第7位:ティアナ・テイラー引き続き2019年もHip-Hop/R&Bナツメロをフリップし,楽曲「Morning」及び「HYWI」をリリース(2019年Hip-Hop名曲名場面ベスト50)

Teyana_Taylor_Wikipedia
(Teyana Taylor: source Wikipedia)

昨年2018年に第3位にランクインしたティアナ・テイラー,2019年はアルバムをリリースしていないにもかかわらず,トップ10入りを果たしました。

2019年もどうしてこうもティアナ・テイラー(Teyana Taylor)はヒップホップ及びR&Bのナツメロを新しき楽曲にするのがウマいのでしょうか。まさに当サイトが目標としている「古き良きヒップホップを現代に生き返らせる」ことを音楽という媒体をもちいて表現してくれています。

この「古き良きヒップホップ(またはR&B)を現代に生き返らせる」という大テーマを2019年も引き続き遂行してくれたことにより,ティアナ・テイラーに第7位を捧げることといたしたく,以下ティアナの2019年リリースMVを掲載いたします。

Teyana Taylor feat. Kehlani – “Morning”

Teyana Taylor feat. King Combs (ディディの息子!) – “How You Want It”

ちなみにこの曲,1997年10月にリリースされた当時ディディのチーム=Bad Boy Records所属であったラッパーMa$eとR&BアーティストTotalの名曲「What You Want」を下敷き(元ネタ)にしております。

その当時から12年の歳月を経て,Total役をティアナ・テイラーが,Ma$e役をディディの息子=King Combsがやってのける,しかもMVの映像の撮り方も90年代のR&Bを真似ている!という,凝りにこったミュージックビデオをリリースしてくれました。

90年代のR&Bを10年代(2010年代)によみがえらせるという,ティアナ・テイラーの味,2020年はますます楽しみです。

(文責:Jun Nishihara)

第9位:Frank Oceanの新曲「DHL」(2019年Hip-Hop名曲名場面ベスト50)

われわれは1980年代のことを略語で「80年代」とか言ったり,1990年代のことは「90年代」と言ったりします。

先日2010年代が終わり,ついに「10年代」という言葉が出てくるようになりました。

その「10年代」にリリースされた最も偉大なるアルバムとしてあらゆる場面で必ずトップ5入りをしているのが,フランク・オーシャン(Frank Ocean)が2017年にリリースした名盤『Blonde(表記はblondもあり)』です。

ヒップホップとかR&Bとかソウルとかポップスとかカントリーとかジャズとかジャンルは関係なく,最も偉大なるアルバム(シンプルにアルバム!)としてトップ5入りを果たしております。

そのフランク・オーシャン(Frank Ocean)が2019年,シングル曲「DHL」を発表いたしました。

オリジナルのジャケです。

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Frank Ocean – DHL(タイムライン1:40あたりで,曲の雰囲気がガラッと変わるあたりは,2019年に出てきた音楽の方向性をよく象徴しており,また,リリックのスピードもガラッと変わる,歌モノからラップ調に入る,この微妙な転換,こんな繊細な微細なことはフランクにしかできない,これが第9位の理由でもあります。)

(文責:Jun Nishihara)