楽曲(17)対訳「Paradise」(カニエ・ウェスト率いるSunday Serviceのニューアルバム『Jesus Is Born』より)

楽曲(17)「Paradise」対訳
(カニエ・ウェスト率いるSunday Serviceのニューアルバム『Jesus Is Born』より。カニエ自身のアルバム『Jesus Is King』の対訳については,こちらをどうぞ。)

kanye-west-sunday-service-jesus-is-born-1577304784-640x637

[Refrain]
Woke up today feeling Godly
Glad to be part of God’s body
Lord, you’re welcome en mi casa
Heaven’s gon’ be one big ol’ party
Thankful for all we’ve been given
You always take care of Your children
Every single moment we lift Him up
All of God’s people stay winnin’

(リフレイン)
今朝目覚めて,神聖な気分がした
神の身の一部であることに喜びを感じる
神よ,あなたを私の家にお迎えします
天(ヘヴン)はアゲアゲの巨大なパーティー
与えられているものすべてにありがたみを感じ
神は,神の子である我々をよく可愛がってくれる
どんな時も,我々は神を空高く持ち上げる
神の子全員,どんな時も負けるわけがない

[Chorus]
Oh, we knew life would be alright
But who could have known it’d be this good?
Oh, Lord
It gets better, better, better, better
Give your life to Christ, he’ll give you paradise

(サビ)
オゥ,人生うまくいくって気がしてた
でも誰が想像した? ここまで良いものになるなんて
オゥ,神よ
これからまだまだ,良くなっていくからね
人生を神に捧げよ,さらば,パラダイスを与えられ賜う

[Refrain]
Woke up today feeling Godly
Glad to be part of God’s body
Lord, you’re welcome en mi casa
Heaven’s gon’ be one big ol’ party
Thankful for all we’ve been given
You always take care of Your children
Every single moment we lift Him up
All of God’s people stay winnin’

(リフレイン)
今朝目覚めて,神聖な気分がした
神の身の一部であることに喜びを感じる
神よ,あなたを私の家にお迎えします
天(ヘヴン)はアゲアゲの巨大なパーティー
与えられているものすべてにありがたみを感じ
神は,神の子である我々をよく可愛がってくれる
どんな時も,我々は神を空高く持ち上げる
神の子全員,どんな時も負けるわけがない

[Chorus]
Oh, we knew life would be alright
But who could have known it’d be this good?
Oh, Lord
It gets better, better, better, better
Give your life to Christ, he’ll give you paradise
Give your life to Christ, he’ll give you paradise
Give your life to Christ, he’ll give you paradise

(サビ)
オゥ,人生うまくいくって気がしてた
でも誰が想像した? ここまで良いものになるなんて
オゥ,神よ
これからまだまだ,良くなっていくからね
人生を神に捧げよ,さらば,パラダイスを与えられ賜う
人生を神に捧げよ,さらば,パラダイスを与えられ賜う
人生を神に捧げよ,さらば,パラダイスを与えられ賜う

[Refrain]
Woke up today feeling Godly
Glad to be part of God’s body
Lord, you’re welcome en mi casa
Heaven’s gon’ be one big ol’ party
Thankful for all we’ve been given
You always take care of Your children
Every single moment we lift Him up
All of God’s people stay winnin’

(リフレイン)
今朝目覚めて,神聖な気分がした
神の身の一部であることに喜びを感じる
神よ,あなたを私の家にお迎えします
天(ヘヴン)はアゲアゲの巨大なパーティー
与えられているものすべてにありがたみを感じ
神は,神の子である我々をよく可愛がってくれる
どんな時も,我々は神を空高く持ち上げる
神の子全員,どんな時も負けるわけがない

[Chorus]
Oh, we knew life would be alright
But who could have known it’d be this good?
Oh, Lord
It gets better, better, better, better
Give your life to Christ, he’ll give you paradise
Give your life to Christ, he’ll give you paradise
Give your life to Christ, he’ll give you paradise

(サビ)
オゥ,人生うまくいくって気がしてた
でも誰が想像した? ここまで良いものになるなんて
オゥ,神よ
これからまだまだ,良くなっていくからね
人生を神に捧げよ,さらば,パラダイスを与えられ賜う
人生を神に捧げよ,さらば,パラダイスを与えられ賜う
人生を神に捧げよ,さらば,パラダイスを与えられ賜う

(対訳:Jun Nishihara)

楽曲(15)対訳「Souls Anchored」(カニエ・ウェスト率いるSunday Serviceのニューアルバム『Jesus Is Born』より)

楽曲(15)「Souls Anchored」対訳
(カニエ・ウェスト率いるSunday Serviceのニューアルバム『Jesus Is Born』より。カニエ自身のアルバム『Jesus Is King』の対訳については,こちらをどうぞ。)

kanye-west-sunday-service-jesus-is-born-1577304784-640x637

[Verse]
On time (On time)
Every time (Every time)
Always there (Always there)
Said you’ll never leave us nor forsake us (Sake us)
So we stand (So we stand)
On your Word (On your Word)
Brought us out of darkness into your light (Your light)
By your power (By your power)
We’re set free (We’re set free)
Where two or three are gathered you’re there (You’re there)
In the midst (In the midst)
Thank you, Lord (Thank you, Lord)
So glad we know our…

(ヴァース)
ちょうどいい時に(ちょうどいい時に)
いつだって(いつだって)
傍にいてくれる(傍にいてくれる)
こう言ってくれた「傍を離れることも,見捨てることもない」(見捨てることもない)
我らは信じる(我らは信じる)
あなたの言葉を(あなたの言葉を)
我らを暗闇から,明るみに導いてくれた(あなたの光で)
あなたの力によって(あなたの力によって)
解放された(解放された)
2,3人がいるところに,あなたはいる(あなたはいる)
まっただ中に(まっただ中に)
ありがとう,神よ(ありがとう,神よ)
嬉しく思う,こんなふうに・・・

[Chorus]
Soul’s anchored
Every single day you’re worthy
To you we give the glory ’cause our
Soul’s anchored
When we think back where we started
We were brokenhearted, now our
Soul’s anchored
Every single day you’re worthy
To you we give the glory ’cause our
Soul’s anchored
When we think back where we started
We can’t help but lift our hands up

(サビ)
我らの魂は導かれて
いつの日も,尊きあなた
あなたへ賛美を捧げる,なぜなら
我らの魂は導かれて
スタート地点を思い返せば
我らは悲嘆に暮れていた,でも今は
我らの魂は導かれて
いつの日も,尊きあなた
あなたへ賛美を捧げる,なぜなら
我らの魂は導かれて
スタート地点を思い返せば
いてもたってもいられずに,我らは両手を挙げる

[Bridge]
Ooh, ooh, ooh
Hey, hey, hey
Ooh, ooh, ooh
Hey, hey

(ブリッジ)
オゥ,オゥ,オゥ
ヘイ,ヘイ,ヘイ
オゥ,オゥ,オゥ
ヘイ,ヘイ

[Verse]
On time (On time)
Every time (Every time)
Always there (Always there)
Said you’ll never leave us nor forsake us (Sake us)
So we stand (So we stand)
On your Word (On your Word)
Brought us out of darkness into your light (Your light)
By your power (By your power)
We’re set free (We’re set free)
Where two or three are gathered you’re there (You’re there)
In the midst (In the midst)
Thank you Lord (Thank you Lord)
So glad we know our…

(ヴァース)
ちょうどいい時に(ちょうどいい時に)
いつだって(いつだって)
傍にいてくれる(傍にいてくれる)
こう言ってくれた「傍を離れることも,見捨てることもない」(見捨てることもない)
我らは信じる(我らは信じる)
あなたの言葉を(あなたの言葉を)
我らを暗闇から,明るみに導いてくれた(あなたの光で)
あなたの力によって(あなたの力によって)
解放された(解放された)
2,3人がいるところに,あなたはいる(あなたはいる)
まっただ中に(まっただ中に)
ありがとう,神よ(ありがとう,神よ)
嬉しく思う,こんなふうに・・・

[Chorus]
Soul’s anchored
Every single day you’re worthy
To you we give the glory ’cause our
Soul’s anchored
When we think back where we started
We were brokenhearted, now our
Soul’s anchored
Every single day you’re worthy
To you we give the glory ’cause our
Soul’s anchored
When we think back where we started
We can’t help but lift our hands up

(サビ)
我らの魂は導かれて
いつの日も,尊きあなた
あなたへ賛美を捧げる,なぜなら
我らの魂は導かれて
スタート地点を思い返せば
我らは悲嘆に暮れていた,でも今は
我らの魂は導かれて
いつの日も,尊きあなた
あなたへ賛美を捧げる,なぜなら
我らの魂は導かれて
スタート地点を思い返せば
いてもたってもいられずに,我らは両手を挙げる

[Outro]
Ooh, ooh, ooh
Hey, hey, hey
Ooh, ooh, ooh
We can’t help but lift our hands up
Ooh, ooh, ooh
Hey, hey, hey
Ooh, ooh, ooh
We can’t help but lift our hands up

(アウトロ)
オゥ,オゥ,オゥ
ヘイ,ヘイ,ヘイ
オゥ,オゥ,オゥ
いてもたってもいられずに,我らは両手を挙げる
オゥ,オゥ,オゥ
ヘイ,ヘイ,ヘイ
オゥ,オゥ,オゥ
いてもたってもいられずに,我らは両手を挙げる

(対訳:Jun Nishihara)

第3位:お正月から絶えず毎週日曜日に開催し続けたカニエと“Sunday Service”チームの忍耐力と継続力,そしてアルバムに昇華させたその芸術力へ (2019年Hip-Hop名曲名場面ベスト50)

1_Kanye-West-performs-at-Sunday-Service-at-the-Mountain-on-day-3-of-week-2-at-Coachella-Music-and-Ar

2019年を年始から年末まで,絶え間なくイエス・キリスト(Jesus Christ)への賛美歌を歌い続けたカニエ・ウェストとその仲間たち(Kanye West & Sunday Service Choir Team)へ第3位を捧げます。

毎週日曜日はたとえ1日足りとも休むことなく開催し,けっきょく2019年,1年間ぶっ続けで“Sunday Service”をやり遂げることとなりました。もはやヒップホップ歴史上,そういったラッパーは前代未聞でしたし,他のジャンルでもそんなことは聞いたことがなかったです。

2010年代(The 10’s)の最後の年である2019年は,カニエ・ウェストとそのクワイア・チームへその忍耐力と継続力を称え,2019年の第3位を贈ります。

2017年はヒップホップ史上偉大なるアルバム『DAMN.』をリリースしたケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)の年と云われました。2018年はアルバム『More Life』や『Scorpion』をリリースし,「Kiki! Do you love me?」の社会現象を引き起こしたドレイク(Drake)の年と囁かれました。そして2019年は,カニエ・ウェスト(Kanye West)だけでなく,カニエをとりまく(entourageの)“Sunday Service”クワイヤ(コーラス隊)のみなさまの1年であったと,ここに自信をもって確信したいと思います。彼女達の忍耐力及び継続力(consistency)はまさに尋常無いものでした。

その全貌すべてはお伝えしきれなかったですが,ごく一部については,当サイトでも25回にわたり,以下のページでお伝えしてきましたので,ずっとお付き合いしてくださっていた方々は,この機会にぜひお振り返りを,当サイトが初めての方は,ぜひご参照いただければと思います。

カニエ・ウェストとクワイア・チーム仲間たちの2019年開催“Sunday Service”シリーズについてはこちらを。

日本のTVコマーシャルでも芸人・渡辺直美とも共演したジェイムス・コーデン(James Corden)とのAirpool Karaokeにも度肝を抜かれました。(本物の飛行機の中でフライト中に“Sunday Service”開催!)

そのキッカケとなったのは,この映像。(きっと安定飛行のときにされたのでしょう。)

2019年のカニエ・ウェストの“Sunday Service”は合計52回以上開催された計算になります。ある週には日曜日に加えて金曜日にも開催されるという異例の“Sunday Service on a Friday”(ややこしい!)も開催されたことがありましたので,52回という数字は確実に超えます。

日曜日に加え,金曜日にデトロイトで開催された“Sunday Service”は,今でも私の個人的なfavoriteなのですが,こちらでした。

そして,ヒューストンの刑務所で囚人の目の前で開催したこともありました。

なお,“Sunday Service”を一つの作品として作り上げ,一番まとまりを持たせたのは11月3日に開催された”Sunday Service Experience – Jesus Is King”でした。

4月のイースター祭(Easter Sunday)には全米最大級のミュージック・フェス=コーチェラ音楽祭(Coachella)において,2019年初めて公に向けた“Sunday Service”も開催されました。これについても当時リアルタイムに当サイトで取り上げましたので,詳しくは,上記ページから検索してみてください。

カニエ・ウェスト&クワイヤチームの仲間達よ,2019年は素晴らしき(BLESSED!)年にしてくれて,どうもありがとうございました。お蔭様で2010年代(The 10’s = The Decade)の締め括りにふさわしい年となりました。そして当サイトでの“Sunday Service”の取り上げに付き合って下さった方々へ,ここに感謝申し上げます。

(文責:Jun Nishihara)

カニエ・ウェスト✖️ Sunday Service Choirのニューアルバム『Jesus Is Born』クリスマスの日にリリース!

先日,ここ(カニエ・ウェスト,遂にオペラ開催予告!)で記載いたしましたとおり予定通りカニエ・ウェストとその仲間たち,いや,今回は「その仲間たち=Sunday Service クワイヤメンバーたち」が主役で,ニューアルバム『Jesus Is Born』がクリスマスにリリースされました。

リリース日は,クリスマス,つまり.イエス・キリスト(Jesus Christ)が誕生したとされる12月25日。アルバムタイトルは今年10月25日にリリースされた『Jesus Is King』ではなく,『Jesus Is Born』。その内容は,クワイヤ(=教会のゴスペルメンバー;聖歌隊)がカニエ・プロデュースによる「賛美歌」を歌うというもの。ソウルフルな楽曲を聴いて,気分を上げるにはもってこいのアルバム。ゴスペルだからって日曜日の朝にかぎらずとも,平日の朝でも気分は「BLESSED!」,恵まれた気分。

聴くだけで,御利益ありそうな,縁起の良いアルバムです。

以下はアルバムジャケです。

kanye-west-sunday-service-jesus-is-born-1577304784-640x637

後日,当サイトで対訳の掲載を始めていきます。

(文責:Jun Nishihara)

カニエ・ウェストの“Sunday Service” (さらに前回,前々回,前々々回・・・からのつづき)

本日もカニエ・ウェストが毎週日曜日に開催しつづけている“Sunday Service”を掲載いたします。本日は8月25日(日)にオハイオ州デイトン市で開催されたミサ(service)です。これは同年8月4日に同市で起こった無差別銃殺人事件の犠牲者に捧げた弔いの意味を込めた“Sunday Service”でした。

以下映像は全米TVネットワークであるNBCで放映された映像です。その一部始終が掲載されております。

なお,別の角度から撮影された同サービスの映像をいくつかご紹介いたします(TMZ含む)。

途中Dave Chappelle(デイヴ・シャペル)が話しますが,後にCNNのインタヴューでこう言っております。“These aren’t numbers. These are people’s lives.”(死者何人とか言ってるが,人の命は数字じゃないんだ。)“Good people got to be louder than bad people.”(悪意のある人たちよりも,善意のある人たちが,もっと大きな声を出すべきだ。)

カニエ・ウェストがデイトン市で“Sunday Service”を開催することにより,「声の無い弱者」たちにカニエやシャペルの「声」を届ける,そして与えることができたならば,ようやくアメリカという国も,少しは振り向いてくれることになるのではないかと,そう願っております)。

(文責:Jun Nishihara)

カニエ・ウェストの“Sunday Service” (前回,前々回,前々々回・・・からのつづき)

カニエ・ウェスト(Kanye West)の世界では毎週日曜日恒例となっております「Sunday Service(カニエ版・日曜のミサ)」のつづきをお届けします。

当サイトではこれまでのカニエ・ウェストのサンデー・サービス模様を全てお伝えしてきました。しかしながら,ネットに投稿されているサンデー・サービス模様は限られております。ここからは所々断片的に特別なものを抽出し,掲載していくことにいたします。

29週目:7月21日(日)
この週は,カニエ・ウェストとキム・カーダシアンが結婚式を挙げた際,実際に結婚式を取り仕切った牧師さんが指揮してくださいます。カニエ・ウェストの音楽は出てきませんが,なるほど「日曜のミサらしい」牧師さん(Pastor Rich)からの説教(sermon)が聴けます。まだ若い彼はこう説教しております。
“Today, if you’re feeling something, understand it’s not a vibe. And I like the vibe. It’s not an energy. And I like the energy. But what you are sensing is the tangible presence of a living God.”(今日この日に君たちが感じるものがあれば,それはヴァイブスではない。ヴァイブスは大好きだけど。エネルギーでもない。エネルギーは大好きだけど。君たちが感じているもの,それは生きた神のまぎれもない存在感だ。)

33週目:8月18日(日)
今年お正月にカニエ・ウェストがサンデー・サービスを開始して以来,初めて,本物の教会で開催することが実現されました。場所はカリフォルニア州サンヴァレーに位置するCalifornia Worship Centerです。この教会は女性ゴスペルユニット=メアリー・メアリーの片割れであるエリカ・キャンベルとその旦那=ウォーリン・キャンベルが通っている地元の教会でもあります。カニエ・ウェストとウォーリン・キャンベルの縁は深く,カニエのアルバム『Graduation』等に関わったプロデューサーとしても有名です。そういった意味でも,“Sunday Service”を開始して以来初の教会としてCalifornia Worship Centerを選ぶことはとても意義深いことであると思量いたします。

(文責:Jun Nishihara)

カニエ・ウェストの“Sunday Service”(22週目)

もともとはカニエ・ウェストの仲間内だけで身内の小さなジャム・セッションとして始めた“Sunday Service”でしたが,6月2日(日)に開催されたいつもの“Sunday Service”は,ひときわ際立ってクオリティの高いものになりました。声(Voice)と手拍子(clappings)をたくみに使い,シンセサイザーやドラムマシンなんていう人工的なサウンドはまったく使っていないにも関わらず,ここまで質の高いものに仕上がるとは,衝撃的なものといえるでしょう。

音楽を生業としてやっているミュージシャンがこれを見ると,「これは並大抵のものじゃないぞ」と驚嘆すると思いますが,なにせカニエのこの“Sunday Service”は謂わばアングラでやっているものですので,著名なミュージシャンには見つけられる可能性が低いというだけでそこまで有名にはなっていないのでしょうが,たちまちこれが有名になれば,その才能の高さには衝撃を受けることでしょう。

白人には作れないセッション(いや,これはもうセッションなんかではなく,もはやゴスペルだ)であると思います。このテンポといい,力強さといい,キレのある手拍子といい,とおる声といい,黒人が歴史上経てきた「いろいろなもの」がこういう形でひとつの強力な合唱に昇華したといえるでしょう。

以下をご覧ください。3ページあります。右にスライドするとページをめくれます。
(2ページ目ではカニエも映っております。これを群衆にまぎれて同じように身体を揺らしているカニエは,聖歌隊の仲間たちがここまでついてきてくれている(そして彼・彼女ら自身が楽しんでやっている)のを肌で感じて,誇りに思う父親のようなまなざしで見ているのは,どこか感慨深いものがあります。)

いつものようにキム・カーダシアン(Kim Kardashian)もサンデーサービスに参加しているのですが,彼女のインスタグラムからのIGTVも以下のとおり掲載しておきます。

以上,22週目の“Sunday Service”でした。

(文責:Jun Nishihara)

カニエ・ウェストの“Sunday Service”まとめ(20週目と21週目)

本年2019年の最初の日曜日(Sunday)から始動したカニエ・ウェストの“Sunday Service”は,はやくも現在20週目を迎えることとなりました。

今年初めての日曜日は1月6日にあたりますが,その日から日曜日は1日たりとも休まず,カニエ・ウェストとその仲間たち(名付けてカニエ軍団)は“Sunday Service”を開催してまいりました。

本日はその20週目(5月19日)と21週目(5月26日)を以下にて記録しておきます。

20週目(5月19日開催):この回では奇抜なミュージックビデオとミステリアスな存在感で知られるシンガー=Sia(シーア)が登場します。彼女のヒット曲「Elastic Heart」をミサのゴスペル・クワイア(聖歌隊)と合唱します。

キム・カーダシアンのツイッターでも以下のとおり掲載されております。

21週目(5月26日開催):この回ではついに,こどもたちの合唱まで聴くことができます。こども達の合唱を聞いているのもいいのですが,この動画のほんとうに重要なポイントは,タイムライン01:02から始まります。(ビデオはもう少し下のほうに掲載しております。)タイムライン01:02から始まる曲では,次第に手拍子(clappings)が始まるのが分かります。黒人音楽の歴史において,リズム感抜群の「手拍子」はとても重要な意味をもっております。手拍子は黒人が奴隷として重労働を強いられていた1900年代初期,手拍子でリズムをとって,重労働のつらさを幾分か和らげておりました。以下は,ウェルズ恵子先生の『魂をゆさぶる歌に出会うーアメリカ黒人文化のルーツへ』より抜粋します。

歌は,身体を使うどんな仕事のときも,働き手に力をくれました。リズムをとってみなが力を合わせた方が大きい力が出ますし,単純作業のときは歌いながらの方が飽きずに仕事がはかどります。帆船の船乗りは帆を揚げるときや錨を巻き上げるときに歌いましたし,農民が固い地面を耕したり,鉄道工夫が岩山をうがってトンネルを掘ったり,鉱山の坑夫が鉱石にハンマーを当てて砕くときなども,黒人たちは「はっ!」というかけ声を入れた歌をうたって力を合わせました。
(中略)
人間の筋力で固い地面を耕したり,鉱脈や石炭をハンマーとたがねで切り崩したりしていた時代,男たちは集団で歌のリズムにあわせて働きました。鉄の道具を振り上げるまでに息を吸ってひと呼吸,振り下ろすときに息を吐いてひと呼吸。テンポの速い曲も遅い曲もありますが,歌詞は呼吸と動作の速度にあわせて選ばれています。
−ウェルズ恵子・著『魂をゆさぶる歌に出会う(アメリカ黒人文化のルーツへ)』より︎

このように黒人にとって「リズム」は奴隷制度の時代から,黒人の身体を血液のように脈打つたいせつな要素でありました。リズムの中でも「打つ」という要素が高いものは「ビート」とも呼ばれます。

このように,黒人の身体の奥底に脈打つとても大事な要素としてリズムやビートがあり,黒人歴史にとっては,それはメロディや音色というものよりもさらに古くからあるものでした。メロディや音色を奏でるだけでは,重労働ははかどらないですからね。黒人にとってはリズムやビートが先に来ていた。逆に,貴族の暮らしをして,舞踏会に出向き,メロディにあわせて舞うように踊っていた白人にとっては,音楽のメロディや音色が重要視されておりました。こうした歴史を鑑みますと,黒人はビートの文化,白人は音色の文化,と位置付けることが一つの見方となりますでしょう。

そこで上記のカニエ軍団聖歌隊の「手拍子」に話を戻します。

この手拍子はとても速いテンポで叩かれます。「Jesus died for you.(ジーザスは我々の犠牲となった)」という歌詞を手拍子の合間に挿入し,聖歌隊メンバーが同じリズムで歌います。とても短いクリップですが,黒人文化に息づく音楽のとても大事な部分がここに垣間見れます。さて,そのビデオを以下に掲載しておきます。(タイムラインは01:02〜の箇所です。)

(文責:Jun Nishihara)

ファレル・ウィリアムス主宰=“Something In The Water”フェス(平成最後もうひとつの音楽祭)

ファレル・ウィリアムス出身の地,米ヴァージニア州ヴァージニア・ビーチの海辺で4月26日(金)〜28日(日)にかけて開催されたミュージック・フェス=“Something In The Water”は,平成の幕を閉じるにふさわしい音楽祭となりました。

something-water-festival-2019-virginia-15

その模様をインスタグラムの“Something In The Water”特設ページから掲載いたします。

https://www.instagram.com/p/Bw008IVpQ52/?utm_source=ig_web_copy_link

https://www.instagram.com/p/Bw0y3hLp1C-/?utm_source=ig_web_copy_link

https://www.instagram.com/p/Bw0syNjpour/?utm_source=ig_web_copy_link

https://www.instagram.com/p/Bw0jKyUpncm/?utm_source=ig_web_copy_link

https://www.instagram.com/p/BwLH9n2JzYa/?utm_source=ig_web_copy_link

https://www.instagram.com/p/Bw0DrUOJ2KV/?utm_source=ig_web_copy_link

https://www.instagram.com/p/BwzuQhmJ-pH/?utm_source=ig_web_copy_link

https://www.instagram.com/p/Bw0di0yJSrE/?utm_source=ig_web_copy_link

https://www.instagram.com/p/BwxLauoJySa/?utm_source=ig_web_copy_link

https://www.instagram.com/p/BwzYk1thD2C/?utm_source=ig_web_copy_link

さて,別途特筆すべきことがあるとすれば,このフェスであらわれたキャラクター=KAWSのHolidayでしょう。

それはこういう↓ものです。

KAWS-HOLIDAY-virginia-beach-Collater.al-2

KAWS-HOLIDAY-virginia-beach-Collater.al-3

KAWS-HOLIDAY-virginia-beach-Collater.al-

これはファレルもさることながら,カニエ・ウェストが全世界に広めたことでも有名なKAWS先生のキャラクターです。本件ミュージック・フェス“Something In The Water”のコンセプトは,何かの物体(Something)が海に浮かんでいる(in the water)。それが浜辺に乗り上げて,ポツンとこのビーチに座っているわけです。それがこのデッカいキャラクターなのです。これは浜辺に乗り上げた姿なのです。そこから,この物体(=KAWSのHolidayキャラクター)がライヴステージを鑑賞している,という考え方なのです。ですから,この“Something In The Water”ミュージックフェスの主役は,ライヴで演奏するアーティストたちでもはなく,主宰者のファレル・ウィリアムスでもなく,コイツ=KAWSのキャラクターなのです。彼(彼女?無性?)のためにライヴをやり,彼(彼女?無性?)のためにフェスを開催している,というコンセプトであります。

KAWS-HOLIDAY-virginia-beach-Collater.al-4

さて,カニエの息吹はここでも流れておりました。ファレルが着ているカニエの「HOLY SPIRIT」のトレーナーです。

https://www.instagram.com/p/Bw45DxEBLXN/?utm_source=ig_web_copy_link

jay-z-pharrell-williams-billboard-1548

ファレルはなぜこういったミュージック・フェスを開催したのでしょうか。今年が初めてです。

ファレルはその問いにこう答えます。

「これはただのミュージック・フェスではない。これは地元のお祭りなんだ。ヴァージニアで生まれ育った人たちのために開くお祭りなのさ」(ファレル・ウィリアムス)

そしてファレルと同郷のヴァージニア・ビーチ出身のミッシー・エリオットやティンバランド,プッシャTも参加しておりました。

AndrewWhite_GQ_Pharrell&Friends_7

地元のためのお祭りとは言い得て妙,カニエが開いたコーチェラでの“Sunday Service”とは,これまた違った趣(おもむき)のあるものとなりました。

ここに2つ並べて,掲載しておきます。その違いは明らかです。

カニエ・ウェストの“Sunday Service”
p07737tq

ファレル・ウィリアムスの“Something In The Water”
something-water-festival-2019-virginia-25

なんか雰囲気も色も形もぜんぜん違いますね。

アクセスの方法,といいますか,会場のマップもこの際,比べておきましょう。

カニエ・ウェストの“Sunday Service”
coachella1_venue_map

ファレル・ウィリアムスの“Something In The Water”
something-e1554768972717

最後に“Something In The Water”にはヒップホップの三冠王=ディディ,ジェイZ,ティンバランドも登場しました。

AndrewWhite_GQ_Pharrell&Friends_6
(ヒップホップ界最も偉大なるプロデューサー=ティンバランド)

AndrewWhite_GQ_Pharrell&Friends_2
(ジェイZと)

AndrewWhite_GQ_Pharrell&Friends_10
(ディディakaパフ・ダディと)

(文責:Jun Nishihara)

本日,カニエのコーチェラ・ライヴ生放送!(ここで視聴可能)

いよいよ本日,カニエ・ウェスト率いる「Sunday Service」ならぬ「Easter Sunday Service」がアメリカ最大のミュージック・フェス=Coachella Music Festival(コーチェラ・フェス)で開催されます。

詳細は以下のとおりです。

日時:本日(4月21日(日))アメリカ西海岸時間午前9:00開始(日本時間では22日(月)になったばかりの午前1:00時開始(つまり21日(日)の夜中1:00時開始))

生放送で観るならば,以下のYouTube Live(YouTubeの生放送チャンネル)で視聴できます。
(※これは翌日には消えますので,本日中のみ視聴可能です。生放送です。→予定どおり「生放送リンク」は消えましたので,クリップを掲載しておきます。)

再放送は,本日アメリカ西海岸時間午後3:00時開始(日本時間では22日(月)の午前7:00時再放送開始)です。

今年2019年に入ってからすぐ,1月から毎週カニエは「Sunday Service」を開催してきました。先週はいよいよ15週目を迎え,そして本日,その最高潮(culmination)を極めるがごとくコーチェラで開催されることになりました。毎週開かれていたジャムセッションですらかなりの完成度でしたから,世界中から観客が集まるコーチェラ・ライヴではさらなるパフォーマンスが期待できるでしょう。

D3PnaDZUUAA46Ir

https://www.instagram.com/p/BwgDP8SjWKk/?utm_source=ig_web_copy_link

(文責:Jun Nishihara)