第40位:ヒップホップ・ダンサーに大人気=DaniLeighとクリス・ブラウンの曲「Easy Remix」(今年出たHip-Hop名曲名場面ベスト50)

カタカナで「ダニー・レイ」と書くと,ジェイムス・ブラウンの名MCのことだと思われる方は,かなりソウルミュージックを聴き込んでいる方だと思います。しかし本日,ご紹介させていただく曲「Easy Remix」は,昨年デビューしたばかりの新人ダンサー及びR&BシンガーのDaniLeigh(また別の「ダニーレイ」)と,クリス・ブラウンの曲です。

ダニーレイは1994年生まれ,フロリダ州マイアミ出身。リック・ロスの同胞・・・いや,そういうことはさて置いて,あ,T-Painやトリーナ,トリック・ダディー父ちゃんも・・・まあ,そういう海と女子と夏と砂浜とマフィアと毎年のハリケーンを思い浮かべる場所=マイアミ,出身の彼女なのでございます。まだ25歳。

彼女はR&Bシンガーですが,ダンサーでもあります。ミュージックビデオでもよく踊ってます。そういうこともあり,世のヒップホップダンサー,とくに女子には大人気です。

二人とも息の合ったダンスを見せてくれます。

しかも歌が上手い。踊れて歌えるというまさに理想的な二人です。

ダンサーにとっても,このミュージックビデオは,いろいろなムーヴ(振り付け)を考え出すという意味でも役立てることのできるビデオでしょう。

もう1曲,DaniLeighのアルバム『The Plan』から,楽曲「Can’t Relate」を掲載しておきます。ビートもなかなか今風にかっちょいいですね。爆音でかけてみてください。中毒症にかかるでしょう。

DaniLeigh feat. YG & YBN Nahmir – “Can’t Relate”

(文責:Jun Nishihara)

第44位:Normaniのシングル曲「Motivation」(今年出たHip-Hop名曲名場面ベスト50)

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ノーマニ(Normani)はジョージア州アトランタ市出身のシンガー/ダンサー。昨年(2018年)にはカリード(Khalid)とのコラボレーション曲「Love Lies」をリリースし,ソロ活動(以前フィフス・ハーモニー所属)に火をつけた。

今年1月にノーマニはサム・スミス(Sam Smith)との大ヒット曲「Dancing With A Stranger」をリリースし,8月に「Motivation」をリリース。全米いや全世界のダンサーを目指す女の子に向けたその名の通りモチベーショナルなナンバーとなっている。

ミュージックビデオの冒頭,ダンサーを目指す女子がBETの106&Parkを観ながら,ノーマニのMVに感化されてダンスを始める映像が流れますが,これは現代であればYouTubeやSNS等どこでもMVが観られる環境にありますが,当時はMTVやBETでMVを観て影響を受けた人が多かったと思います。そんな我々には共感できるビデオに仕上がっています。

ネット映像ではなくTVでMVを観るというオールドスクールぶりを甦らせてくれたノーマニに天晴。

Normani is bringing the “OLD” back to the “NEW” days.

(文責:Jun Nishihara)

第50位:ダンサーAlyson Stoner,ミッシーとMTV授賞式で再会果たす。(今年出たHip-Hop名曲・名場面ベスト50)

米MTVが主催するミュージックビデオの祭典=MTV Video Music Awards賞で,ミッシー・エリオットのステージで17年ぶりにミッシーと再会を果たしたAlyson Stoner(アリソン・ストーナー)が一躍有名となりました。

前回当サイトでも彼女を取り上げましたが,アリソン・ストーナーは,ミッシー・エリオットの2002年ミュージックビデオ「Work It」で共演しております。当時アリソンはわずか9歳。
※下記映像タイムライン4:12から映る白人の女の子です。

そして17年ぶりにミッシー・エリオットと共演したのが以下映像タイムライン1:07の箇所です。

そしてアリソン・ストーナーのインスタグラムから以下掲載です。

なお,米エレンショー(The Ellen Show)でも17年前に出演しております。

17年の時を経ても,ミッシー・エリオットのこの曲「Work It」はほんの僅かも古びていないというのはまさに快挙です。

(文責:Jun Nishihara)

2019年MTVビデオ・ミュージック賞(とりわけミッシー・エリオットの偉大さについて)

2019年8月26日(日)に開催された米MTVのVideo Music Awardsより,ハイライトをいくつかピックアップして,以下に掲載しておきます。5年後これを見返して,懐かしい感情を抱けますように。

Taylor Swift
まずは,テイラー・スウィフトです。2曲めに披露するバラード曲を演奏して,ここまで声援が挙がる人は,現ポップス界では他にいらっしゃらないですね。誰もがヒップホップやEDM系の曲を制作している中,ある意味,時代とは逆方向に進むともいえるテイラー・スウィフトのこの曲「Lover」は,人間がもつ心の普遍的な琴線に触れる名曲だと云えるでしょう。

Missy Elliott
やってきました。ミッシー・エリオットです。今夜最高のステージはミッシーが奪い去ったといえるでしょう。2曲めの「The Rain (Supa Dupa Fly)」は1997年リリースの曲ですけれど,一片足りとも古びていない!また,MTV VMAs終了後の数日間(いや,今も?)ツイッターやインスタグラムで騒がれ続けたこの人(↓)(=Alyson Stoner)は,ミッシーが2002年にシングル曲「Work It」をリリースした際,ミュージックビデオで踊っていたあの女の子です。当時この子はわずか9歳。17年ぶりに,ミッシー・エリオットと同曲で共演を果たしたというのは,なんとも感慨深いことです。
Alyson-Stoner-Dances-Missy-Elliott-2019-MTV-VMAs-Tribute

なお,「Get Ur Freak On」「Pass That Dutch」等,名曲が続きます。

Queen Latifah
クイーン・ラティファのお出ましは以下映像の4:34からです。先出のミッシー・エリオットに続き,クイーン・ラティファの今年のMTV VMAsへの登場は今年特に顕著な女性ラッパー世代を象徴しているように思われます。

Lizzo
現代ぽっちゃり女子代表。あらゆるサイズ,人種,カラー,エスニシティ,セクシュアリティの代弁者として,なかなかおもしろいポジションにいる人だと思います。

Megan Thee Stallion
まずは,年齢に驚き。メガンは1995年生まれなので,まだ24歳。24歳でこのラップ力は凄まじいですね。ようやくMTVにまで出られるようになった。とても嬉しいですが,今までのアングラ力の勢いを失わないようにいってほしいというのが,ファンである我々の思いです。けっしてポップ界に流されないように!!

Missy Elliott’s Acceptance Speech of “Michael Jackson Music Video Vanguard Award”
最後にミッシー・エリオットが女性初「マイケル・ジャクソン・ビデオ・ヴァンガード賞」を受賞した際のスピーチで締めくくります。20年以上もミッシーは「ヒップホップダンス界」の大御所としてその才能及び貢献を音楽界のために尽くしてきました。それがようやくここで大いなる賞の贈呈とともに一つの実を結んだといえます。ミッシー・エリオットが本スピーチの中で,感謝している人リストに連なる人物を聞くだけで,どれだけミッシーは謙虚な人であるかということが伺い知ることができます。最後にミッシーが感謝する人(たち)を挙げたところで,ステージも湧き上がります。それではじっくり聴いてみてください。

今日も,当サイトに来てくれてありがとうございます。
ミッシー・エリオットが90年代後半に,MTVで踊っていた映像を見ていた頃を思い出します。世代はだんだんと変わっていっているといいますが,ミッシー・エリオットのような偉大なる人をリアル・タイムで当時TVで観られていたことは幸せですし,どれだけ世代が変わったとしても,こんなありがたいことはない,と思っております。

(文責:Jun Nishihara)