2019年,ティーンエイジャーから20代,30代〜と,アメリカ中の女子の間で話題と共感を呼んだ女子専用のアルバム『Over It』がリリースされました。今年デビューしたR&Bアーティスト=サマー・ウォーカー(Summer Walker)はジョージア州アトランタ出身の23歳。同アルバムのリードシングル『Girls Need Love Remix』ではドレイク(Drake)をフィーチャリングしたことでまずは超話題となり,その他,アルバム収録楽曲「Come Thru」ではアッシャー(Usher)のナツメロ!!!!!!!!「You Make Me Wanna…」を元ネタのサンプリングとしてゼータクに起用し,しかも本人!!のUsherまでフィーチャリングしたという昔っからのR&B好きには堪らない曲に仕上がっています。
それでは,リードシングルとなったドレイクをfeat.した曲「Girls Need Love Remix」をどうぞ。
そして本人アッシャーをfeat.したことで話題の曲「Come Thru」もどうぞ。
そして,その元ネタとしてR&B史上最重要ってなもんじゃない,もうR&Bの基本として昔っから聴いておくべきアッシャー(Usher)の名曲「You Make Me Wanna…」がこちらです。リリースは1997年です。黒人音楽がメインストリームとなり始めていた当時,MTVやBETでミュージックビデオが流れまくっておりました。
レイアナ・ジェイは本年,アルバム『Love Me Like』をリリースし,正式デビューを果たしましたが,上記ページに掲載したとおり,すでに3枚のEPをリリースしております。
その中から,”what’s cooler than cool?! ICE COLD!”(クールよりクールなものは何?!アイス・コールド!)で知られるサウスの生きた伝説的ラップデュオ=OutKastのフレーズをもじった歌詞を起用した楽曲「Sleepy Brown」を掲載しておきます。これはデビュー前の初期の頃のレイアナ・ジェイの歌。これからレイアナは有名になっていくわけですが,「無名時代の曲」というのは,将来,非常に貴重になりますので,じっくり聴いておくべし!!
レイアナ・ジェイ(Rayana Jay)は,いまだにWikipedia(ウィキペディア)には掲載されておりませんが,これからウィキペディアにも載るようになり,COMPLEX等のカルチャー雑誌でも取り上げられるようになり,はたまた,NPRラジオ主催の「Tiny Desk Concert(タイニー・デスク・コンサート)」にも出演するようになるでしょう。レイト・ナイト・ショーの米NBCネットワークtvのThe Tonight Show starring Jimmy Fallonにも!
Sue me, I’m rootin’ for everybody that’s black
Spent ’bout two racks on handmade durags
Sue me, I’m rootin’ for everybody that’s black
That’s everybody from sports to college class to rap, I’m back
これは女子の間で大人気を博し,とくにアシャンティをfeat.した収録楽曲14「A Fools Tale (Running Back)」は目玉の曲となっております。2002年にリリースされたアシャンティ(Ashanti)の後世に残る名曲「Foolish」はまさに「後世に残っている」のでこうして17年経た今現代もこのようにサンプリングネタとして起用されており,全く古びる気配は無し,と言えます。
そして第3日目の9月29日(日)には,NYはクイーンズの教会にカニエ・ウェストがあらわれます。クイーンズにあるGreater Allen A.M.E. Cathedral(グレイター・アレンA.M.E.大聖堂)です。地元のクイーンズ出身のアーティストやメディア関係者,ヒップホップジャーナリストたちはこぞって参加。クイーンズは地元といってももうニューヨークですから,ヒップホップ業界の関係者たちもいます。まさにヒップホップの生誕地で,日曜日にヒップホップ化されたゴスペル・クワイアとともに繰り広げる“Sunday Service”はまさに格別!!こんなゼータクなことはないでしょう。
Kanye West feat. The Weeknd – “FML” Verse 2
カニエ・ウェスト feat. ザ・ウィークエンド「FML」ヴァース2対訳
[Verse 2: Kanye West]
See, before I let you go
One last thing I need to let you know
You ain’t never seen nothing crazier than
This nigga when he off his Lexapro
Remember that last time in Mexico?
Remember that last time, the episode?
Asking me why the hell I text in code?
Four times just to say, “Don’t text me, ho”
Told you four times, “Don’t test me, ho”
And we finna lose all self-control
But you ain’t finna be raising your voice at me
Especially when we in the Giuseppe store
But I’ma have the last laugh in the end
‘Cause I’m from a tribe called check a ho
Yeah, I’ma have to laugh Indian
‘Cause I’m from a tribe called check a ho
And I…
1981年には既にヒップホップ界ではカーティス・ブローやシュガーヒル・ギャングが活躍しておりましたが,「ネタ回し」というテクニックはまだ生まれておりませんでした。その年に誕生したこの「I Want To Thank You」という名曲は,30年以上の時を経て,ヒップホップ界の大御所とR&B界の王子にサンプリングされることになりました。サンプリングされるということは,第一にリスペクトがなければ出来ないことでもあります。1981年当初の楽曲を最大の敬意をもって,2019年,このように再び蘇らせられたというのはまことにあっぱれなことでございます。
これまで3枚のEPを発表し,ついに今年3月22日に初の公式アルバム『Love Me Like』をリリースしました。
いまだにウィキペディアでは取り上げられておりませんが,上記アルバム『Love Me Like』はレイアナにとって人生初の全米ビルボードでチャートインし,冒頭の生ストリーミングでは女友達から「charting queen(チャートの女王)」と呼ばれるようにまでなりました(もちろん誇張していますし,大げさですけれど)。人生初にリリースしたアルバムが,全米ビルボードチャートのR&B部門第25位を達成。メジャーデビューは果たしていないどころか,インディーズのレーベル=EMPIRE RECORDSとの契約であるにもかかわらず,25位というのはアングラでのデビュー作にしてはなかなか良いポジションでしょう。
本年3月にリリースされた『Love Me Like』より,以下の楽曲「Know Names」をご紹介いたします。
「現代の若者黒人文化(young black culture)をリードする人物」にレイアナ・ジェイを選んだ理由は,彼女はカーディBやニッキー・ミナージュのような派手さはまったくないですが,堅実な音楽性という意味では,最近ヒップホップ界に蔓延る「単なるハヤり」や「ウケ」を遥かに凌駕するものを彼女に感じたからです。冒頭の生ライヴストリームでは,レイアナは,1970年代に活躍したテディ・ペンダーグラス(Teddy Pendergrass)という黒人男性歌手についても言及しています。現代の新しいものばかりで固めるのではなく,「古きをたずねる」ということをちゃんとしています。そういった面を持ち合わせている若手アーティストはこれからも必ず伸びていくことでしょう。
あなたはスタバ(正式名:Starbucks)で働いていたとします。そこへ,とある黒人女性のお客さんがやってきて,抹茶ラテのトールを注文しました。スタバでは,カップにお客様の名前を書くことになっていますので,あなたは,その女性に尋ねます。「How may I call you?(あなたのお名前は?)」,すると女性はこう答えました「You can call me ‘Rayana(レイアナ)’.」と。
To all the ladies out there if you love your man
You need to hold your man embrace your man
And just grab his hand repeat after me
I promise to stay true and give you all of me
Whether he’s locked down or on the grind
Or whether is out of work or at work on time
You need to trust that man and respect that man
And you get what you feel you deserve from that man, and