カニエ・ウェスト✖️ Sunday Service Choirのニューアルバム『Jesus Is Born』クリスマスの日にリリース!

先日,ここ(カニエ・ウェスト,遂にオペラ開催予告!)で記載いたしましたとおり予定通りカニエ・ウェストとその仲間たち,いや,今回は「その仲間たち=Sunday Service クワイヤメンバーたち」が主役で,ニューアルバム『Jesus Is Born』がクリスマスにリリースされました。

リリース日は,クリスマス,つまり.イエス・キリスト(Jesus Christ)が誕生したとされる12月25日。アルバムタイトルは今年10月25日にリリースされた『Jesus Is King』ではなく,『Jesus Is Born』。その内容は,クワイヤ(=教会のゴスペルメンバー;聖歌隊)がカニエ・プロデュースによる「賛美歌」を歌うというもの。ソウルフルな楽曲を聴いて,気分を上げるにはもってこいのアルバム。ゴスペルだからって日曜日の朝にかぎらずとも,平日の朝でも気分は「BLESSED!」,恵まれた気分。

聴くだけで,御利益ありそうな,縁起の良いアルバムです。

以下はアルバムジャケです。

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後日,当サイトで対訳の掲載を始めていきます。

(文責:Jun Nishihara)

カニエ・ウェスト“Sunday Service”を金曜日に開催 (9月27日分) & アルバム『Jesus Is King』のリスニングパーティー

いよいよカニエ・ウェストのニューアルバム『Jesus Is King』がリリースされるぞ!と期待が絶頂に高まろうとしようとしていた頃,カニエは週末にかけて連チャンでライヴパフォーマンスを開催しました。

第1日目は9月27日(金)デトロイトにて“Sunday Service”を開催。そう!“Sunday Service(日曜のミサ)”は当然のようにこれまでずっと「日曜日に」開催されてきました。しかしここへきて初めて!金曜日に日曜のミサを開催!これまで以上に素晴らしいパフォーマンスとなりました。カニエのみならず,“Sunday Service”クルーの皆さんのダンスとパフォーマンスが極上!当サイトで何度も何度も詳細に亘りくりかえし書いてきましたが,黒人のパワーが発現します。

そして第2日目は9月28日(土),この日,カニエ・ウェストは同じシカゴ出身の同胞ラッパー=Chance The Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)のライヴステージでパフォーマンスします。同日,ここでも書いたように,カニエ・ウェストのドキュメンタリー映画(IMAX配給)『Jesus Is King』の上映日もキム・カーダシアンのInstagramやTwitterをとおして発表されました。

さて,チャンス・ザ・ラッパーのライヴに登場したカニエ・ウェストの映像も掲載しておきます。

ここでカニエ・ウェストは「Jesus Christ is king.(イエス・キリストこそが王様だ。)」と発言します。

そして第3日目の9月29日(日)には,NYはクイーンズの教会にカニエ・ウェストがあらわれます。クイーンズにあるGreater Allen A.M.E. Cathedral(グレイター・アレンA.M.E.大聖堂)です。地元のクイーンズ出身のアーティストやメディア関係者,ヒップホップジャーナリストたちはこぞって参加。クイーンズは地元といってももうニューヨークですから,ヒップホップ業界の関係者たちもいます。まさにヒップホップの生誕地で,日曜日にヒップホップ化されたゴスペル・クワイアとともに繰り広げる“Sunday Service”はまさに格別!!こんなゼータクなことはないでしょう。

タイムライン4分53秒あたりから,祭壇の奥の方にカニエ・ウェストの姿が見え始めます。

ついにニューヨークまで来ましたね。今まではニューヨークを避けて,ニューヨーク以外のいろいろな場所で“Sunday Service”を毎週日曜日に開催してきましたが,ニューヨークだけは来なかった。しかし,いよいよ,ここへ来た。こりゃあ,ニューヨークの連中は黙っていないですよ。全米でいちばんうるさい野郎たちがニューヨークにいますから。ヒップホップに関しては。黙っていないですよ。ニューヨーク最大のヒップホップ&R&Bラジオ局=HOT97でもちろん取り上げました。以下です。

ニューヨークはアメリカではない,というのがこれを見ていると分かります。ニューヨークではまったく違う時間が流れている。まさにそれをNew York Minuteという。ニューヨーク以外のその他全米と,そしてニューヨークとでは,物事のとらえ方がまったく違う。いやあ,これを見ていて,爽快です。

それから,カニエ・ウェストの未だリリースされないニューアルバム『Jesus Is King』のリスニング・セッションの模様を以下,数枚掲載いたします。(それぞれのクリップは非常に短く,すぐ終わります。)

カニエ・ウェストの『Jesus Is King』アルバムは未だリリースされておりませんが,彼がアルバムをリリースしない時,それはさらなる良き改良(tweaks)を加えているということを意味し,われわれの期待はさらに膨らんでいきます。

(文責:Jun Nishihara)

カニエ・ウェストの“Sunday Service” (9月22日分:ワイオミングにて)

当サイトでは,カニエ・ウェストが今年初旬から日曜のミサならぬソウル・ミュージックのミニコンサートを毎週日曜日に休まず開催し始めてから,そのつどアップデートして参りました。

本日は9月22日(日)にワイオミングで撮影された,カニエ・ウェストのSunday Serviceの模様を掲載いたします。カニエの前出アルバム『Ye』のレコーディングもワイオミング州のスタジオでレコーディングされ,そしてアルバムジャケに映された山もワイオミング州に連なる山脈,グランド・ティトン山脈を撮影したものでした。

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(カニエ・ウェストが自身のiPhoneで撮ったグランド・ティトン山脈の一部を自身のアルバム『Ye』のジャケにしました。グランド・ティトンに雪が積もると,上記のようになります。)

さて,カニエ・ウェストはワイオミングといろいろな意味で縁があるのですが,このたび今週の“Sunday Service”をそのワイオミングで撮影することになりました。

(文責:Jun Nishihara)

カニエ・ウェストの新作アルバム『Jesus Is King』は9月29日(日)にリリース(妻キム・カーダシアンのインスタ&ツイッターより)

妻キム・カーダシアンのインスタグラム・ストーリーにて,カニエ・ウェストの新盤『Jesus Is King』は明日29日(日)にリリースされる,と発表がありました。

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(「カニエ・ウェストは28日(土)にシカゴで新作のリスニングセッションを実施し,29日(日)にはニューヨークでリスニングセッションを実施予定。そして同日29日(日)にアルバム『Jesus Is King』をリリースします。」と書かれております。)

なお,以下のインスタグラム・ストーリーでは,10月にカニエ・ウェストのミュージックドキュメンタリー映画『Jesus is Lord』がIMAXにて上映開始されると発表されました。

キム・カーダシアンのツイッターでは,ニューアルバム『Jesus Is King』のトラックリストが発表されました。前回発表されたものからは少し改訂されています。この「改訂していく」というのも,カニエの仕事に対する態度でカニエによく見られる傾向です。カニエは過去に一度アルバムに収録してすでに発表した楽曲のビートを後に改訂したことがありました。「たとえアルバムに収録された曲でも,さらに良いものにし続ける態度」というのはカニエの傾向です。

また,以下に,昨日27日(金)にカニエ・ウェストがデトロイトで行った特別の“Sunday Service”ならぬ“Friday Service”のストリーミングを掲載しておきます。題して「Jesus is King: A Kanye West Experience(邦題:ジーザスはキング:カニエ・ウェスト体験)」。タイムライン16:40では,パパ(カニエ)の横で跳びはねて踊る娘(ノース)も映ります。なお,これはストリーミングですので,一定期間を過ぎますとリンクが消えます。(映像が見られなくなります。)

なお,先ほど映画『Jesus Is King: A Kanye West Film』(一部報道では『Jesus Is Lord』となっておりましたが,『Jesus Is King』だそうです)は来月10月25日(金)にIMAXにて上映開始されると発表がありました。以下がそのカバーアートです。

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映画の内容はこれまでの“Sunday Service”の模様がたっぷりと流される予定だそうです。しかしそれだけでは終わりません。セットは大自然そのまんまの“RODEN CRATER”現代美術家ジェームズ・タレルの大作です!)で撮影される(た)そうです。

(文責:Jun Nishihara)

Kanye Westの“Sunday Service”まとめ(23週目から26週目まで)

毎週日曜日の恒例行事といいますと,カニエの世界では「日曜のミサ」つまりサンデー・サービス=Sunday Serviceセッションです。今年に入ってから1日も休まず開催してきたミニコンサートですが,以下のとおり23週目から26週目までをまとめておきます。過去のものは,当サイトで全て掲載しておりますので,探してみてください。

23週目:6月9日(日)
カニエ・ウェストが新曲をアカペラで披露している映像です。

24週目:6月16日(日)
下記映像ではこれが「23週目(Week 23)」と記載されておりますが,もとから数えますと,これは正しくは24週目となります。4月のイースター祝祭日に開催したコーチェラ祭での“Sunday Service”を入れるか入れないかで計算が変わってきますが,ここではコーチェラ祭の“Sunday Service”も日曜日(イースター)に開催したものですので,カウントしております。

25週目:6月23日(日)
この週ではアルバム『808’s & Heartbreak』収録の楽曲「Say You Will」をゴスペル風にアレンジし,披露してくれています。

26週目: 6月30日(日)
こうして“Sunday Service”の映像を26週間に亘って観察してきますと,パフォーマンスする「場所」の要素もおもしろいものと気づきます。初期の頃はカラフルな照明に照らされた部屋で開催し,途中から「外」つまり屋外へと飛び出しました。それはウェスト家のあるカラバサスの山の中で開催されたものですした。その後またこうして屋内へと場所を移し,サンデーサービスを開催しております。

(文責:Jun Nishihara)

カニエ・ウェストの“Sunday Service”(22週目)

もともとはカニエ・ウェストの仲間内だけで身内の小さなジャム・セッションとして始めた“Sunday Service”でしたが,6月2日(日)に開催されたいつもの“Sunday Service”は,ひときわ際立ってクオリティの高いものになりました。声(Voice)と手拍子(clappings)をたくみに使い,シンセサイザーやドラムマシンなんていう人工的なサウンドはまったく使っていないにも関わらず,ここまで質の高いものに仕上がるとは,衝撃的なものといえるでしょう。

音楽を生業としてやっているミュージシャンがこれを見ると,「これは並大抵のものじゃないぞ」と驚嘆すると思いますが,なにせカニエのこの“Sunday Service”は謂わばアングラでやっているものですので,著名なミュージシャンには見つけられる可能性が低いというだけでそこまで有名にはなっていないのでしょうが,たちまちこれが有名になれば,その才能の高さには衝撃を受けることでしょう。

白人には作れないセッション(いや,これはもうセッションなんかではなく,もはやゴスペルだ)であると思います。このテンポといい,力強さといい,キレのある手拍子といい,とおる声といい,黒人が歴史上経てきた「いろいろなもの」がこういう形でひとつの強力な合唱に昇華したといえるでしょう。

以下をご覧ください。3ページあります。右にスライドするとページをめくれます。
(2ページ目ではカニエも映っております。これを群衆にまぎれて同じように身体を揺らしているカニエは,聖歌隊の仲間たちがここまでついてきてくれている(そして彼・彼女ら自身が楽しんでやっている)のを肌で感じて,誇りに思う父親のようなまなざしで見ているのは,どこか感慨深いものがあります。)

いつものようにキム・カーダシアン(Kim Kardashian)もサンデーサービスに参加しているのですが,彼女のインスタグラムからのIGTVも以下のとおり掲載しておきます。

以上,22週目の“Sunday Service”でした。

(文責:Jun Nishihara)

平成最後の米ミュージック・フェスは,カニエ・ウェストの“Sunday Service”で。

平成最後のミュージック・フェスは,米カリフォルニア州インディオ市で毎年恒例開催されているアメリカ最大のミュージック・フェス=コーチェラ(Coachella)でした。

去る4月21日(イースターの日曜日)に開かれたコーチェラ祭は,カニエ・ウェストの「Sunday Service(日曜のミサ)」には(いろいろな意味で)もってこいの吉日でした。

これを鑑賞するには2つ方法がありました。

1つは実際にカリフォルニアで開かれているコーチェラ祭へ足を運ぶこと。まずは,LAX(ロサンゼルス国際空港)まで飛び,そこからコーチェラ会場まで米ドル$75.00出せばシャトルバスで連れてってくれました。

もう一つの鑑賞方法は,生放送をYouTubeのコーチェラ特設ページでストリーミングで観るという方法でした。これは当サイトでも取り上げました。

ストリーミングで生放送をご覧になられた方々はもう気づかれておりますが,こういう映像がずっと流れました。

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これはfisheye lens(魚の目のレンズ)と言って,まるで望遠鏡で覗いているような錯覚を覚えます。どうせ生ストリーミングするのなら,他の人たちがやってるストリーミングとは違った方法でやりたい,というカニエのよくいえばアーティスティックな,別の方法でいえばひねくれた,一筋縄ではやらせない,もうこれはカニエの性(さが)と呼んでいいほどのものと思いますが,を見せてくれました。

しかしながら,さすが観客の数は相当なものでした。

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正規のコーチェラ会場とは別の(カニエ特別の)会場を使いました。もうこれは会場と呼んでよいのか,山の中の丘の上と呼ぶのがふさわしいのか,もう分からなくなりますが,今年頭から毎週日曜日にこじんまりと始めてきた「Sunday Service」を考えますと(それも山の中でやっておりました),とても適当(適切)なロケーションであったことは間違い無いでしょう。

そういったステージもなく,カニエを映すステージ上のモニターもないところで,これだけの観客数が集まった(しかも日曜日の午前9時!)のは,特筆すべき事項でしょう。

さて,4月21日,イエスが甦ったとされるイースターの日曜日,時間は午前9時。まだ始まりません。しばらく経って9時15分,聖歌隊(choir)の仲間たちがこぞって丘の上へ向けて歩き始めました。だんだんとオルガンの音色が聞こえてきました。これまでのサンデーサービス同様,パステルカラー(カニエのファッション色)の衣装に身を包んだ聖歌隊の方々です,皆おそろいです,が丘の上に集まり始めました。

オルガンの音が聞こえていましたが,時間が経つにつれ,少しずつジャジーな音色に変化してきました。音量もだんだんと大きくなってきました。まだ演奏は始まっておりません。まだカニエは登場しておりません。

一番最初に映ったのが,タイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)した。丘の近くではカニエの娘,ノースちゃんとセイント君が踊っている姿が見え始めました。

カニエのレーベル仲間であるキッド・カディ(Kid Cudi)そしてチャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)が二人でポーズを決めている姿も映し出されました。

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(チャンス・ザ・ラッパーが指を差しているのは,結婚指輪です。今年3月11日に結婚式を挙げたばかりでした。)

そしていよいよ,このコンサートの大ガシラ=カニエが現れました。

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そうこうしているうちに時間は9時55分となり,いよいよ,コンサートが幕を開けました。

曲もくは「Father Stretch My Hands」やめずらしいところではジェイZとビヨンセの「Lift Off」(『Watch The Throne』収録)などを披露。

このコンサート中のトリビアとして,ずっと帽子(キャップ)をかぶっていたラッパーは誰でしょう。

こたえはチャンス・ザ・ラッパーでした。

この“Sunday Service(日曜のミサ)”という聖なる時間にキャップをかぶって許されるのはチャンスくらいですね。

カニエのレーベル仲間であるティアナ・テイラー(Teyana Taylor)ももちろん参加しておりました。楽曲「Never Would Have Made It」を披露した彼女の声は,天にさえも届くような美声でした。

それから聖歌隊のみなさんの迫力も見応え(聞き応え)がありました。

ティアナ・テイラーが歌っている間に,聖歌隊が連呼した「Stand up! Press forward! Move on!」という掛け声が(これはさすが黒人の聖歌隊です)圧倒的な迫力を醸し出しておりました。

そして吠えるあの男=DMXもちゃっかり参加。「This is a God dream…」の歌中にヤツが現れました。

ライヴ終わり近くに「Jesus Walks」をカニエ,聖歌隊,全員で歌い上げ,Happy Easterで幕がないところで幕を閉じました。

米全国紙のニューヨークタイムズ(The New York Times)が素晴らしい写真を撮っておりますので,以下掲載します。

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アメリカ全国ネットワークのBET (Black Entertainment TV)はさすが黒人に特化したTVネットワークと言わんばかりに,下記の迫力ある写真を撮影しました。

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さて,この一連の“Sunday Service”で,カニエはそれさえも「ブランド」化することに成功しております。それは「CHURCH CLOtHES」という名前で販促商品ならぬ洋服を作り上げました。

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パステルカラーのトレーナーやパンツです。

そして4月26日〜28日の3日間に亘って開催された,ファレル・ウィリアムスのミュージック・フェス=“Something In The Water”では,ファッション誌にも登場しまくりのあのファレル・ウィリアムスがカニエの“Sunday Service”のトレーナーを着ておりました。

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(4月27日(土)に開催された“Something In The Water”ミュージックフェスのステージで。左はジェイZ,右はカニエのトレーナーを着るファレル・ウィリアムス。)

平成最後のアメリカ最大のミュージック・フェスはコーチェラでしたが,もうひとつファレル・マニアにとっては,“Something In The Water”フェスも欠かせないものとなりましたので,次回はこの”Something In The Water”を取り上げます。

(文責:Jun Nishihara)