第12位「亡くなる直前に収録されたマック・ミラーのNPR Musicのタイニー・デスク・コンサート映像」。(今年2018年に出た最も偉大なるヒップホップ曲ランキング)

今年はヒップホップにとって素晴らしい年であり,同時に,悲しい年でもありました。

ヒップホップ界でかなり!貴重な存在であったマック・ミラー(Mac Miller)は2018年9月7日に26歳という若い年齢でその素晴らしい生涯を終えました。

先週(12月13日に),アリアナ・グランデが「Imagine(イマジン)」という新曲を発表しました。これは元カレであるマック・ミラーに捧げた曲とも言われています。

さて,26歳のマック・ミラーがヒップホップ界に与えてきた影響というものは計り知れないです。マック・ミラーの功績等については,こちらをご参照ください。

そして本日ご紹介するのは,以下,亡くなる直前に放映されたマック・ミラーのNPR Music Tiny Desk Concertです。

ハイライトは,映像11:30部分から始まる生演奏の「2009」です。

“You gotta jump in to swim.”
(水に飛び込まなきゃ,泳げない。)

“Buy a lot of things just to feel a lot ugly.”
(高価なモノをたくさん買って,けっきょく醜(みにく)く感じる。)

“2009 no more / Yeah I know what’s behind that door”
(もう2009年じゃない。あのドアの向こうに何があるかは,もう分かってる。)

“Sometimes, sometimes, I wish I took a simpler route / Instead of having demons that’s as big as my house.”
(時々,時々,思うんだ。もっと単純な人生を歩んでれば,って。巨大な悪魔につきまとわれるんじゃなくて。)

“Cuz the party ain’t over till they kickin’ me out.”
(放り出されるまで,パーティーは終わらない。)

Mac Millerの音楽は,ヒップホップを愛する我々の魂(soul)に刻み込まれ,これからも我々のsoulとともに,生き続けていくことでしょう。

(文責:Jun Nishihara)