
カニエ・ウェスト(Kanye West)率いるサンデー・サービス聖歌隊(Sunday Service Choir)のアルバム『Jesus Is Born』:全曲対訳
楽曲12「That’s How The Good Lord Works」
楽曲18「Satan, We’re Gonna Tear Your Kingdom Down」
(対訳:Jun Nishihara)

カニエ・ウェスト(Kanye West)率いるサンデー・サービス聖歌隊(Sunday Service Choir)のアルバム『Jesus Is Born』:全曲対訳
楽曲12「That’s How The Good Lord Works」
楽曲18「Satan, We’re Gonna Tear Your Kingdom Down」
(対訳:Jun Nishihara)
楽曲(19)「Total Praise」対訳
(カニエ・ウェスト率いるSunday Serviceのニューアルバム『Jesus Is Born』より。カニエ自身のアルバム『Jesus Is King』の対訳については,こちらをどうぞ。)

[Refrain]
I lift my hands in total praise
Amen, amen
Amen, amen
Amen, amen
Amen (Hallelujah, the Lord Jesus)
Amen (Come on altos, sing your song)
Amen, amen
Amen, amen
Amen, amen
Amen, amen (Come on all the tenors, come on, sing your song to the king)
Amen, amen
Amen, amen
Amen, amen (This soul)
Amen, amen (My deliverance is soul, my healing is soul)
Amen, amen (Shall be done)
Amen, amen (Sing it to me, sing!)
Amen, amen
Amen, amen
(リフレイン)
完全なる賛美に,両手を挙げる
アーメン,アーメン
アーメン,アーメン
アーメン,アーメン
アーメン(ハレルーヤ,救い主ジーザスよ)
アーメン(カモン,アルトのみんな,歌ってくれ)
アーメン,アーメン
アーメン,アーメン
アーメン,アーメン
アーメン,アーメン(カモン,テナーのみんな,カモン,歌ってくれ,神のため)
アーメン,アーメン
アーメン,アーメン
アーメン,アーメン(このソウル)
アーメン,アーメン(ソウルに解放され,ソウルに癒される)
アーメン,アーメン(もたらされるでしょう)
アーメン,アーメン(歌ってくれ,歌ってくれ!)
アーメン,アーメン
アーメン,アーメン
(対訳:Jun Nishihara)
楽曲⑧「Ultralight Beam」対訳
(カニエ・ウェスト率いるSunday Serviceのニューアルバム『Jesus Is Born』より。カニエ自身のアルバム『Jesus Is King』の対訳については,こちらをどうぞ。)

[Intro]
Let’s sing it together, right here
We’re on a
(イントロ)
一緒に歌いましょう,いまここで
われわれは
[Chorus: Sunday Service Choir]
We’re on an ultralight beam
We’re on an ultralight beam
This is a God dream, this is a God dream
This is everything, this is everything
Ohh, we’re on
(サビ:サンデー・サーヴィス・クワイア)
神のまばゆい光に,われわれは包まれる
神のまばゆい光に,われわれは包まれる
これこそ神が夢観たこと,神が夢観たもの
これこそすべて,これこそすべて
オゥゥ,われわれは
We’re on an ultralight beam
We’re on an ultralight beam
This is a God dream, this is a God dream
This is everything, that’s it, that’s it, this is everything
C’mon let’s go up higher, we’re on a—
We’re on an ultralight beam
We’re on an ultralight beam
This is a God dream, this is a God dream
This is everything, yes it is, yes it is, this is everything
Sing it again, we’re on an ultralight
We’re on an ultralight beam
We’re on an ultralight beam
This is a God dream, this is a God dream
This is everything, this is everything
We’re steppin’ out on—
神のまばゆい光に,われわれは包まれる
神のまばゆい光に,われわれは包まれる
これこそ神が夢観たこと,神が夢観たもの
これこそすべて,これだ,これだ,これこそすべて
カモン,もっと空高く,われわれは
神のまばゆい光に,われわれは包まれる
神のまばゆい光に,われわれは包まれる
これこそ神が夢観たこと,神が夢観たもの
これこそすべて,そうなのさ,そうなのさ,これこそすべて
もういちど,神のまばゆい光に,われわれは包まれる
神のまばゆい光に,われわれは包まれる
神のまばゆい光に,われわれは包まれる
これこそ神が夢観たこと,神が夢観たもの
これこそすべて,これこそすべて
ステップして,外へ出る
[Verse]
Faith
His love is yours
We are saved
He is the risen Lord
We are steppin’ out on faith
His love is yours
In the arms of Jesus, saved
He is the risen Lord
We are steppin’ out on faith
His love is yours
We are saved
He is the risen Lord
(ヴァース)
信じる心
神の愛はあなたのもの
われわれは救われた
神はよみがえった
信じる心を持ち,ステップして,外へ出る
神の愛はあなたのもの
イエスの胸に抱かれて,救われた
神はよみがえった
信じる心を持ち,ステップして,外へ出る
神の愛はあなたのもの
われわれは救われた
神はよみがえった
[Chorus: Sunday Service Choir]
We’re on an ultralight beam
We’re on an ultralight beam
This is a God dream, this is a God dream
This is everything, this is everything
C’mon, no music all over the building, c’mon sing it
We’re on an ultralight beam
We’re on an ultralight beam
This is a God dream, this is a God dream
This is everything, yes it is, yes it is, this is everything
(サビ:サンデー・サーヴィス・クワイア)
神のまばゆい光に,われわれは包まれる
神のまばゆい光に,われわれは包まれる
これこそ神が夢観たこと,神が夢観たもの
これこそすべて,これこそすべて
カモン,建物全体に響くほどの声を,さぁ,歌って
神のまばゆい光に,われわれは包まれる
神のまばゆい光に,われわれは包まれる
これこそ神が夢観たこと,神が夢観たもの
これこそすべて,そうなのさ,そうなのさ,これこそすべて
(対訳:Jun Nishihara)

2019年を年始から年末まで,絶え間なくイエス・キリスト(Jesus Christ)への賛美歌を歌い続けたカニエ・ウェストとその仲間たち(Kanye West & Sunday Service Choir Team)へ第3位を捧げます。
毎週日曜日はたとえ1日足りとも休むことなく開催し,けっきょく2019年,1年間ぶっ続けで“Sunday Service”をやり遂げることとなりました。もはやヒップホップ歴史上,そういったラッパーは前代未聞でしたし,他のジャンルでもそんなことは聞いたことがなかったです。
2010年代(The 10’s)の最後の年である2019年は,カニエ・ウェストとそのクワイア・チームへその忍耐力と継続力を称え,2019年の第3位を贈ります。
2017年はヒップホップ史上偉大なるアルバム『DAMN.』をリリースしたケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)の年と云われました。2018年はアルバム『More Life』や『Scorpion』をリリースし,「Kiki! Do you love me?」の社会現象を引き起こしたドレイク(Drake)の年と囁かれました。そして2019年は,カニエ・ウェスト(Kanye West)だけでなく,カニエをとりまく(entourageの)“Sunday Service”クワイヤ(コーラス隊)のみなさまの1年であったと,ここに自信をもって確信したいと思います。彼女達の忍耐力及び継続力(consistency)はまさに尋常無いものでした。
その全貌すべてはお伝えしきれなかったですが,ごく一部については,当サイトでも25回にわたり,以下のページでお伝えしてきましたので,ずっとお付き合いしてくださっていた方々は,この機会にぜひお振り返りを,当サイトが初めての方は,ぜひご参照いただければと思います。
カニエ・ウェストとクワイア・チーム仲間たちの2019年開催“Sunday Service”シリーズについてはこちらを。
日本のTVコマーシャルでも芸人・渡辺直美とも共演したジェイムス・コーデン(James Corden)とのAirpool Karaokeにも度肝を抜かれました。(本物の飛行機の中でフライト中に“Sunday Service”開催!)
そのキッカケとなったのは,この映像。(きっと安定飛行のときにされたのでしょう。)
2019年のカニエ・ウェストの“Sunday Service”は合計52回以上開催された計算になります。ある週には日曜日に加えて金曜日にも開催されるという異例の“Sunday Service on a Friday”(ややこしい!)も開催されたことがありましたので,52回という数字は確実に超えます。
日曜日に加え,金曜日にデトロイトで開催された“Sunday Service”は,今でも私の個人的なfavoriteなのですが,こちらでした。
そして,ヒューストンの刑務所で囚人の目の前で開催したこともありました。
なお,“Sunday Service”を一つの作品として作り上げ,一番まとまりを持たせたのは11月3日に開催された”Sunday Service Experience – Jesus Is King”でした。
4月のイースター祭(Easter Sunday)には全米最大級のミュージック・フェス=コーチェラ音楽祭(Coachella)において,2019年初めて公に向けた“Sunday Service”も開催されました。これについても当時リアルタイムに当サイトで取り上げましたので,詳しくは,上記ページから検索してみてください。
カニエ・ウェスト&クワイヤチームの仲間達よ,2019年は素晴らしき(BLESSED!)年にしてくれて,どうもありがとうございました。お蔭様で2010年代(The 10’s = The Decade)の締め括りにふさわしい年となりました。そして当サイトでの“Sunday Service”の取り上げに付き合って下さった方々へ,ここに感謝申し上げます。
(文責:Jun Nishihara)
いよいよカニエ・ウェストのニューアルバム『Jesus Is King』がリリースされるぞ!と期待が絶頂に高まろうとしようとしていた頃,カニエは週末にかけて連チャンでライヴパフォーマンスを開催しました。
第1日目は9月27日(金)デトロイトにて“Sunday Service”を開催。そう!“Sunday Service(日曜のミサ)”は当然のようにこれまでずっと「日曜日に」開催されてきました。しかしここへきて初めて!金曜日に日曜のミサを開催!これまで以上に素晴らしいパフォーマンスとなりました。カニエのみならず,“Sunday Service”クルーの皆さんのダンスとパフォーマンスが極上!当サイトで何度も何度も詳細に亘りくりかえし書いてきましたが,黒人のパワーが発現します。
そして第2日目は9月28日(土),この日,カニエ・ウェストは同じシカゴ出身の同胞ラッパー=Chance The Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)のライヴステージでパフォーマンスします。同日,ここでも書いたように,カニエ・ウェストのドキュメンタリー映画(IMAX配給)『Jesus Is King』の上映日もキム・カーダシアンのInstagramやTwitterをとおして発表されました。
さて,チャンス・ザ・ラッパーのライヴに登場したカニエ・ウェストの映像も掲載しておきます。
ここでカニエ・ウェストは「Jesus Christ is king.(イエス・キリストこそが王様だ。)」と発言します。
そして第3日目の9月29日(日)には,NYはクイーンズの教会にカニエ・ウェストがあらわれます。クイーンズにあるGreater Allen A.M.E. Cathedral(グレイター・アレンA.M.E.大聖堂)です。地元のクイーンズ出身のアーティストやメディア関係者,ヒップホップジャーナリストたちはこぞって参加。クイーンズは地元といってももうニューヨークですから,ヒップホップ業界の関係者たちもいます。まさにヒップホップの生誕地で,日曜日にヒップホップ化されたゴスペル・クワイアとともに繰り広げる“Sunday Service”はまさに格別!!こんなゼータクなことはないでしょう。
タイムライン4分53秒あたりから,祭壇の奥の方にカニエ・ウェストの姿が見え始めます。
ついにニューヨークまで来ましたね。今まではニューヨークを避けて,ニューヨーク以外のいろいろな場所で“Sunday Service”を毎週日曜日に開催してきましたが,ニューヨークだけは来なかった。しかし,いよいよ,ここへ来た。こりゃあ,ニューヨークの連中は黙っていないですよ。全米でいちばんうるさい野郎たちがニューヨークにいますから。ヒップホップに関しては。黙っていないですよ。ニューヨーク最大のヒップホップ&R&Bラジオ局=HOT97でもちろん取り上げました。以下です。
ニューヨークはアメリカではない,というのがこれを見ていると分かります。ニューヨークではまったく違う時間が流れている。まさにそれをNew York Minuteという。ニューヨーク以外のその他全米と,そしてニューヨークとでは,物事のとらえ方がまったく違う。いやあ,これを見ていて,爽快です。
それから,カニエ・ウェストの未だリリースされないニューアルバム『Jesus Is King』のリスニング・セッションの模様を以下,数枚掲載いたします。(それぞれのクリップは非常に短く,すぐ終わります。)
カニエ・ウェストの『Jesus Is King』アルバムは未だリリースされておりませんが,彼がアルバムをリリースしない時,それはさらなる良き改良(tweaks)を加えているということを意味し,われわれの期待はさらに膨らんでいきます。
(文責:Jun Nishihara)
カニエ・ウェスト軍団が毎週日曜日に開催する“Sunday Service”(日曜のミサ)ゴスペルを今年初の日曜日から欠かさずアップしてきました。カニエ・ウェストのこのサンデー・サーヴィスは初回分からかなりの盛り上がりを見せてきましたが,ここへ来て,アメリカ全土の主要都市を回り始めております。今までは,主にカリフォルニア州カラバサス(カニエの豪邸近隣)で実施されてきましたが,カラバサス市を飛び出します。ついに8日,15日にはカリフォルニア州さえも出ます。
9月1日(日):カリフォルニア州ワッツ市(歴史的黒人コミュニティが集まる市街)
9月8日(日):カニエの生まれ故郷であるイリノイ州シカゴ市
9月15日(日):ジョージア州アトランタ市(←これまでのSunday Serviceとは,確実に異なっております。ミニコンサートと呼んでもよいほど,本格的になってきました。この観客(audience)の数はこれまでとは確実に違います。4月のイースター祭の日に開かれた特別な“Kanye West’s Easter Sunday Service”を除いては。)
※特に下記映像0:44秒から始まる観客側にいる複数メンバーが同時に揺れる映像は,これはこのブログで今までも何度も買いてきましたが,これこそが「奴隷時代を経た先祖の血が入った黒人にしかできないリズム感とともに“体のうねり”」ですね。しかも一人でやっているのではなく,一人一人各人のうねりが合わさって,映像2:41からの爆発力ある黒人の女性も含めたバワーとエネルギーは物凄いものです。これに近いものをこの人たちは毎週日曜日にやってきているのですから,この継続するエネルギーもすぐれています。何度も何度もこれでもかと突き続ける,といいますか,揺れ続けるエネルギーは圧巻です。そしてその上にさらに声!メンバーの中には白人もちらっといますが,この黒人の揺れに付いていけるでしょうか。たとえば下記映像7:28の箇所で,まわりの黒人は揺れていますが,真ん中にポツンと映る白人は静止していたり。これはもう体の作りというか,魂の熱(=体温)の違いであるから,もうしょーがない!黒人が揺れていて,白人が揺れていないなんて,もうこの子は責められない。「揺れる」はもうこのブログのキーワードでもあります。下記映像17:29からはウケのいい曲「Father Stretch My Hands」も鳴り始めます。映像タイムライン18:16からの黒人たちの「揺れ」もまことに見事です。映像タイムライン20:45からの黒人の手拍子(clapping)と揺れも,まさにこの映像の真骨頂です。
(文責:Jun Nishihara)
本日もカニエ・ウェストが毎週日曜日に開催しつづけている“Sunday Service”を掲載いたします。本日は8月25日(日)にオハイオ州デイトン市で開催されたミサ(service)です。これは同年8月4日に同市で起こった無差別銃殺人事件の犠牲者に捧げた弔いの意味を込めた“Sunday Service”でした。
以下映像は全米TVネットワークであるNBCで放映された映像です。その一部始終が掲載されております。
なお,別の角度から撮影された同サービスの映像をいくつかご紹介いたします(TMZ含む)。
途中Dave Chappelle(デイヴ・シャペル)が話しますが,後にCNNのインタヴューでこう言っております。“These aren’t numbers. These are people’s lives.”(死者何人とか言ってるが,人の命は数字じゃないんだ。)“Good people got to be louder than bad people.”(悪意のある人たちよりも,善意のある人たちが,もっと大きな声を出すべきだ。)
カニエ・ウェストがデイトン市で“Sunday Service”を開催することにより,「声の無い弱者」たちにカニエやシャペルの「声」を届ける,そして与えることができたならば,ようやくアメリカという国も,少しは振り向いてくれることになるのではないかと,そう願っております)。
(文責:Jun Nishihara)
カニエ・ウェスト(Kanye West)の世界では毎週日曜日恒例となっております「Sunday Service(カニエ版・日曜のミサ)」のつづきをお届けします。
当サイトではこれまでのカニエ・ウェストのサンデー・サービス模様を全てお伝えしてきました。しかしながら,ネットに投稿されているサンデー・サービス模様は限られております。ここからは所々断片的に特別なものを抽出し,掲載していくことにいたします。
29週目:7月21日(日)
この週は,カニエ・ウェストとキム・カーダシアンが結婚式を挙げた際,実際に結婚式を取り仕切った牧師さんが指揮してくださいます。カニエ・ウェストの音楽は出てきませんが,なるほど「日曜のミサらしい」牧師さん(Pastor Rich)からの説教(sermon)が聴けます。まだ若い彼はこう説教しております。
“Today, if you’re feeling something, understand it’s not a vibe. And I like the vibe. It’s not an energy. And I like the energy. But what you are sensing is the tangible presence of a living God.”(今日この日に君たちが感じるものがあれば,それはヴァイブスではない。ヴァイブスは大好きだけど。エネルギーでもない。エネルギーは大好きだけど。君たちが感じているもの,それは生きた神のまぎれもない存在感だ。)
33週目:8月18日(日)
今年お正月にカニエ・ウェストがサンデー・サービスを開始して以来,初めて,本物の教会で開催することが実現されました。場所はカリフォルニア州サンヴァレーに位置するCalifornia Worship Centerです。この教会は女性ゴスペルユニット=メアリー・メアリーの片割れであるエリカ・キャンベルとその旦那=ウォーリン・キャンベルが通っている地元の教会でもあります。カニエ・ウェストとウォーリン・キャンベルの縁は深く,カニエのアルバム『Graduation』等に関わったプロデューサーとしても有名です。そういった意味でも,“Sunday Service”を開始して以来初の教会としてCalifornia Worship Centerを選ぶことはとても意義深いことであると思量いたします。
(文責:Jun Nishihara)
もともとはカニエ・ウェストの仲間内だけで身内の小さなジャム・セッションとして始めた“Sunday Service”でしたが,6月2日(日)に開催されたいつもの“Sunday Service”は,ひときわ際立ってクオリティの高いものになりました。声(Voice)と手拍子(clappings)をたくみに使い,シンセサイザーやドラムマシンなんていう人工的なサウンドはまったく使っていないにも関わらず,ここまで質の高いものに仕上がるとは,衝撃的なものといえるでしょう。
音楽を生業としてやっているミュージシャンがこれを見ると,「これは並大抵のものじゃないぞ」と驚嘆すると思いますが,なにせカニエのこの“Sunday Service”は謂わばアングラでやっているものですので,著名なミュージシャンには見つけられる可能性が低いというだけでそこまで有名にはなっていないのでしょうが,たちまちこれが有名になれば,その才能の高さには衝撃を受けることでしょう。
白人には作れないセッション(いや,これはもうセッションなんかではなく,もはやゴスペルだ)であると思います。このテンポといい,力強さといい,キレのある手拍子といい,とおる声といい,黒人が歴史上経てきた「いろいろなもの」がこういう形でひとつの強力な合唱に昇華したといえるでしょう。
以下をご覧ください。3ページあります。右にスライドするとページをめくれます。
(2ページ目ではカニエも映っております。これを群衆にまぎれて同じように身体を揺らしているカニエは,聖歌隊の仲間たちがここまでついてきてくれている(そして彼・彼女ら自身が楽しんでやっている)のを肌で感じて,誇りに思う父親のようなまなざしで見ているのは,どこか感慨深いものがあります。)
いつものようにキム・カーダシアン(Kim Kardashian)もサンデーサービスに参加しているのですが,彼女のインスタグラムからのIGTVも以下のとおり掲載しておきます。
以上,22週目の“Sunday Service”でした。
(文責:Jun Nishihara)
ファレル・ウィリアムス出身の地,米ヴァージニア州ヴァージニア・ビーチの海辺で4月26日(金)〜28日(日)にかけて開催されたミュージック・フェス=“Something In The Water”は,平成の幕を閉じるにふさわしい音楽祭となりました。

その模様をインスタグラムの“Something In The Water”特設ページから掲載いたします。
https://www.instagram.com/p/Bw008IVpQ52/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/Bw0y3hLp1C-/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/Bw0syNjpour/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/Bw0jKyUpncm/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/BwLH9n2JzYa/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/Bw0DrUOJ2KV/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/BwzuQhmJ-pH/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/Bw0di0yJSrE/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/BwxLauoJySa/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/BwzYk1thD2C/?utm_source=ig_web_copy_link
さて,別途特筆すべきことがあるとすれば,このフェスであらわれたキャラクター=KAWSのHolidayでしょう。
それはこういう↓ものです。



これはファレルもさることながら,カニエ・ウェストが全世界に広めたことでも有名なKAWS先生のキャラクターです。本件ミュージック・フェス“Something In The Water”のコンセプトは,何かの物体(Something)が海に浮かんでいる(in the water)。それが浜辺に乗り上げて,ポツンとこのビーチに座っているわけです。それがこのデッカいキャラクターなのです。これは浜辺に乗り上げた姿なのです。そこから,この物体(=KAWSのHolidayキャラクター)がライヴステージを鑑賞している,という考え方なのです。ですから,この“Something In The Water”ミュージックフェスの主役は,ライヴで演奏するアーティストたちでもはなく,主宰者のファレル・ウィリアムスでもなく,コイツ=KAWSのキャラクターなのです。彼(彼女?無性?)のためにライヴをやり,彼(彼女?無性?)のためにフェスを開催している,というコンセプトであります。

さて,カニエの息吹はここでも流れておりました。ファレルが着ているカニエの「HOLY SPIRIT」のトレーナーです。
https://www.instagram.com/p/Bw45DxEBLXN/?utm_source=ig_web_copy_link

ファレルはなぜこういったミュージック・フェスを開催したのでしょうか。今年が初めてです。
ファレルはその問いにこう答えます。
「これはただのミュージック・フェスではない。これは地元のお祭りなんだ。ヴァージニアで生まれ育った人たちのために開くお祭りなのさ」(ファレル・ウィリアムス)
そしてファレルと同郷のヴァージニア・ビーチ出身のミッシー・エリオットやティンバランド,プッシャTも参加しておりました。

地元のためのお祭りとは言い得て妙,カニエが開いたコーチェラでの“Sunday Service”とは,これまた違った趣(おもむき)のあるものとなりました。
ここに2つ並べて,掲載しておきます。その違いは明らかです。
カニエ・ウェストの“Sunday Service”

ファレル・ウィリアムスの“Something In The Water”

なんか雰囲気も色も形もぜんぜん違いますね。
アクセスの方法,といいますか,会場のマップもこの際,比べておきましょう。
カニエ・ウェストの“Sunday Service”

ファレル・ウィリアムスの“Something In The Water”

最後に“Something In The Water”にはヒップホップの三冠王=ディディ,ジェイZ,ティンバランドも登場しました。

(ヒップホップ界最も偉大なるプロデューサー=ティンバランド)

(ジェイZと)

(ディディakaパフ・ダディと)
(文責:Jun Nishihara)