップホップがまだ現役であること、生きていることの証明をしてくれることでしょう。
(Mary J. BligeのFamily Affairが鳴り始めた瞬間、2002年の記憶が鮮明に蘇ってきましたよ。)

(文責:Jun Nishihara)