ヒップホップの現代を映す”Twerk(トゥワーク)”というムーヴメント。

Cartoon style black girl twerking booty in hand stand vector

現代ヒップホップの象徴ともいえる”twerk”という語彙は,あらゆる形象(imagery)を生み出してきました。”twerk”がヒップホップで使われるようになって,ひさしく経っています。すでに8年前,2011年にラッパーのJuicy Jや,リル・ジョンがお尻をフリフリとシェイクさせて踊る曲を作り出してから,アメリカでは一般用語として使われるようになってきました。

現在2019年は,実はもうこの”twerk”という語彙の使用頻度は飽和状態(使われすぎ)にあるのですが,ここへ来て,ドレイク(Drake)の曲で昨年流行った「In My Feelings」で一躍人気を博したシティ・ガールズ(City Girls)という女子ラップユニットが,同名の楽曲「Twerk」を発表しました。そしてフィーチャリング・アーティストは“イマ”をときめくラッパー=カーディ・B(Cardi B)です。

現代ヒップホップの象徴(symbol)となるこの”twerk”というヒップホップダンススタイルをシティ・ガールズは以下のミュージックビデオにして,発表してくれました。一般大衆から集まったビデオも所々で映してくれています。

TVニュースでは「sexual and inappropriate(卑猥で不適切)」と言って紹介されていた”twerking”というダンススタイルですが,現代のヒップホップ界を映し出すたいせつな現象です。ヒップホップを語るなら,一度は見ておくべき映像(↓)でしょう。

(文責:Jun Nishihara)

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第21位「Cardi Bのシングル曲”I Like It”」。(今年2018年に出た最も偉大なるヒップホップ曲ランキング)

今年2018年はカーディB(Cardi B)にとって素晴らしい1年でした。

デビューアルバムを公式にリリースしましたし,現代ヒップホップに欠かせない存在であるミーゴスのメンバー=オフセットと婚約もしました。(オフセットが彼自身のライヴステージで観客全員が見守る中,カーディBにステージ上告白!)2018年はカーディBにとって良いニュースが続く1年でした。

良いニュースはそれだけではとどまらず,今年4月7日に米NBC局で放映された「サタデー・ナイト・ライヴ」で,カーディBは自身が妊娠していることを発表しました。そして無事,7月10日に,第一子(娘)を産みました。赤ん坊の名前は,Kulture Kiari Cephusです。Kiari Cephusというのは,ラッパーの夫(オフセット)の本名(Kiari Kendrell Cephus)です。

そのカーディBのデビューアルバムからシングル曲となった「I Like It」を第21位に選びました。今年のカーディBはイキイキしたヴァイブス(positive vibes)に満ちた1年でした。

第21位:カーディB feat. バッド・バニー&J.バルヴィン「I Like It」

上記ミュージックビデオは現時点ですでに再生回数7億回を超えるという,脅威の記録を打ち出しています。この「ソーシャルメディア世代」にとって,カーディBの存在は,欠かせないものでしょう。インスタグラム(Instagram)やヴァイン(Vine)で初期の頃(まだラッパーとして活躍する前に)人気を博したカーディBは,現代のヒップホップを象徴する女性アーティストと呼ぶことができるでしょう。

オフセットとカーディB。
この夫婦は,現代ヒップホップ(10代,20代の現在米ヒップホップ)を象徴するカップルと言えるでしょう。

(文責:Jun Nishihara)