前回に続き、今回もR. Kellyについて書きます。
高校生の時に、R. Kellyの「I Wish」というシングル曲が発売されました。その後まもなく同曲のRemix版である「I Wish – Remix (To the Homies That We Lost)」がリリースされることになったのですが、それを当時私は和歌山県の実家でその曲を聴いて、歌詞カードを読みながらリリックに感動して泣きながら聴いて、それを台所にいるおかんに持っていって見せたのを憶えています。
その曲が先週末、頭の中でずっと鳴っていたので、ジャーナルに書き残しておきました。手書きで書くことによって思考が沈静化/深層化します。



その曲がこちら。
R. Kelly feat. Boo & Gotti – “I Wish – Remix (To the Homies That We Lost)”
途中、R. Kellyが「ラジオよ、お願いだから “nigga” という言葉を消さないでくれ!」って叫ぶところ。これこそこのサイトで伝えたい「その言葉にしか伝えられないブラザーに対する感情」というものです。「Bro」でもなく「Fam」でもなく「その言葉(N-word)であるからこそ」ほんとうの思いが伝えられる、というものです。軽々しくその言葉を使ってはいけないっていう問題じゃないのです。もはや。だって、それを言っているのは「黒人」なのですから。当然のことながら、放送禁止用語だからその言葉を検閲するっていう問題でもないのです。その後、ケリーはなんていうかというと、こう歌います。「Let it play on, play on, play on…」と。これには、「曲よ、このまま鳴り続けてくれ、鳴り続けてくれ、鳴り続けてくれ」というケリーの願いに重ねて、人生よ、終わらないでくれ、つまり、「生き続けろ、生き続けろ、生き続けろ」と、死んでいくブラザーを目の前にして伝えようとしているR. Kellyの言葉なのです。
(文責:Jun Nishihara)
