今週末のHIP-HOP楽曲2曲:Future x Lil Uzi Vert – “Patek” & “Over Your Head”

Future x Lil Uzi Vert – “Patek”

You know we stay vibed out and that is a fact
None of these girls got strings attached
I’ma get my blue cheese and I be dressing
I gotta teach these bitches a lesson
She fell in love, she saw a million racks
I made it out, I ain’t going back (Oh, yeah)

どこまでもヴァイブス,アゲてくぜ,それ事実
ここの女の子たちとは,肉体だけのカンケー
カネ,ドッサリ,ファッション,キメて
コイツら輩どもに一発見せたるよ
俺に惚れた女,100万ドルの札束に魅せられた
俺は成り上がり,もう戻れねぇ(オゥ,イヤー)

______________________________________________

Future x Lil Uzi Vert – “Over Your Head”

Everything I said went right over your head
Your head, went right over your head
She keep tryna text me, leave her messages on read
On read, leave ’em on read
Fuck it off and end up with your best friend instead
Instead, your best friend instead
I just spent three million dollars, they fell in her bed
In her bed, they fell in her bed

俺が言ったこと,君には聞こえていない
君には,聞こえていない
彼女からのショートメッセージ,既読にしたまま
既読に,既読にしたまま
台無しにして,彼女の親友の女の子とくっついちまった
彼女の親友の女の子とくっついちまった
彼女に300万ドル費やして,ベッドに行き着いた
彼女のベッドに,行き着いた

(キュレーティング及び対訳:Jun Nishihara)

ビヨンセ監督映画作品『ブラック・イズ・キング』配信開始(NYタイムズ紙より)

米ニューヨーク・タイムズ紙にて,ビヨンセ監督の映画作品『ブラック・イズ・キング』に関する評論記事が掲載されたところ,同記事にて掲載された写真を以下にて共有いたします。(2020年7月31日付公表及び8月4日更新記事「Beyonce’s ‘Black Is King’:Let’s Discuss」より。)

merlin_175164408_4f5428a4-812f-4564-9e16-e2662dbd625c-superJumbo

merlin_175156821_2195e97c-2e77-4f45-8b1f-772502b5b4dc-jumbo

merlin_175156773_2d5b33fe-31c1-4f13-9e52-733514be91d6-jumbo

merlin_175156710_9a080074-027a-45b4-b8e5-62196ac030c8-superJumbo

merlin_175156569_ea3633f2-a467-41d1-909b-145206cf6312-jumbo

merlin_175156866_e4c01353-7c3e-48dc-b814-cec84569264f-jumbo

(上記写真6枚:credit: Null/Parkwood Entertainment and Disney+, via Associated Press)

(キュレーティング:Jun Nishihara)

2020年夏の新HIT曲:カーディB feat. メーガン・ジー・スタリオン「WAP」リリース!

出ました。Cardi B feat. Megan Thee Stallion – “WAP”。WAPとは「Wet Ass Pussy(ズブ濡れのアソコ)」の頭文字とされていますが,そんなバカバカしいタイトルとは全く裏腹に,メーガンがトーリー・レインズに足を撃たれた事件からこうして音楽界に元気な姿で戻ってきてくれたことに,我々としては感謝であるとともに,こんなヴィジュアルのミュージックビデオであるにもかかわらず,少し嬉し涙が出るほど感動的な楽曲でございます。ミュージックビデオがYouTubeにリリースされてわずか1日で4,100万回再生回数を記録したこの曲を以下のとおりご堪能下さい。

リック・ロス vs. 2チェインズ

8月6日に開催されたVerzus恒例バトル,今回はHIP-HOP界大御所=リック・ロス(Rick Ross)と現代のアトランタラップを代表するラッパー=2チェインズ(2 Chainz)のバトルでした。明らかにヒット曲の引き出しが次から次へとエンドレスに出てくるリック・ロス(Rick Ross)に真正面から挑もうとするだけ2チェインズの勇敢さに拍手・・・ですが,勝敗は明らかにリック・ロスでしょう。あまりにもこの2人のヒット曲の多さの違いが見て取れます。

リック・ロスといえば,あの曲もあればあの曲もあるという風に,芋づる式に出てきます。例えば,Jay-Zとの「Free Mason」,カニエとの「Devil In A New Dress」,リル・ウェインやDJ Khaled,そしてドレイクとの「I’m On One」,そして2010年代HIP-HOP界のクラシック(名曲)とされるドレイクとの「Aston Martin Music」,Jay-Zとの「YouKnowIGotIt」・・・リック・ロスと聞いて連想するヒット曲は以上のとおり,幾らでも出てきます。これでもまだ,リック・ロス履歴の代表作である初期の作品「Hustlin’」や「B.M.F.」を数えずに,これだけ出てきます。圧倒的に,2チェインズにとってはちょっとレベルの差がありすぎて公平さに欠ける勝負となってしまったので,2チェインズも途中で言いますが,「Y’all gonna keep bullying us the whole time or what!!(こりゃ参った!今日の俺はイジメられ役だな)」と。

リック・ロス vs. 2チェインズ

(キュレーティング:Jun Nishihara)

ブラック洋楽New Music: ジョルジャ・スミス「By Any Means」

JFuZkq92_400x400

I’ve spent too many days in my head now
Did you think we would forget, how?
Too many destinies, too many sentences
Read now, read now
See all this pain in the headlines
But I have cried for the last time
But know what happens, see
You would be blind if it was just an eye for an eye

(対訳)
頭の中で考えてばかりの日々だった
忘れるとでも思ったわけ,どうして
あらゆる運命,そしてありったけの文章
既読,既読
ヘッドラインに滲む痛み
でもあの涙がもう最後
よく見ていて,これから何が起こるか
目には目をだなんて,あなたには見えていないのね

(対訳:Jun Nishihara)

ブラック洋楽New Music: エイサップ・ファーグ feat. ニッキー・ミナージュ「Move Ya Hips」

640x640

(verse by エイサップ・ファーグ)
Diamonds all on my gums
Talk all my sh-t, I got runs
Hole in my jeans like I’m grunge
F-ckin’ that bi-ch in the buns
She suck on my d-ck ‘til it’s numb
Pockets is fat like the clumps

(対訳)
ハグキにハメるダイヤのグリル
偉そうなことヌカして,何周も走る
穴だらけのジーンズ,グランジ・スタイル
あの女のケツの穴にぶち込んで
アソコが麻痺するまで舐め回してくれる
カネは豊満,おデブのクランプスの如く

(verse by ニッキー・ミナージュ)
Straight from out of Queens headed to Harlem now
I got the panda mink on and it’s growlin’ now
Already bodied ‘Plain Jane’ and we mobbin’ now
That’s ‘cause all these fake n-ggas try to rob my style
Yo, these b-tches really be slow, tell ’em I’m Billy the G.O.A.T
I’m getting that dough, my neck and my wrist really glow

(対訳)
クイーンズの出で,向かうはハーレム
パンダ柄のミンクをまとって,唸り声を出す
「プレーン・ジェーン」でリミックスかまし,モブってやった
真似したがりの連中が,あたいのスタイルをパクってる
ヨゥ,あの女たち,大したことないわ,だってアタシは最も偉大なるビリー
カネ儲けて,首元と手首がギラギラに輝いてる

(対訳:Jun Nishihara)

カニエ・ウェストのビート・プロダクション・クレジット楽曲(その②)

前回のお約束どおり,1曲目はあの人,キーシャ・コール(Keyshia Cole)の登場です。この曲でキーシャは公式デビューを果たし,日本のブラック・ミュージック好きの女子にも人気を博し始めるようになります。

この頃に,いよいよ「カニエの音」というものが確立し出します。2005年リリースの楽曲ですが,カニエの初期の頃の「音」を総まとめにしたようなビート,ソウルネタも含まれ,後のカニエの音を代表することとなるローランド社の808ビートマシンのベース音も聞こえます。

2曲目は,キーシャ・コールとも仲良しであった,当時刑務所に囚われの身であったシャイン(Shyne)(当時,こいつの声に関しては,ビギー・スモールズの生まれ変われの化身とも呼ばれた)の登場です。

聴いてもらえれば解りますが,シャインのこの曲はドラムマシンのハイハットをふんだんに使用しております。カニエ・ウェストがハイハットをここまでヘヴィに使用するのは当時のティンバランド(Timbaland)の影響をかなり受けていたことが解ります。実際,2007年にシングル曲「Stronger」をリリースした頃,カニエはあるインタヴューでティンバランドを一人の師と呼んでいます。

3曲目は,チャイニーズ・ラッパーとして2000年,Friday Freestyle on BETで黒人ラッパーを次から次へと負かしていったジン(Jin)の登場です。

4曲目は,3曲目のJin – “I Got A Love”の冒頭ビートの始まり方にそっくりな曲です。嵐の舌を持つラッパー=トゥイスタ(Twista)はカニエと同じ同郷シカゴ出身。“Overnight Celebrity”です。

5曲目は,カニエ・ウェストにしか作れない!という楽曲を紹介して本日終わりにします。スラム・ヴィレッジ(Slum Village)の「Selfish」です。ここら辺で,ソウルネタはソウルネタで同じにしても,ジャスト・ブレイズがソウルネタを回す音とはやっぱり違うなぁというのが解ってきます。ジャスト・ブレイズにしか出せない「ジャスト・ブレイズの味」というのがもちろんあって,そして当曲は「カニエの味」そのものが出ている。これ,もう16年前,2004年です。

(文責&キュレーション:Jun Nishihara)