Guest Versesのコーナー:カニエ・ウェスト(ゴーストフェイス・キラーの「Back Like That (Remix)」より)

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このコーナーでは,カニエ・ウェストが人の曲にヴァース(歌詞)を提供している曲を紹介します。
本日ご紹介する楽曲は,Ghostface Killah feat. Ne-Yo & Kanye West で「Back Like That (Remix)」です。

[Verse: Kanye West]
I’m high powered, put Eva Mendes to sleep
Yo pardon, that bitch been on my mind all week
But back to you, MAC gloss chick, you’re way fit
How you have everything in this world and waste it
Prince told me it’ll be okay
I’m so sick like Ne-Yo say
I’m laid back, like neo-soul
I holla back at this Creole ho
She from the N.O., but she never told me “N-O” so
We at the spot to chill, where the food get grilled
She ordered the Kobe beef like Shaquille O’Neal
Second I walked in, the whole room got still
I don’t know how to put this, but I’m kind of a big deal
And she conceited, she got a reason
She got her hair did, she got her weave in
And I’mma sweat that out by the evening
You, I don’t sweat that now, I got a new

(ヴァース:カニエ・ウェスト)
精力アゲアゲ,俺とヤり過ぎで,エヴァ・メンデスもクタクタ
失礼しやした,今週ずっとカノジョが頭から離れない
でもキミのリップグロスがタマんない,ボディラインもピチピチだし
世のどんな男でもキミなら手にできるのに,この俺を放っておくのかい
プリンスに言われた,「気にすんな」って
ニーヨが言ってた,「心の病い(ソー・シック)さ」って
いい気分でくつろいで,雰囲気はネオ・ソウル
俺が声かけたい女の子の血は,クレオール
ニューオーリンズ出身,一度も断ったことがない
お決まりのスポットで,グリルで肉焼いて,一緒にチルして
神戸牛をオーダー,まるでシャキール,コービーじゃないぜ
俺のお出まし,部屋中のみんな一瞬フリーズ
言わせてくれるか,俺ってね,ちょっぴりセレブなの
カノジョはちょっぴり自惚れてる,でもあのボディじゃ無理もない
髪型キメて,ウェーヴ風にして
でも今晩はキミと汗だくで髪はクチャクチャ
キミにはもう冷や汗かかない,みっけ,新しい女の子

カニエ・ウェストの才能は,ビートプロデュースにとどまることなく,ちゃんとライム・スキルにも生かされています。

たとえば,冒頭の4行です。このラインでは,常日頃からヒップホップと接している人にはたまらないカラクリが隠されています。もともと,これはヒップホップ史に残る最高のリリシストの1人=レイクウォンがリリースしたヒップホップの歴史的名曲「Ice Cream」の歌詞からです。同曲でfeat.されているゴーストフェイス・キラーのヴァースをもじって,カニエ・ウェストがラップしています。これはカニエからゴーストフェイスに送る,最高のリスペクトです。

おおもとの歌詞はこうでした。

原曲のヴァースです。
I’m high-powered put Adina Howard to sleep
Yo pardon, that bitch been on my mind all week
Back to you Maybeline Queen let’s make a team
You can have anything in this world except C.R.E.A.M

精力アゲアゲ,俺とヤり過ぎで,アディーナ・ハワードもクタクタ
失礼しやした,今週ずっとカノジョが頭から離れない
でもキミはコスメの女王,俺と一緒にチームを組もうぜ
世のどんなものでもあげちゃうよ,C.R.E.A.M(Cash Rules Everything Around Me)以外はね

こちらが現代によみがえる,カニエ・ウェスト版です。
I’m high powered, put Eva Mendes to sleep
Yo pardon, that bitch been on my mind all week
But back to you, MAC gloss chick, you’re way fit
How you have everything in this world and waste it

精力アゲアゲ,俺とヤり過ぎで,エヴァ・メンデスもクタクタ
失礼しやした,今週ずっとカノジョが頭から離れない
でもキミのリップグロスがタマんない,ボディラインもピチピチだし
世のどんな男でもキミなら手にできるのに,この俺を放っておくのかい

こういう風に「元ネタの曲から一部の歌詞をもじる」というのは,実際ヒップホップを常日頃から聴き込んでいる人でないと,気づかないものです。現代の曲に,さりげなく(subtle)昔の曲をほのめかしている,というのは,常に明示的(clear cut)で,なんでも堂々と(in your face)はっきり見せるアメリカでは珍しいことです。カニエ・ウェストはシカゴ市の芸術大学を卒業していますが,和にも通ずる日本的なこの「さりげなさ(subtlety)」というのを曲中にちりばめている,というのは,アメリカの芸術もだんだんと変わってきたことを示しています。いままではアメリカでは白人が大多数(majority)を占めていましたが,現在はそれが逆転し始めている州も出てきております。これまで通例と思われてきた「白人のアメリカ」というイメージや,「明示的で,大きくて,わかりやすく,堂々としたものが一番良い」と当然のように思われてきたアメリカが変わりつつあります。そうした中で,カニエ・ウェストに共感するアメリカ人が増えてきたのも確かです。トランプ大統領がここまで不人気なのもうなずけます。もしもこれが1990年代であれば,トランプ大統領の支持率もここまでは低くはなかったはずです。また,カニエ・ウェストもここまで受け入られてなかったでしょう。

ますます多様・多彩化(diversify)する現代のアメリカで,多民族・多人種が「共感しあえる同じ土壌」(empathic common ground)を見つけるというのはとても大切なことであるはずです。その「共感しあえる同じ土壌」のひとつがカニエ・ウェストの音楽であっても良いと思うのです。

(文責:Jun Nishihara)

マック・ミラー(Mac Miller)の追悼に代えて(その②)

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前回のお約束通り,マック・ミラー(Mac Miller)の楽曲「Frick Park Market」(対訳)をお届けします。

[Intro]
Uhh, let me get a turkey sandwich, uh lettuce tomato (bitch)

(イントロ)
ターキーのサンドイッチ1つ,レタスとトマトも入れてくれ(ビッチ)

[Verse 1]
My name Mac Miller, who the fuck are you
Well my crew too live but I ain’t Uncle Luke
And I ain’t no hipster, but girl I can make your hips stir
From Pittsburgh, smoke papers or a swisher
Welcome to the Cam Rellim chronicles
Looking out my monocle
I’m dodging obstacles, I gamble like the Bellagio
You cock-a-roach, I’m heroin cause everything I talk is dope
Type to leave it clean and fucking shiny word to Mop & Glo
Tryin’ to get a mansion ain’t nobody here gon’ find my room
Money gonna be green I guarantee you that my slide stay blue
So press play, I start from scratch and never use no template
The next day these losers always goin’ with whats trendy
My pen game is something these motherfuckers have never seen
All City Champion everybody is second string
No need to testify (testify) for the best is I (best is I)
And anybody in my way goin’ to be left to die

(ヴァース1)
俺の名はマック・ミラー,おまえは何様だ?
クルーはヤバいヤツら(2ライヴ),つってもアンクル・ルークじゃねえ
ヒップスターじゃないけど,君のお尻をグラグラ揺らす
ピッツバーグ出身,ハッパにシーシャを吸いまくり
ようこそ,「キャム・レリムのクロニクル」へ
片眼鏡(モノクル)から覗き込み
障害物を交わして,ベラッジオ・カジノのように賭けの人生
おまえはゴキ野郎,俺のラップ,ヘロインのように中毒系
俺が触ればクリーンでシャイニー,キラキラ輝くぜ
おっきな豪邸,じぶんの部屋が見つからねえ
カネの色は豊かなグリーン,滑り台(スライド)はいつもブルー
PLAYボタン押しな,オリジナルを届けて,型にはハマらない
負け犬どもは,トレンドに流されてばっかだし
俺のペンゲーム,コイツら見たことないってビビってる
そこらじゅうでチャンピオン,他の連中,しょせんは二流
宣言なんかいらねえ,勝ちは明らか,それは俺
俺の邪魔するヤツらは,野垂れ死ぬ

[Hook]
I’mma feed the world you can put it on my tab
Run until my legs go numb, I don’t plan on looking back
Anything you need you can find it at the market
If you don’t hold me down, for all I care, you can starve bitch
I’mma feed the world you can put it on my tab
Run until my legs go numb, I don’t plan on looking back
Anything you need you can find it at the market
Anything you need you can find it at the market

(サビ)
俺が世界を食わせてやる,勘定は,つけといてくれ
足が麻痺するまで走り続け,後ろは振り返らない
必要なものならなんでも,ここのマーケットで手に入る
共感できねえヤツは,カンケーねえ,飢え死にすればいい
俺が世界を食わせてやる,勘定は,つけといてくれ
足が麻痺するまで走り続け,後ろは振り返らない
必要なものならなんでも,ここのマーケットで手に入る
必要なものならなんでも,ここのマーケットで手に入る

[Verse 2]
I got my own stickers now so literally I’m everywhere
Hundred different shoes still feel the need to cop a fresher pair
These motherfuckers treat me like it’s just my second year
Fool you better get prepared
Don’t know ‘bout you but all my rhymes is deadly here
Frick Park Market where we kicking out the garbage
Sick bars I’ve been a boss so stick around and watch it
Didn’t fit around no college campus, chilling writing on top of planet Earth
Fuck who’s first, It’s just bout who the hardest
On my own two, fuck who’s saying different
Every time I rhyme I get that Punxsutawney feeling
I’m the starter you the fill in
You a martyr I’m just killing
Getting harder with each time I write
Wish I could rewind last night
I had so much fun just kickin’ it and goin’ in
Don’t call me Malcolm if you didn’t fuckin’ know me then
And if you lonely girl I could be your only friend
You got some shit to say I suggest you hold it in

(ヴァース2)
俺のブランドのステッカーもできた,だから文字通り,世界進出だ
靴なら100足以上ある,だけどそれでも,まだフレッシュな靴が必要だ
俺のこと2年生のように下級扱いしてるヤツら
愚か者,覚悟しとけ
おまえのは知らねえが,俺のライムは百発百中
場所は「フリック・パーク・マーケット」,ゴミ箱バンバン蹴飛ばして
イカレた韻を踏み,はじめっからボス,ちょいと見ていきな
カレッジ・キャンパスは合わなかった,だからこの大地でラップを書いた
誰が1番になってもいい,だが最高にハードなヤツになってやる
両足でしっかり地に足を付け,反対するヤツは糞食らえ
ライムを繰り出せば,地元のフィラデルフィアをレペゼン気分
俺がメインコース,おまえは単なる「つなぎの曲」
おまえが殉教者なら,俺はライムの殺人鬼
ペンを走らせるたびにハードになっていく
昨夜のこと,もいっかい巻き戻してやろうか
たまんなく楽しかった,ワイルドに遊びまくった
以前の俺を知らねえなら,マルコムなんて本名で呼ぶんじゃねえ
ガール,君が寂しがってるなら,君の唯一の友になってあげるよ
なにか文句あっか? 文句はゴックン飲み込んどけよ

[Hook]
I’mma feed the world you can put it on my tab
Run until my legs go numb, I don’t plan on looking back
Anything you need you can find it at the market
If you don’t hold me down, for all I care, you can starve bitch
I’mma feed the world you can put it on my tab
Run until my legs go numb, I don’t plan on looking back
Anything you need you can find it at the market
Anything you need you can find it at the market

(サビ)
俺が世界を食わせてやる,勘定は,つけといてくれ
足が麻痺するまで走り続け,後ろは振り返らない
必要なものならなんでも,ここのマーケットで手に入る
共感できねえヤツは,カンケーねえ,飢え死にすればいい
俺が世界を食わせてやる,勘定は,つけといてくれ
足が麻痺するまで走り続け,後ろは振り返らない
必要なものならなんでも,ここのマーケットで手に入る
必要なものならなんでも,ここのマーケットで手に入る

(文責:Jun Nishihara)

Guest Versesのコーナー:ジェイZ(ドレイク「Talk Up」より)

このコーナーでは,カニエ・ウェストもしくはジェイZが人の曲にヴァース(歌詞)を提供している曲を紹介します。

今日は6月29日にリリースされたドレイクのアルバム『Scorpion』より,収録楽曲「Talk Up feat. Jay-Z」を取り上げます。

Drake feat. Jay-Z – “Talk Up”

(Verse: Jay-Z)
Yo, get close enough to HOV, smell like a kilo still
First album 26, I ain’t need no deal
Already a hood legend, I ain’t need no shine
First Rollie flooded out, I ain’t see no time, woah
Stand-up niggas, we only duckin’ indictments
Dope boys, Off-White, lookin’ like soft white on ’em
Heh, you know what I’m sayin’?
We in the buildin’, we came for a billion, ain’t nobody playin’
Live every word that I’m rappin’
Say I lost 90 bricks and it happened
You probably wouldn’t believe everything that you seein’ right now if it wasn’t live action
I ain’t on the ‘Gram, they record who I am
God to these dope boys, how do you not be a HOV fan?
I’m what Meech shoulda been
I’m what Supreme didn’t become
If Alpo didn’t snitch, niggas’d be like Young
I got your President tweetin’, I won’t even meet with him
Y’all killed X and let Zimmerman live, shhh, s-streets is done

(ヴァース:ジェイZ)
ヨゥ,ホヴァ(=ジェイZ)に近寄れば,いまだにコカが匂う
26歳でデビューアルバム,当時レコード会社には雇われず
それでも腕時計(ロレックス)はダイアだらけで,針が見えねえ,ウォゥ
ピン芸人の野郎どもと,裁判沙汰を上手くかわしてきた
ドラッグディーラー,“オフ・ホワイト”,白い粉末が光ってた
なんのことかわかるだろう
俺らが一発売れば,億単位で稼ぎ,中途ハンパなことはしなかった
ラップで言ってきた一言一言,全部リアルに生きてきた
90キロのコカを失った話(*註1),それもマジ
こうしてナマで届けなきゃ,おまえら何にも信じねえからな
インスタはやってない,TVが俺を追いかけてるから
ドラッグディーラーにご加護あれ,ホヴァのファンたちに幸あれ
ビッグ・ミーチ(=ドラッグディーラー)も俺の様にはなれなかった
シュープリーム(=同上)も俺になれなかった
もしアルポ(=同上)が人のことチクらなければ,俺の様になれていただろう
おまえらの大統領がツイートしてる,あんな野郎に俺は合わねえ
おまえらX(=エックスエックスエックステンタシオン)は見殺しにして
ジョージ・ジマーマン(*註2)は救うのか?
もう「ストリート」は終わりだな

註1:ジェイZの名盤『The Blueprint』収録の楽曲「Never Change」より。
註2:黒人の若者(トレイヴォン・マーティン)を銃殺した容疑者。

(文責:Jun Nishihara)

カニエ・ウェスト対訳「I Love It(邦題:ダイスキだ)」

先日,8月11日(土)にカニエ・ウェストは「XTCY」という曲をリリースしました。そして,米国時間の9月7日(金)に,また新たにカニエ・ウェストはシングル曲をリリースしました。タイトルは「I Love It」。

この曲とミュージックビデオは毎年カリフォルニア州L.A.で開催される,AVポルノの大殿堂=Pornhubアワード賞で全世界初披露されました。

ミュージックビデオはYouTube等で検索してみてください。オンラインゲームのRoblox(ロボロックス)に出現するキャラを衣装にして踊っています。

今回このシングル曲「I Love It」にフィーチャリングされているのは,若手ラッパー=リル・パンプ(Lil Pump)です。「I Love It」リリースの約1週間後にリル・パンプ自身もニューアルバムを出す予定です。タイトルはなんと『Harvard Dropout(ハーバード大学の退学者)』(9月14日リリース予定)。リル・パンプ自身はツイッターで「俺はほんとにハーバードに入学したし,中途退学(ドロップアウト)したんだ。ラップ界を救うために」と言っています。

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それでは「I Love It」を紹介します。
ジャケはこんな感じです↓。

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この絵↑は,ケリー・ジェイムス・マーシャル(Kerry James Marshall)という黒人画家が描いたものです。前回カニエ・ウェストがリリースした「XTCY」のジャケも彼の手によるものです。↓

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Kanye West feat. Lil Pump – “I Love It”

[Intro: Adele Givens]

‘Cause you know in the old days

They couldn’t say the shit they wanted to say

They had to fake orgasms and shit

We can tell niggas today: “Hey, I wanna cum, mothafucka”

(イントロ:アデル・ギヴェンズ)
かつて昔はね,女性が正直に
自分の気持ちを話すのはタブーとされていた
だから気持ちよくもないのに,ウソのオルガズムを演じてた
でも今は何だって言える「このクソ野郎,あたしをイかせて!」

[Chorus: Lil Pump]

You’re such a fuckin’ ho, I love it (I love it)

You’re such a fuckin’ ho, I love it (I love it)

(サビ:リル・パンプ)
このクソ女,大好きだ(ダイスキ)
このクソ女,大好きだ(ダイスキ)

[Pre-Verse: Lil Pump]

You’re such a fuckin’ ho, I love it (love it, love it)

(I’ma fuck a bitch, tell her cousin)

Your boyfriend is a dork, McLovin (dork, McLovin; ooh, ooh, ooh)

(プレヴァース:リル・パンプ)
このクソ女,大好きだ(ダイスキ,ダイスキ)
(クソ女をオカす,おまえの従姉妹に言っとけよ)
おまえのダッセェ彼氏,メガネ野郎(ダッセェ,メガネ野郎,ウゥウゥウゥ)

[Verse 1: Lil Pump]

I just pulled up in a Ghost (Ghost)

Fucked that bitch up out in London (up out in)

Then I fucked up on her cousin

Or her sister, I don’t know nothin’ (uh-uh, woo)

And my niggas gettin’ ignorant

Like a lighter, bitch, we ignit (ignit, yeah)

All this water on my neck

Look like I fell when I went fishin’ (fell)

So much diamonds on my bust down

Ooh, fuck, what’s the time? (where we at?)

Me and Smokepurpp sippin’ drank (ayy)

Ooh, fuck, she take lines (lines)

(ヴァース1:リル・パンプ)
ランボルギーニを乗りつけて
ロンドンでUKガールとヤってきた(ブチ込んだ)
そいつの従姉妹も抱いてやった
姉妹だったっけ,どっちでもええ(アッア,ウー)
俺のダチ,サル暴れしてる
ライターみたいに,点火しちゃう(アッチッチ)
首にジュエリーぶらさげて
ギラギラのダイア,釣ってきた
エゲツないダイヤ,俺の腕時計
こりゃいけねえ,いま何時?(いまどこ?)
スモークパープとハッパ吸って(エィ)
この女ヤベェ,コカインぶち込んでるぜ

[Chorus: Lil Pump & Kanye West]

You’re such a fuckin’ ho, I love it (I love it, scoop!)

You’re such a fuckin’ ho, I love it (I love it)

(サビ:リル・パンプ&カニエ・ウェスト)
このクソ女,大好きだ(ダイスキ,スクープ!)
このクソ女,大好きだ(ダイスキ)



[Interlude: Kanye West]

You’re such a fuckin’ ho

When the first time they ask you if you want sparklin’ or still?

Why you try to act like you was drinkin’ sparklin’ water ‘fore you came out here?

You’re such a fuckin’ h—

(インタールード:カニエ・ウェスト)
アバズレ女だな
炭酸水かミネラルウォーターか聞いてんのに
もう炭酸水(スパークリング)でデキあがってんじゃねえかよ
アバズレ女だな

[Pre-Verse: Kanye West]

I’m a sick fuck, I like a quick fuck (whoop!)

I’m a sick fuck, I like a quick fuck (whoop!)

I’m a sick fuck, I like a quick fuck (whoop!)

I’m a sick fuck, I like a quick fuck (whoop!)

(プレヴァース:カニエ・ウェスト)
俺は変態野郎,大好き,一発ファック(ウー!)
俺は変態野郎,大好き,一発ファック(ウー!)
俺は変態野郎,大好き,一発ファック(ウー!)
俺は変態野郎,大好き,一発ファック(ウー!)

[Verse 2: Kanye West]

I’m a sick fuck, I like a quick fuck

I like my dick sucked, I’ll buy you a sick truck

I’ll buy you some new tits, I’ll get you that nip-tuck

How you start a family? The condom slipped up

I’m a sick fuck, I’m inappropriate

I like hearin’ stories, I like that ho shit

I wanna hear more shit, I like the ho shit

Send me some more shit, you triflin’ ho bitch (bitch, bitch, bitch)

(ヴァース2:カニエ・ウェスト)
俺は変態野郎,大好き,一発ファック
肉棒吸ってくれ,イカシたトラック買ってやる
シリコンオッパイ入れてやる,アソコの整形してやる
どうやって家族持ちになるって,コンドームをスベらせろ
俺は変態野郎で,場ちがいな野郎
ストーリー仕立てに,ヤリマン女は大好きさ
もっと聞かせてくれ,ヤリマン女は大好きさ
もっとエロいの送ってくれ,このクソ女(ビッチ,ビッチ,ビッチ)

[Chorus: Lil Pump]

You’re such a fuckin’ ho, I love it (I love it)

You’re such a fuckin’ ho, I love it (I love it)


(サビ:リル・パンプ)
このクソ女,大好きだ(ダイスキ)
このクソ女,大好きだ(ダイスキ)

[Outro: Adele Givens]

‘Cause you know in the old days

They couldn’t say the shit they wanted to say

They had to fake orgasms and shit

We can tell niggas today: “Hey, I wanna cum, mothafucka”

(アウトロ:アデル・ギヴェンズ)
かつて昔はね,女性が正直に
自分の気持ちを話すのはタブーとされていた
だから気持ちよくもないのに,ウソのオルガズムを演じてた
でも今は何だって言える「このクソ野郎,あたしをイかせて!」

(文責:Jun Nishihara)

Guest Versesのコーナー: カニエ・ウェスト(スラム・ヴィレッジ「Selfish」)

このコーナーでは,カニエ・ウェストが人の曲にヴァース(歌詞)を提供している曲を紹介します。

今回紹介する曲は2004年6月にリリースされた,スラム・ヴィレッジ(Slum Village)の「Selfish」という曲です。先日亡くなった「ソウルの女王」ことアレサ・フランクリンの「Call Me」ネタをサンプリングに使った曲です。プロデュースはカニエ・ウェスト。

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カニエ・ウェストがプロデューサーとして,アレサ・フランクリンの曲を元ネタにしているヒップホップ曲は多いですね。これこそアレサ・フランクリンに捧げる,至極のリスペクトですね。

その曲から,カニエ・ウェストのヴァース(一節)を紹介します。

Uhh, and don’t be tryna come around my girl
Acting like Mr. Friendly
And steal the spotlight like Mr. Bentley
I spotted her like Spud McKenzie
And for them fake boobies I paid them Benjies, get your own
I got Paris, he got Nicky, he tried to get em a clone
He said, “Ye you know you got extra hoes
And everything you do is extra cold”
From the Polo fleece to the Jesus piece
I got family in high places like Jesus’ niece
Can I please, say my peace?
If y’all fresh to death, then I’m deceased
And this one here is a heatrocks, spit like a beat box
The way the beat rocks, new version of Pete Rock
But for that Benz, I get CL love
So I switch my girls around like 3L-dub, I’m calling

ねぇ,オレの女に軽がる声かけんじゃねえよ
勝手にフレンドリーに接しやがって
カノジョの注目,盗もうとしやがって
カノジョみっけたのオレだよ,仔犬(オレ)の手がらだよ
シリコン入りのオッパイ,オレのお金だよ,くれてやんねえよ
オレのパリス,おまえのニッキー,クローンにはダマされねえよ
「カニエ,女ならいくらでもあんだろう
あんたは何やっても,イカしてんなあ」だってよ
ポロのフリースから,ジーザスのチェーンまで
雲の上から家族が見守ってくれてんだ,ジーザスの姪っ子みたく
おねげえだから,お祈りさせて
おまえの「それ」でフレッシュなら,オレはゲロ吐いて死んじまう
アッツアツの溶岩なみにホットな曲,ビートボックスなみにスピット
爆音でぶっ飛びビート,よみがえるピート・ロックの現代版
でもベンツと来たら,オレの気に入りはCLクラス
日によってカノジョを入れ替え,まるで3LW,電話するよ

(文責:Jun Nishihara)

追悼:ソウルの女王=アレサ・フランクリンがヒップホップに与えた影響(その2)

前回のつづきです。

NYはハーレム出身のラッパー=キャムロン(Cam’ron)の引き出しから,この一曲です。

2002年5月にリリースされたヒップホップ名盤『Come Home With Me』から,シングルリリースされた「Day Dreaming」を取り上げます。

このアルバムには,ジェイZがfeat.されている「Welcome to New York City(ニューヨークシティーへようこそ)」という曲も収録されています。

さて,アレサ・フランクリンがヒップホップ界に与えた影響は,当時の若手ラッパーT.I.にとどまらず,ハーレム出身のベテラン・ラッパー=キャムロンにも及びました。

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キャムロンは素晴らしい数々のヒップホップ名曲を残していますが,その中でもアレサ・フランクリンの「Day Dreaming」がサンプリングされた,名前が似ている(スペルの綴り方は異なります)「Daydreaming」(プロデュースはカニエ・ウェスト!)から,この歌詞を取り上げます。

I know fucking with a crook is whack
I lied, cheated, still took me back
What I do? Turn around, ask you to cook me crack
Boost my work with a jerk and tell the truth it hurts
Cause you even ask me to come through to church
What I do? Act second rate
I stole ten dollars out of the collection plate
But I’m ready to change
You got my heart, plus you smart
And the sex is great
And you hate rap, I like that girl
I argue with Keisha, I ain’t like that girl
You jumped right out the car, to fight that girl
You beat her ass, you ain’t have to bite that girl
And my baby got the best thighs
And my whip she ain’t never got to test drive
Copped her the X5
You paid attention when no one acknowledge me
This is my public apology, holla B

ダメ男と付き合うのはダサいなんて思ってんだろ
ウソついて,浮気もした,それでも俺のこと,好きでいてくれた
君にムリも言った,ふり向けば,「コカイン寄こせ」とか言って
仕事前にフェラして,やる気出させてくれた,ちょい痛かったけど
「あたしと教会,いっしょに行こ」って,さそってくれた
でも俺は,ふざけてた
教会の募金箱から,10ドル盗んだり
でも良い人間になろうと決めた
君の愛にやられた,おまけに君は育ちもイイし
君とのセックス,たまんないし
君はラップが大嫌い,それでもダイジョウブ
キーシャと口喧嘩,それはダイジョウブじゃない
君は車から飛び降りて,キーシャを黙らしてくれた
ボッコボコにしてくれた,噛みつくまでもなかった
それに君の太もも最高さ
俺のアメ車,試乗するまでもないさ
君にBMW買ってあげた
だれひとり俺のこと相手にしてくれなかった時に,君だけは認めてくれた
この曲は君に捧げる,謝礼の曲さ,連絡してこいよ,Bちゃんよ

カニエ・ウェストは,この曲のプロデュースに関わっています。前回の「追悼:アレサ・フランクリン」のページでも書きましたが,古い曲をサンプリングすることによって,その曲が現代・現在によみがえります。カニエ・ウェストがやってきたことの偉大なひとつは,まさに,このことでした。

アレサ・フランクリンの才能は,そうそう受け継げるものではありません。しかし,こうして,40年の月日を経て,現代のヒップホップでアレサ・フランクリンの歌声が聴けるなら,「アレサの代わり」がいなくとも,いまのところは,なんとかやってけるかもしれないと感じています。

「アレサ・フランクリンの代わり」はいないかもしれませんが,「アレサ・フランクリンの魂(ソウル)」は,こうして現代のヒップホップ音楽を媒介として,受け継がれていくでしょう。

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Source: photo: WENN.com

(文責:Jun Nishihara)

追悼:ソウルの女王=アレサ・フランクリンがヒップホップに与えた影響

ヒップホップというのはおもしろいもので,昔に作られた古い曲をよみがえらせる力を持っている。

たとえば1972年1月にリリースされたアレサ・フランクリン(Aretha Franklin)の「Day Dreaming」(シングルカットされたのは翌月の2月)という曲は,当時レコード盤で売り出され,B面には「I’ve Been Loving You Too Long」や「Border Song (Long Moses)」という曲が収録されていました。この「Day Dreaming」が収録されていたのは『Young, Gifted and Black』という名盤で,後に米国TVネットワークのVH1にて「音楽史上最も偉大なアルバム76位」に挙げられました。

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この「Day Dreaming」という曲をサンプリングして,よみがえらせたのがラッパーT.I.とキャムロン(Cam’ron)です。T.I.はアルバム『Trap Muzik』を2003年8月にリリースし,その中に「Let’s Get Away」という曲を収録しました(後にシングル曲としてリリース)。キャムロンはアルバム『Come Home With Me』(ヒップホップの名盤!)を2002年5月にリリースし,中に「Daydreaming」を収録しました(こちらも後にシングル曲としてリリース)。

T.I.の「Let’s Get Away」もキャムロンの「Daydreaming」も,アレサ・フランクリンの名曲「Day Dreaming」をベースに,サンプリングしています。YouTube等で検索して,聴いてみてください。

T.I.がこの曲を出したのは2003年です。大人気を博する直前,まさにヒップホップ界の若者として活動していた頃ですね。T.I.の時代はまだ始まっていなかったですが,「才能あるヤツだ」と誰もが認めつつある頃でした。そして2年後の2005年,T.I.は『Urban Legend』というアルバムをリリースし,遂にミリオンセラー(100万枚セールス超え)を達成しました。2006年にリリースしたアルバム『King』はビルボード第1位を獲得し,こちらもミリオンセラー達成(日本のオリコンチャートでも26位達成。アメリカのポップ音楽がオリコンチャートに登場するならまだしも,ヒップホップ曲が日本のオリコンチャートに入ってくるというのは稀であった時代です。)しました。

その後2008年にリリースしたアルバム『Paper Trail』もビルボード第1位を獲得し,このアルバムに至っては米国のみで200万枚セールス達成,ダブル・プラチナム盤の地位を獲得しました。2008年というダウンロード真っ盛りの時代に,ダブル・プラチナム盤獲得というのは,珍しく,稀有なことです。

そういったヒップホップ界の若手T.I.が爆発的人気を博する直前に出していたのが,アレサ・フランクリンの「Day Dreaming」をサンプリングし,ラップを乗せたこの曲です。ヒップホップ界では,「サンプリングネタ」というのは,昔の曲への究極のリスペクトと考えられています。古い曲を死なせない,むしろ,よみがえらせるという力をヒップホップは持っている。しかも若者が。

T.I.の「Let’s Get Away」はラップ曲でありますが,R&B風です。歌いやすく,耳にもやさしい。普段ラップを聴かない人にも,なじみやすい。親しみやすい。

そして,「Let’s Get Away」という「いま」の曲を通して,アメリカの若者たちは,古い曲を聴いているのでした。「T.I.ばっか聴いて育った」,という若者が,どこかでアレサ・フランクリンの曲を聞いたときに,「うん?これはどこかで聞いたことのある曲だな」とか言って,興味を持つかもしれない。それでツカミはできます。一度,ツカミ(hook)ができれば,あとはアレサ・フランクリンのパワーによって,惹きつけられるのみ。そうやって,惹きつけられれば,人はその音楽を聴いて,さらに他の曲も聞いてみたくなるでしょう。そうやって,40年の年月を経て,アレサ・フランクリンの昔の曲はよみがえり,生き返ります。

ヒップホップの「サンプリング」という技術はこういった素晴らしい力を秘めています。

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さて,そのT.I.の「Let’s Get Away」から,以下のリリックを取り上げます。

Bet they be like “I know he tired of the nightlife
He want a wife, he just lookin’ for the right type”
Yea right, I be ridin’ through the city lights
My hat bent, gettin’ high behind the ‘lac tint
I’m chilllin’ with Brazilian women, heavy accents
They black friends translatin’, got’em all ass naked, adjacent
Have relations wit’em many places
Leavin’ semen in they pretty faces
Make’em kiss they partners with it in they faces
Young pimpin’ sprung women ‘cross the 50 states
Got young ladies requestin’ “What’s Yo Name” on 50 stations
Askin’ me what’s a pussy popper, want a demonstration
But I ain’t waitin’ til the second date, I’m so impatient
Relieve’em of they aggravation, take’em rollerskatin’
On them Dayton’s, tell’em “Baby, stick with me, you goin’ places”
Go replace’em, draw erase’em out my memory
Moist panties and wet sheets when they think of me

まさか俺が「夜遊びなんて飽き飽きさ
奥さん候補の,まともな女,探してんのさ」なんて思ってるって?
んなバカな,今でもネオン街のド真ん中クルマで走って
キャップ傾けて,窓にスモーク張ったキャディラック乗って,ハイに飛ばしてる
ブラジル出身で,英語ナマリの激しい女たちと,くつろいで
黒人の女友達に通訳してもらって,ズボン脱がして,オシリむき出し
いろんな場所で,エッチして
カワイイ顔に愛汁ぶっかけて
顔に白いのつけたまま,女友達にチューさせて
アメリカ中の女を気絶させ,遊びまわって,若いしイケメンだし
アメリカ中の女子高生,俺の曲「What’s Yo Name」をリクエストするし
彼女たち「「マン突き」ってナニ?」だって,実演して見せてやろうか?
2回目のデートまで待てない,俺って超せっかちだからさ
彼女たちのストレス発散させてあげて,ローラースケートに連れてって
デイトンのリム(タイヤ)廻して,「ベイビー,俺について来な,いろんなトコへ」
次から次へと女を変えて,ハッパ吸って,記憶から消してって
彼女たち,俺のこと妄想して,パンティーずぶ濡れ,ベッドシーツ湿ってる

T.I.をとおしてアレサ・フランクリンを知った人も,そもそもT.I.は知っているけれど,アレサ・フランクリンを聴いたことない人も,どちらも良いと思います。後者の人もいつかアレサ・フランクリンをどこかで聞いて,「あ,この曲どこかで聴いたことある。T.I.の曲に似てるけど,ちょっと違う」とか言って,探してみると,実は「この曲」がオリジナルの原曲だった,ということを知ることになれば,ほんとおもしろいな,とか私は思います。音楽の楽しみには,「新しい曲」をとおして「原曲」というか「古い曲」を知る,ということにあると思います。

アレサ・フランクリンが亡くなった先週8月16日に,アメリカのあるラジオパーソナリティがインスタグラムでアレサ・フランクリンの素敵な写真をアップしつつ,こう書いていました。”Every time a real legend dies in music, I always think ‘who the hell do we have in the wings to uphold that excellence?'”(音楽史に残る伝説のミュージシャンが一人一人と死んでゆく時代に,私はいつも思う。「こんなに素晴らしい才能を受け継いでいける人なんて,この人以外にいるか」って。)

マイケル・ジャクソンが2009年に亡くなった日に私はこう書きました。「ポップの王は死んで,ポップを永遠の音楽にさせた。」と。ポップはトレンドです。移り変わってゆくものです。その時代,時代に合わせて,ポップは変わってゆくものですが,マイケル・ジャクソンは,その「移りゆくもの」を「永遠」の音楽にさせました。

アレサ・フランクリンは,これからも「Queen of Soul(ソウルの女王)」として,ヒップホップ界に敬愛されてゆくでしょう。そして,アレサの音楽は,ヒップホップをとおして,生き続けてゆくことでしょう。

(文責:Jun Nishihara)

コラボ曲:ビヨンセ&ジェイZ対訳「SALUD!」

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The Carters – “SALUD!”

[Chorus: Beyoncé & Dre]
Put it on ice (ice, ice, ice), celebrate that we made it
I put it on Christ (that’s on God, yeah)
Lord knows it takes hella patience
When your name is a verb and these comments absurd
And they swear they know you better than you know yourself
Cause you control yourself, cheers to me and you, salud!
Baby, look me in my eye, take a cheers to you and I, cheers to you
Baby, look me in my eye, make a cheers to you and I, salud!

(サビ:ビヨンセ&ドレー)
アイスに乗せて(アイス,アイス,アイス)祝いましょう,ここまでやってこれた
神に懸けて(神に懸けて,yeah)
神は分かってくれている,これまで尋常ない忍耐力を強いられてきた
私の名前が動詞で使われ,理不尽なコメントもされてきた
自分のことを他人のほうがよく知っているかのように
でも自分を上手くコントロールしてきた,あなたと私にチアーズ,乾杯!
ベイビー,私の瞳を見つめて,二人にチアーズ,君に乾杯
ベイビー,私の瞳を見つめて,二人にチアーズ,乾杯!

[Verse 1: JAY-Z & Beyoncé]
Mazel tov, gold bottle talk, wife got a model walk
(wife got a model walk)
House all glass, slide the doors you ain’t gotta walk (gotta walk)
And to top it off (top it off), got another one in Montauk
(Montauk, Montauk, Montauk)
Trifecta down in Tribeca (Tribeca, Tribeca), bonjour (bonjour)
French crib in the French Quarters (yeah)
Champagne in the glass, toast to the importers (yeah)
Spill some out for the past

(ヴァース1:ジェイZ&ビヨンセ)
めでたい,金のボトルに,嫁はモデル・ウォーク
(嫁はモデル・ウォーク)
ガラス張りの家,ガラスドアは自動で開く,歩かなくていい(勝手に開く)
極めつけは(極めつけは)モントークにある別荘
(モントーク,モントーク,モントーク)
トライベッカに3つ目の家(トライベッカ,トライベッカ),ボンジュール(ボンジュール)
フレンチ・クォーターにフランス様式の家(yeah)
グラスにシャンパンそそいで,輸入元に乾杯(yeah)
これまでの過去に,ちょっぴりそそぐ

[Chorus: Beyoncé & Dre]
Put it on ice (ice, ice, ice), celebrate that we made it
I put it on Christ (that’s on God, yeah)
Lord knows it takes hella patience
When your name is a verb and these comments absurd
And they swear they know you better than you know yourself
Cause you control yourself, cheers to me and you, salud!
Baby look me in my eye, take a cheers to you and I, cheers to you
Baby look me in my eye, take a cheers to you and I, salud!

(サビ:ビヨンセ&ドレー)
アイスに乗せて(アイス,アイス,アイス)祝いましょう,ここまでやってこれた
神に懸けて(神に懸けて,yeah)
神は分かってくれている,これまで尋常ない忍耐力を強いられてきた
私の名前が動詞で使われ,理不尽なコメントもされてきた
自分のことを他人のほうがよく知っているかのように
でも自分を上手くコントロールしてきた,あなたと私にチアーズ,乾杯!
ベイビー,私の瞳を見つめて,二人にチアーズ,君に乾杯
ベイビー,私の瞳を見つめて,二人にチアーズ,乾杯!

[Verse 2: JAY-Z & Beyoncé]
Hola (hola), thank the most high for the coca
Salud! (salud, salud, salud, salud)
God protect babies and fools, I was both (both)
It’s not just a popular trope (both)
The wind comes and I’m just a flute (oh)
The winds come and I’m not a fluke (oh)
I’m convinced that I’m truly the GOAT (GOAT, GOAT, GOAT)
Sosa, the Elohim intervene like boy you the truth
Don’t die (don’t die, don’t die)
Angels on both sides, toast with mimosas (both sides, both sides)
Your president tweeting about Hov like he knows us
My road to the top was to take what you owe us
I give a fuck what that man find vulgar
Just look in my eyes when you toast us

(ヴァース2:ジェイZ&ビヨンセ)
やぁ(やぁ)全知の神に感謝,コカのおかげ
乾杯!(乾杯,乾杯,乾杯,乾杯)
神は赤ん坊と愚か者を守りたまう,俺は両者だった(両者だった)
たんなる比喩じゃないぜ(両者だった)
いぶきを吹き込み,俺はフルートとなる(オゥ)
勝利をおさめ,俺は落ちこぼれでなくなる(オゥ)
これで納得した,俺は最高に偉大な野郎(偉大,偉大,偉大な野郎)
そうさ,ヘブライ神が間に入り,俺に言った「真実はおまえだ」
死ぬな(死ぬな,死ぬな)
両手に天使,ミモザで乾杯(両手に,両手に)
大統領がホヴァのこと知ってるかのようにツイートしてたが
あんたのような奴に奪われたものを取り返すため,俺はのし上がってきた
あんたが「下品」と呼ぶものが何だか知らねえが
あんたが酒かざして乾杯する時,俺のこの目を見てやってみろ

[Chorus: Beyoncé & Dre]
Put it on ice (ice, ice, ice), celebrate that we made it
I put it on Christ (that’s on God, yeah)
Lord knows it takes hella patience
When your name is a verb and these comments absurd
And they swear they know you better than you know yourself
Cause you control yourself, cheers to me and you, salud!
Baby, look me in my eye, take a cheers to you and I, cheers to you
Baby, look me in my eye, take a cheers to you and I, salud!

(サビ:ビヨンセ&ドレー)
アイスに乗せて(アイス,アイス,アイス)祝いましょう,ここまでやってこれた
神に懸けて(神に懸けて,yeah)
神は分かってくれている,これまで尋常ない忍耐力を強いられてきた
私の名前が動詞で使われ,理不尽なコメントもされてきた
自分のことを他人のほうがよく知っているかのように
でも自分を上手くコントロールしてきた,あなたと私にチアーズ,乾杯!
ベイビー,私の瞳を見つめて,二人にチアーズ,君に乾杯
ベイビー,私の瞳を見つめて,二人にチアーズ,乾杯!

[Outro: Beyoncé & Blue Ivy Carter]
Mazel tov, put up your glass
Put up your last, put up yo bag (put up yo bag)
Throw up a light, show that we bright, blow money fast (salud)
This for my kinfolk (salud)
Let down my window (salud)
Let them all know (salud)
This what we ball for, yo
Shout out to Rumi and Sir, love Blue

(アウトロ:ビヨンセ&ブルー・アイヴィー・カーター)
おめでとう,グラスを持ち上げて
グラスを挙げて,バッグも挙げて(バッグも挙げて)
ライトかざして,みんなの輝き見せて,金ばら撒いて(乾杯)
仲間のみんなに(乾杯)
窓をおろして(乾杯)
みんなに向けて(乾杯)
全てはこの瞬間のために,ヨゥ
シャウトアウト,ルミ&サーへ,愛を込めて,ブルーより

(文責:Jun Nishihara)

カニエ・ウェスト対訳「XTCY(エクスタシー)」

先週末の土曜日(8月11日)に予告無しでリリースされたカニエ・ウェストの楽曲,タイトルは「XTCY(エクスタシー)」。DJクラーク・ケントがツイッター内で発表しました。

DJクラーク・ケント:今カニエがスタジオに来てる。カニエからOKが出た。『クラーク,出してくれ!”XTCY”の曲!!』って。

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(写真は左から,クロエ・カーダシアン,キム・カーダシアン(カニエの奥さん),カイリー・ジェンナー,ケンドール・ジェンナー,コートニー・カーダシアンで,カーダシアン5人姉妹。右端はカーダシアン姉妹のママ(母親)=クリス・ジェンナー。下記の歌詞で,カニエがラップしている「4人の姉妹」は,クロエ,カイリー,ケンドール,コートニーのことですね。)

これを絵に描いたアーティストもいます。ケリー・ジャイムス・マーシャル(Kerry James Marshall)という黒人画家です。その絵がこちら。

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[Intro]
I want you to come to me, Ecstasy
Uh, Ecstasy, Ecstasy, Ecstasy
Ecstasy, Ecstasy, Ecstasy
Ecstasy, Ecstasy, Ecstasy
Ecstasy, Ecstasy, Ecstasy
Ecstasy

(イントロ)
こっち来てくれ,エクスタシー
アァ,エクスタシー,エクスタシー,エクスタシー
エクスタシー,エクスタシー,エクスタシー
エクスタシー,エクスタシー,エクスタシー
エクスタシー,エクスタシー,エクスタシー
エクスタシー

[Verse 1]
You got sick thoughts? I got more of ’em
You got a sister-in-law you would smash? I got four of them
Damn, those is your sisters
You did something unholy to them pictures
Damn, you need to be locked up
Nah, we need a bigger hot tub

(ヴァース1)
変態なこと思いついたって? 俺にまかせとけ
嫁の姉妹とヤりたいって? 俺にはそれ,4人もいる
マジか,これがおまえの姉妹か
姉妹の写真に,不浄なものブッカケやがって
マジおまえ,刑ムショ行きだよ
ちっちゃなジャグジーじゃ,足りねえよ

[Chorus]
Now let me see you back, back, back, back
Time to get the bag, bag, bag, bag
We don’t throw stones, we throw stacks
That’s why they’re going mad, mad, mad, Max
If you don’t say your name then I won’t ask
She got a smartphone but a dumb ass
I thought of all this on ecstasy

(サビ)
見せてくれ,キミのお尻,お尻,お尻,お尻
持ってこい,バッグ,バッグ,バッグ,バッグ
俺たちは,石ころの代わりに,札束投げる
すると女たち,狂乱,狂乱,狂乱,マックス
名前知られたくないなら,こっちも訊かない
片手にスマートフォンの女,ケツはエゲツない
これ全部,エクスタシーやりながら,考えた

[Verse 2]
You got sick thoughts? I got more of them
You remember bad bitches that you smashed? I recorded them
She said fuck weed, cause she love X
If she suck seed, that’s a success
If a girl cum, that’s a fuck fest
And we gon’ score 100 on this drug test

(ヴァース2)
変態なこと思いついたって? 俺にまかせとけ
おまえが今まで犯してきた女,録画仕掛けてやった
「ハッパはいらない」って女,エクスタシーがお好き
ザーメンごっくんの女,それセイコウ
ガチでイク女,ファック祭りの開幕
これじゃ麻薬検査,100%引っかかる

[Chorus]
Now let me see you back, back, back, back
It’s time to get the bag, bag, bag, bag
We don’t throw stones, we throw stacks
That’s why they’re going mad, mad, mad, Max
If you don’t say your name then I won’t ask
You got a smartphone but a dumb ass
I thought of all this on Ecstasy (perfect!)

(サビ)
見せてくれ,キミのお尻,お尻,お尻,お尻
持ってこい,バッグ,バッグ,バッグ,バッグ
俺たちは,石ころの代わりに,札束投げる
すると女たち,狂乱,狂乱,狂乱,マックス
名前知られたくないなら,こっちも訊かない
片手にスマートフォンの女,ケツはエゲツない
これ全部,エクスタシーやりながら,考えた(カンペキ!)

[Interlude]
Fuckin’ around – whoop! Scoop!
Whoopity-whoop
Whoopity-whoop, scoop-poop-woop-toop
Scoopity-whoop loot, looty-whoop-whoop
Ecstasy, ecstasy, ecstasy

(インタールード)
ふざけまくれ,ウー!スクープ!
ウープティ,ウー!
ウープティ,ウー,スクープ,プープ,ウー,トゥー
スクープティ,ウー,ルー,ウー,ウー
エクスタシー,エクスタシー,エクスタシー

[Verse 3]
You got sick thoughts? I got more of them
Han? (scoop!)
You see them escorts? I escorted them (scooty-woot!)
While y’all was trippin’, I resorted them (whoop!)
Then I kicked ’em out, I got bored of them (whoop!)

(ヴァース3)
変態なこと思いついたって? 俺にまかせとけ
ハーン!(スクープ!)
あのコールガール,俺が斡旋した(スクーティ,ウー!)
おまえらがハイになってる間,俺は女たちに溺れてた(ウー!)
で,放り出して,で,ヤり飽きた(ウー!)

[Chorus]
Now let me see you back, back, back, back
It’s time to get the bag, bag, bag, bag
We don’t throw stones, we throw stacks
That’s why they’re going mad, mad, mad, Max
If you don’t say your name then I won’t ask
You got a smartphone but a dumb ass
I thought of all this on ecstasy

(サビ)
見せてくれ,キミのお尻,お尻,お尻,お尻
持ってこい,バッグ,バッグ,バッグ,バッグ
俺たちは,石ころの代わりに,札束投げる
すると女たち,狂乱,狂乱,狂乱,マックス
名前知られたくないなら,こっちも訊かない
片手にスマートフォンの女,ケツはエゲツない
これ全部,エクスタシーやりながら,考えた

(文責:Jun Nishihara)