The Diplomats – “I Really Mean It”(ビート・プロデューサーは produced by ジャスト・ブレイズ)
続きまして,こちらもジャスト・ブレイズ作。
Memphis Bleek – “Intro (U Know Bleek)”(produced by ジャスト・ブレイズ)
だんだん,感じてきました?ソウルネタも入れているのに,ドラムビートがぶっ飛んでます。
JAY-Z – “PSA (Public Service Announcement)”(produced by ジャスト・ブレイズ)
続けましょう。
次の曲は,メンフィス・ブリークのセカンド・アルバムから。
Memphis Bleek – 曲名が“Just Blaze, Bleek & Free”と3名の名前を並べた曲名。シック!(produced by ジャスト・ブレイズ)
続きまして。
ジャスト・ブレイズの弟子,と言っても,ビートメイカーの弟子ではなく,ラッパーとしての弟子。サイゴン(Saigon),覚えてます? 2011年に遅咲きでデビューして,アルバム『The Greatest Story Never Told』をリリースしたアイツ。レペゼンはニューヨーク市はブルックリン。少なくとも,ビートはキレッキレ!
Saigon – “The Greatest Story Never Told”(produced by ジャスト・ブレイズ)
Stop overreacting, it’s past my curfew I’m out after 6
Happily making my accident
Mama gon’ whoop on my ass again
Pray that I’m making my way before 8 and I might have to sneak in the back again
B2K in the stereo, we juke in the back seat
Or juke in the basement, in love with my KSWISS’s
This feel like jumping in a pool and I’m knowing I can’t swim
Ooh, you about to get your ass beat
For stealing that twenty dollars like “baby, just ask me”
で,そのKSWISSを履いて,家の地下で踊りまくるっていうイメージです。まず,KSWISSで1ポイント。それに加えて,アメリカの家はよく地下に部屋がありますよね。郊外の中流階級の家庭では地下の部屋にpool table(ビリヤード台)を置いて,ちょっとした遊びの場所にするっていう。で,もちろんアメリカの家は靴を履いたまま家の中に入りますから,KSWISSを履いて踊るという映像。そういったアメリカの素敵なイメージを思い浮かばせといて,その後に「you ’bout to get your ass beat」というフレーズを繰り出す。まったりした白人の日常かと思いきや,リスナーが安心した瞬間に上記のようなフレーズを繰り出して「アタシは黒人よ!」というアイデンティティの表出を成功させます。
遂にリリースされました。カニエ・ウェストfeat.トラヴィス・スコットの新曲「Wash Us In The Blood」。タイムライン00:40で,お尻をフリフリ振りまくるtwerkerを左の画面に見せながら「これが神の国だ」とモロ真正面に「God’s Country」という文字を提示するというのはカニエ・ウェストらしい映像であります。
先週6月26日(金)にリリースされたメーガン・ジー・スタリオン or ミーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)の新曲「Girls in the Hood」は,1987年にリリースされたコンプトン出身,ウェッサイの総本家=Eazy-E率いるN.W.Aの名曲「Boyz-n-the Hood」を元ネタにサンプリングしております。
本年6月27日(日)に開催された「グローバル・ゴール:Unite For Our Future」の模様を以下に掲載しておきます。今般,グローバル・シチズンと欧州委員会により本件コンサートの開催は6月22日に正式発表され,27日に開催されたものです。番組進行役はザ・ロックとして知られるドウェイン・ジョンソン(Dwayne “The Rock” Johnson)です。タイムライン03:18でもザ・ロックが話すように,今回のテーマは5つあります。新型コロナウイルスと米国を中心に世界に波及する構造的な人種差別,それによって影響を受ける経済,そして全世界の人々(=global citizen)の健康,そして生活。これら5つのテーマを掲げ,今般「Global Goal: Unite For Our Future」が開催されました。