カニエ・ウェスト,遂にオペラ開催予告!

まずはこちらをご覧ください。

このアートワークのテーマは,ネブカドネザル2世(Nebuchadnezzar II),紀元前634年〜紀元前562年に生きたと云われる新バビロニア王国の第2の王のことです。

ネブカドネザル2世は,聖書の中でも頻繁に言及されておりますが,以前のカニエ・ウェストと同じく,人間的な弱みもかかえていました。それがbipolar disorder(双極性障害),つまり,まさにカニエ・ウェストが自身の前作アルバム『ye』にて語った神経病でした。

カニエはゼイン・ロウのインタヴュー中,こう言います。

Nebuchadnezzar was diagnosed with bipolar disorder, and he was still king.
(ネブカドネザルは双極性障害と診断され,それでも王(キング)として生きた。)

オペラは11月24日,ロサンゼルスのハリウッド・ボウル(L.A.の野外音楽フェスドーム)で開催される予定です。現代パフォーマンス・アーティストである名高いヴァネッサ・ビークロフトや,サンデー・サーヴィスでお馴染みのSunday Service Choir(クワイヤ・チーム)等が音楽やパフォーマンスにおいて貢献する予定とのことです。

なお,今年のクリスマス(12月25日)には,アルバム『Jesus Is Born』(こんどはKingじゃなくて,Born!)がリリースされる予定です。

(文責:Jun Nishihara)