カニエ・ウェストの新作アルバム『Jesus Is King』は9月29日(日)にリリース(妻キム・カーダシアンのインスタ&ツイッターより)

妻キム・カーダシアンのインスタグラム・ストーリーにて,カニエ・ウェストの新盤『Jesus Is King』は明日29日(日)にリリースされる,と発表がありました。

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(「カニエ・ウェストは28日(土)にシカゴで新作のリスニングセッションを実施し,29日(日)にはニューヨークでリスニングセッションを実施予定。そして同日29日(日)にアルバム『Jesus Is King』をリリースします。」と書かれております。)

なお,以下のインスタグラム・ストーリーでは,10月にカニエ・ウェストのミュージックドキュメンタリー映画『Jesus is Lord』がIMAXにて上映開始されると発表されました。

キム・カーダシアンのツイッターでは,ニューアルバム『Jesus Is King』のトラックリストが発表されました。前回発表されたものからは少し改訂されています。この「改訂していく」というのも,カニエの仕事に対する態度でカニエによく見られる傾向です。カニエは過去に一度アルバムに収録してすでに発表した楽曲のビートを後に改訂したことがありました。「たとえアルバムに収録された曲でも,さらに良いものにし続ける態度」というのはカニエの傾向です。

また,以下に,昨日27日(金)にカニエ・ウェストがデトロイトで行った特別の“Sunday Service”ならぬ“Friday Service”のストリーミングを掲載しておきます。題して「Jesus is King: A Kanye West Experience(邦題:ジーザスはキング:カニエ・ウェスト体験)」。タイムライン16:40では,パパ(カニエ)の横で跳びはねて踊る娘(ノース)も映ります。なお,これはストリーミングですので,一定期間を過ぎますとリンクが消えます。(映像が見られなくなります。)

なお,先ほど映画『Jesus Is King: A Kanye West Film』(一部報道では『Jesus Is Lord』となっておりましたが,『Jesus Is King』だそうです)は来月10月25日(金)にIMAXにて上映開始されると発表がありました。以下がそのカバーアートです。

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映画の内容はこれまでの“Sunday Service”の模様がたっぷりと流される予定だそうです。しかしそれだけでは終わりません。セットは大自然そのまんまの“RODEN CRATER”(現代美術家ジェームズ・タレルの大作です!)で撮影される(た)そうです。

(文責:Jun Nishihara)

第6位「ドレイクの“キキ!Do you love me??!!”で今年イチ!流行った曲」(今年2018年に出た最も偉大なるヒップホップ曲ランキング)

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遂にドレイク(Drake)のこの曲「キキ!Do you love me?!?!」の番が回ってきました。第6位です。

最近は,「曲が流行ったかどうか」のモノサシとして,どれだけSNSで話題になったか,トレンドになったか,ハッシュタグがついたかで測られます。以前はCDの売り上げや,TVやラジオ,そしてビルボードチャートのランキングやらで,今どういった曲が流行っているかが測定されていましたが,この頃はそれがSNS上で垣間見れます。

この「キキ!Do you love me?!?!」(*正しくは「In My Feelings」という曲名)は,アメリカ全米だけでなく,アジア,中東,ラテンアメリカ,そしてアフリカ含む世界中の若者がSNSでこのセリフをマネて歌い,踊り,アップしました。

こうしてドレイクは,カナダやアメリカを飛び出し,世界へと羽ばたいていきました。

それでは第6位の当曲「In My Feelings」について,「人」という面から重要な点を簡潔に述べておきます。

Shiggy Challenge(シギーチャレンジ)という現象がSNS上(ツイッターやインスタグラム)で巻き起こりました。

シギーというのは,25歳の黒人コメディアンで,この曲のおかげで一躍有名人になりました。ドレイクのアルバム『Scorpion』が発売されて,当時(2018年6月30日時点)ではまだシングル曲にもなっていなかったのにもかかわらず,彼(シギー)はこの曲をおもしろいと思い,自分がこの曲のビートに合わせて踊っている(ダンスしている)動画を自身のインスタグラムにアップしました。またたく間にその動画はネット上を席巻し,あらゆる場所でリツイートなりリアップなりされて,世界中がその動画を見,世界中の若者にとどまらず,老若男女がそのダンスを真似して,アップするという連鎖反応が起こりました。

まさにドレイクのこの曲と自身のダンス動画のアップによって,シギーの人生は,一変しました。世界中に彼の名が知られることになりました。

その動画がこれです。これがきっかけで,ウィル・スミスも,シアラも,ベッカムも,それを真似して曲に合わせて踊るダンスを自身のインスタグラムにアップしました。

まずはウィル・スミスの動画から。

次にシアラの動画です。

そして,ついに,シギー自身の動画です。これが全ての始まりです。

https://www.instagram.com/p/BkoUbKJhFFz/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

そしてこの「In My Feelings」における2つ目の重要な点は,黒人ギャルのラップユニット=City Girlsをフィーチャリングしているという事実です。

彼女たち(City Girlsの2人)も前出のシギーのように,この曲「In My Feelings」によって一躍有名人になりました。今までCity Girlsなんていう黒人ギャルのラップユニットなんて聞いたことがなかったという人にも,今ではアメリカではお茶の間に知れ渡る名前となりました。

City Girlsのラップには「ナマリ」があります。アメリカ南部の田舎訛り&黒人英語の発音(南部訛りに加えて黒人英語Ebonicsというキツいアクセント)です。それがまた良い味を出しています。ドレイクのような「ど真ん中」を行くアーティストに,彼女たちのドギツイ抑揚が曲中に入っているというのが,素晴らしい味をぷんぷん臭いくらいに匂わせています。かつて伝説のヒップホップデュオであるアウトキャスト(Outkast)が「Stankonia(ぷんぷん匂う音楽)」と称した南部の黒人ヒップホップですが,これもまた,南部の黒人の臭さがいい具合で匂ってくるくっさい英語です。

今年の流行語ならぬ流行名は「キキ(Kiki!)」と言っていいほど,この曲は今年めちゃめちゃ売れました。

Aliya Janellヴァージョンも載せておきます。

そして最後に,今年最大のヒット曲であるドレイク「In My Feelings」の本物のミュージックビデオがこちらです。

なにがすごいって,本物のドレイクのビデオ中にシギー(シロウト)が創出したダンスが起用されていることですね。ほんとは逆ですけれど,この場合は今までの「逆」なんです。そこまで今年,シギーのダンスは影響力がありました。

(文責:Jun Nishihara)