第21位「Cardi Bのシングル曲”I Like It”」。(今年2018年に出た最も偉大なるヒップホップ曲ランキング)

今年2018年はカーディB(Cardi B)にとって素晴らしい1年でした。

デビューアルバムを公式にリリースしましたし,現代ヒップホップに欠かせない存在であるミーゴスのメンバー=オフセットと婚約もしました。(オフセットが彼自身のライヴステージで観客全員が見守る中,カーディBにステージ上告白!)2018年はカーディBにとって良いニュースが続く1年でした。

良いニュースはそれだけではとどまらず,今年4月7日に米NBC局で放映された「サタデー・ナイト・ライヴ」で,カーディBは自身が妊娠していることを発表しました。そして無事,7月10日に,第一子(娘)を産みました。赤ん坊の名前は,Kulture Kiari Cephusです。Kiari Cephusというのは,ラッパーの夫(オフセット)の本名(Kiari Kendrell Cephus)です。

そのカーディBのデビューアルバムからシングル曲となった「I Like It」を第21位に選びました。今年のカーディBはイキイキしたヴァイブス(positive vibes)に満ちた1年でした。

第21位:カーディB feat. バッド・バニー&J.バルヴィン「I Like It」

上記ミュージックビデオは現時点ですでに再生回数7億回を超えるという,脅威の記録を打ち出しています。この「ソーシャルメディア世代」にとって,カーディBの存在は,欠かせないものでしょう。インスタグラム(Instagram)やヴァイン(Vine)で初期の頃(まだラッパーとして活躍する前に)人気を博したカーディBは,現代のヒップホップを象徴する女性アーティストと呼ぶことができるでしょう。

オフセットとカーディB。
この夫婦は,現代ヒップホップ(10代,20代の現在米ヒップホップ)を象徴するカップルと言えるでしょう。

(文責:Jun Nishihara)

第22位「ニッキー・ミナージュのバービー・ドリームスという曲」。(今年2018年に出た最も偉大なるヒップホップ曲ランキング)

2018年総まとめヒップホップ曲ランキング《トップ30》です。

本日は第22位です。

第22位:ニッキー・ミナージュのシングル曲「Barbie Dreams」。

ほぼポルノのような映像ですが,ニッキーのライムスキルは全くスタれていません。それどころか,上達しております。あらゆる男性ラッパーとセックスしたらどういう感じになるかを歌詞(リリック)にしています。

この曲で的となっているのは以下のラッパー達です。

リル・ウェイン
デイヴ・イースト
レイ・シュレマー
50セント
クエヴォ
バウ・ワウ
フェティ・ワップ
ヤング・サグ
スペシャル・エド
デザイナー(ラッパー)
マイク・タイソン
ヤングM.A
ドレイク
ゴッティ
DJキャレド
YG
ザ・ゲーム
テカシ69
キム・カーダシアン
カニエ・ウェスト
エミネム
ルーベン・スタダード
リック・ルービン

ちなみにこの曲の元ネタとなっているのは,以下のノトーリアスBIGの楽曲「Just Playing」です。

おまけ:シックス・ナイン(6ix9ine)feat.ニッキー・ミナージュ&マーダ・ビーツ

(文責:Jun Nishihara)

第23位「Jay Rockの”Wow (Freestyle)”というフリースタイル・ラップ曲。フィーチャリングはケンドリック」。(今年2018年に出た最も偉大なるヒップホップ曲ランキング)

2018年総まとめヒップホップ曲ランキング《トップ30》です。

本日は第23位の発表です。

第23位:ケンドリック・ラマーをfeat.したジェイ・ロックのシングル曲「Wow (Freestyle)」です。

このジェイ・ロック(Jay Rock)というアーティストは新人のように思えますが,実は,キャリアはケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)よりもだいぶ長いのです。

今年イチの話題を博し,今年最も売れた映画『ブラック・パンサー』のサントラ曲として有名になった,ケンドリック・ラマーfeat.ジェイ・ロックの「King’s Dead」(ミュージックビデオは以下のとおり)でも分かるように,ジェイ・ロックというラッパーは「まさにケンドリック・ラマー軍団のメンバーとしてキャリアを始めた」という風に“あたかも”勘違いしてしまいそうですが,ジェイ・ロックのほうが昔からラッパーとして別の場所で活躍してきているのです。

横道にすこし逸れますが,今年封切りされた映画『ブラック・パンサー』は世界歴代興行収入で第9位を記録した映画です。ちなみに第1位は『アバター』,第2位は『タイタニック』です。それに並んで第9位を記録した映画のサントラとして使われた曲ですから,けっこう今年,ジェイ・ロックの名前は売れました。

ということで,今年の映画界にも関係してくる話ですが,第23位として,ジェイ・ロックの曲を選びました。

おまけ:ケンドリック・ラマーfeat.ジェイ・ロック&フューチャーのシングル曲「King’s Dead」(映画『ブラック・パンサー』のサウンドトラックより。)

(文責:Jun Nishihara)

第24位「J. Coleの”Album of the Year”という曲名のフリースタイル」。(今年2018年に出た最も偉大なるヒップホップ曲ランキング)

昨日,第25位として挙げたMigosの曲を聴いて耳が腐りそうになったというヒップホップ好きの諸君,安心したまえ。

本日は第24位の紹介であるぞ。
ようやく「彼」の番であるぞ。
お待たせしたぞ。
これで君たち,本物のヒップホップ好き諸君たち,腐りかけた耳を掃除したまえ。

第24位:J. Coleの「Album of the Year」という曲名のフリースタイル・ラップ。

ビートは何を隠そう,NASの名曲「Oochie Wally」を下敷きにしている。

元ネタは以下の曲のとおり(※音声注意:職場で聴く場合は適切でない音声が含まれておりますのでご注意を※)。

(文責:Jun Nishihara)

第25位「Migos(ミーゴス)のスター・フライという曲」。(今年2018年に出た最も偉大なるヒップホップ曲ランキング)

2018年の総まとめヒップホップ曲ランキング《トップ30》です。
本日は第25位の発表です。

第25位:Migos(ミーゴス)のシングル曲「Stir Fry」。

上記ミュージックビデオには,ファレル・ウィリアムスや日本人のNIGO(ニーゴ:BAPE創設者)もカメオ出演しています。

さて,これがなぜに2018年を代表する曲で第25位に選ばれたのか?

それはまさに,現代ヒップホップを象徴するmumble rapスタイルのド真ん中を行く曲だからです。mumble rapとは,現代ヒップホップ界に蔓延る「もごもご口ずさむ様に歌うラップの仕方」です。このスタイルはまさに現代流行っているテクニックですが,流行っているものは,スタレるのも早いものです。この流行りがいつまで続くかは分かりませんが,しかしながら,現代を象徴しているラップ方法であることには,違いありません。

ということで,mumble rap(もごもごラップ)の代表としてMigos(ミーゴス)を第25位に選びました。アメリカ中の10代,20代のワカモノ達は「東,ウェッサイ,南部」を問わず,この「もごもごラップ」をなぜか好いているようです。

(文責:Jun Nishihara)

第26位「XXXTentacionのSAD!」。(今年2018年に出た最も偉大なるヒップホップ曲ランキング)

2018年総まとめヒップホップ曲ランキング《トップ30》です。
本日は第26位の発表です。

第26位:エックスエックスエックステンタシオン(XXXTentacion)の「SAD!」です。

何度も警察沙汰になり,自殺願望があり,頻繁にうつ病の症状を訴えていた彼でしたが,こういった名曲をいくつも発表していました。まさに現代のワカモノを代表してくれていた素晴らしきアーティストでした。彼に共感していた(自殺願望,警察沙汰の生きザマ,そしてうつ病)ワカモノは現代のアメリカに相当数いたそうです。彼が音楽をとおして伝えていたこと,それは決して命を無駄にするということではなく,まさにその逆でした。実際に彼は最期まで自殺しなかったですし,うつ病が原因で亡くなったわけでもありませんでした。

音楽は彼の「生きる糧」だったというより,彼が生きる場所は音楽でしかあり得なかった。彼の生きザマが良かった,悪かった,ということは別にして,2018年のような「変な現代」を反映したアーティストとして必ず外せない一人であったので,第26位に選びました。

おまけ:「うつ病ラップ」といえば,今年はジュース・ワールドの「Lucid Dreams」も流行りました

(文責:Jun Nishihara)

ジェイZのアルバム『The Black Album』より,楽曲13対訳「Allure」。

ジェイZの名作に2003年リリースの『The Black Album』というアルバムがあります。ジェイZが現在までにリリースしてきたアルバムの中で,3本の指に入るものであると考えております。

さて,本日12月4日(TODAY!)はジェイZの49年目の誕生日です。それを祝うという意味でも,そのアルバムから「Allure」を取り挙げます。ビートはファレル・ウィリアムズやチャド・ヒューゴ率いるThe Neptunesプロダクション・チームの作品です。

内容は,ジェイZのハスリング時代について,「コカインを捌いていた頃,いくらでも金儲けができた。その生きザマがいまだに俺につきまとうんだ,俺の名を呼んでんだ。だがその人生を続けてれば,今頃はムショに入ってたか,それとも死んでたか。だが,あそこまで「生きてる感じ」を味わったのは,その後の人生に無かった」といったものです。ジェイZが2004年にヒップホップ界から「暫定的に」身を退けた,その直前にできた曲です。

よく「ヒップホップのグラマラスな人生」と「ハスリング時代の生きザマ」を重ねてラップするジェイZですが,それがこの曲にはよく表現されていると思います。私の翻訳はまだまだですが,私の翻訳以上に,ジェイZの原語の歌詞はすばらしいものであることを念頭に,読んでいただければ幸いです。

ジェイZの歌詞を訳すにあたり,常に「まだまだ(ジェイZの原語には)到達できないな」と思いながら訳しているのですが,これは生涯の仕事として,ジェイZの歌詞対訳を随時「レベルアップ」させていきたいと思っております。ジェイZの歌詞と「同等の日本語訳」をすることは,死ぬまで出来ないと思いますが,99.999999%まで達することは,いつかは,いけるんじゃないかとか,夢見ながらやっているところです。

その点,カニエ・ウェストの歌詞を訳す時の緊張感とはまた違ったものを感じます。

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Jay-Z feat. The Neptunes

[Intro: Pharrell (Jay-Z)]
(Young! It’s the life)
(Once again it’s the life, yes)
I don’t know why, I.. get so high oh
(It’s intoxicating man, y’all don’t know why you do what you do)
Get so high oh, get so high, high off the life

(イントロ:ファレル(ジェイ・Z))
(ヤング!この生きザマに)
(もういちど人生に乾杯)
理由は言えねえ・・・ただハイになるんだ,オゥ
(やみつきだぜ,何をやるにも,理由は今わからなくとも)
ハイになれ,オゥ,ハイになれ,ハイになって生きろ

[Verse 1: Jay-Z]
The allure of breaking the law
Was always too much for me to ever ignore
I’ve got a thing for the big-body Benzes, it dulls my senses
In love with a V-Dub engine
Man, I’m high off life, fuck it, I’m wasted
Bathing Ape kicks, Audemars Piguet wrist
My women-friends get tennis bracelets
Trips to Venice, get their Winters replaced with
The sun…it ain’t even fun no more, I’m jaded
Man, it’s just a game, I just play it to play it
I put my feet in the footprints left to me
Without saying a word, the ghetto’s got a mental telepathy
My brother hustled so, naturally
Up next was me, but what perplexes me
Shit, I know how this movie ends, still I play
The starring role in “Hovito’s Way”

(ヴァース1:ジェイZ)
法を犯すという誘惑
とても魅力的で,シカトするわけにはいかなかった
デカい車体のベンツにあこがれて,もはや感覚麻痺してた
フォルクスワーゲンのエンジンに恋い焦がれて
生きることにハイになってた,クソッ,イカレちまってた
NIGOのアベイジングエイプのスニーカーに,オーデマピゲの腕時計
女友達にはダイヤモンドのブレスレット
ヴェニスに旅行して,暖かい場所で冬を過ごす
太陽の光,もう笑えねえほど,たそがれてる
ただのゲームだと分かってる,プレーが好きでプレーしてる
俺のために残された足跡に導かれて
ひとこともしゃべらなくとも,連中とはゲットー・メンタルで通じ合える
兄弟もハスラーだった,だから自然に俺もそうなった
次は俺の出番,だがひとつ不可解なのは
この映画のエンディングを知ってしまったこと,それでも俺は“プレー”する
『ホヴィートズ・ウェイ(ホヴィートの道)』(『カリートの道』のホヴァ(ジェイ)版)の主演男優として

[Chorus: Jay-Z (Pharrell)]
It’s just life, I solemnly swear
To change my approach, stop shaving coke
Stay away from hoes, put down the toast
Cause I be doing the most (OH NO!)
But every time I felt “That was that”, it called me right back
It called me right back
Man, it called me right back (OH NO!)

(サビ:ジェイZ(ファレル))
ただ人生を生きてるだけさ,俺はここに誓う
もうこの生きザマは変える,コカを捌くことから手を引く
アバズレ女から身を引いて,シャンパングラスは置いて
つい,やり過ぎちまうからな(オゥノゥ!)
だが毎回「もう辞めにする」と言う度に,また呼び戻されんだ
すぐに呼び戻されるんだ
そうさ,ほら,呼び戻された(オゥノゥ!)

[Verse 2: Jay-Z]
I’m like a Russian mobster, drinking distilled vodka
Until I’m under the field with Hoffa, it’s real
Peel the top up like a toupée,mix the water with the soda
Turn the pot up, make a soufflé
All of y’all can get it like group-page on your 2-way
I’m living proof that crime do pay
Say “hooray” to the bad guy, and all the broads
Putting cars in their name, for the stars of the game
Putting ‘caine in their bras and their tomorrows on the train:
All in the Name of Love
Just to see that love locked in chains and the family came
Over the house to take back everything that they claimed
Or even the worse pain is the distress
Learning you’re the mistress only after that love gets slain
And the anger and the sorrow mixed up leads to mistrust
Now it gets tough to ever love again
But the allure of the game, keeps calling your name
To all the Lauras of the world, I feel your pain
To all the Christies in different cities and Tiffany Lanes:
We all hustlers in love with the same thing

(ヴァース2:ジェイZ)
俺はロシアン・マフィアのごとく,蒸留ウォッカを飲み干す
しまいにはホッファの隣で,グラウンドの土の中に埋められて,生々しい
オープンカーの天井をめくる,カツラばり,重曹と水を混ぜ合わせ
コンロを焚いて,泡立てたスフレ,一丁上がり
おまえら全員一気に,金儲けさせてやる,全員配信のポケベルごとく
「犯罪はカネになる」の生きた証
ワル者に万歳,そしてオンナたちへ
このゲームのスター達のため,クルマの名義を貸してくれたオンナたち
ブラの中にコカイン忍ばせて,アムトラック列車に乗って運び,彼女たちの将来を犠牲にしてくれた
愛という名のそのもとに
くさりで縛られた愛を見るために,そして俺にも家族が出来た
家を持つようになり,今まで掴んできた手柄を全て,放り投げた
さらなる苦悩とストレスは
自分が単なる愛人だったことに気づく時だ,ほんとうの愛が滅多斬りされた後
残るのは怒りと悲しみが混ざり合った不信感でしかない
そしてもはや,二度と愛することがさらに難しくなる
だがこのゲームの誘惑が,また俺の名前を呼ぶんだな
世界のローラたちへ,君たちの苦悩に共感するよ
あらゆる街のクリスティーやティファニー・レーンたちへ
俺らは全員,同じものを愛するハスラーなのさ

[Chorus: Jay-Z (Pharrell)]
It’s just life, I solemnly swear
To change my approach, stop shaving coke
Stay away from hoes, put down the toast
Cause I be doing the most (OH NO!)
But every time I felt “That was that”, it called me right back
It called me right back
Man, it called me right back (OH NO!)

(サビ:ジェイZ(ファレル))
ただ人生を生きてるだけさ,俺はここに誓う
もうこの生きザマは変える,コカを捌くことから手を引く
アバズレ女から身を引いて,シャンパングラスは置いて
つい,やり過ぎちまうからな(オゥノゥ!)
だが毎回「もう辞めにする」と言う度に,また呼び戻されんだ
すぐに呼び戻されるんだ
そうさ,ほら,呼び戻された(オゥノゥ!)

[Verse 3: Jay-Z]
I never felt more alive than riding shotgun
In Klein’s green 5, until the cops pulled guns
And I tried to smoke weed to give me the fix I need –
What the game did to my pulse – with no results
And you can treat your nose and still won’t come close
The game is a light bulb with eleventy-million volts
And I’m just a moth addicted to the floss
The doors lift from the floor and the tops come off
By any means necessary, whatever the cost
Even if it means lives is lost
And I can’t explain why I just love to get high
Drink, “life!” smoke the blueberry sky, blink twice
I’m in the blueberry 5, you blink three times
I may not even be alive
I mean even James Dean couldn’t escape the allure
Dying young, leaving a good-lookin corpse, of course

(ヴァース3:ジェイZ)
あの頃は生きてる感じがした,サツから逃げ回って
クライン(=ジェイZのかつてのドラッグディーラー仲間)のベンツの助手席に乗って,コカ捌いてた
ハッパ吸って冷静になろうとしたが
この生きザマ,心臓バクバク,ハッパじゃ足りねえ
鼻から一気に吸っても,これっぽっちも物足りねえ
あの人生は110万ボルトのネオンライトの様だった
だが俺は,その灯(魅惑)に集まる単なる蛾(ガ)
ドアが垂直に開き,天井がスライド式のオープンカー
どんなことがあっても,どんな犠牲を払っても
たとえ命が犠牲になったとしても
理由は言えねえ,ただハイになるのが好きなんだ
乾杯!この生きザマに,ハッパを吸って,まばたき2回
ブルーベリー色のベンツ,ウィンカー3回
とっくに死んだっておかしくない人生
かのジェイムス・ディーンでも,この誘惑に勝てなかった
若くして死に,ハンサムな遺体を遺していった,オフコース

[Chorus: Jay-Z (Pharrell)]
It’s just life, I solemnly swear
To change my approach, stop shaving coke
Stay away from hoes, put down the toast
Cause I be doing the most (OH NO!)
But every time I felt “That was that”, it called me right back
It called me right back
Man, it called me right back (OH NO!)

(サビ:ジェイZ(ファレル))
ただ人生を生きてるだけさ,俺はここに誓う
もうこの生きザマは変える,コカを捌くことから手を引く
アバズレ女から身を引いて,シャンパングラスは置いて
つい,やり過ぎちまうからな(オゥノゥ!)
だが毎回「もう辞めにする」と言う度に,また呼び戻されんだ
すぐに呼び戻されるんだ
そうさ,ほら,呼び戻された(オゥノゥ!)

[Outro: Jay-Z (Pharrell)]
Once again its the life
Yeah I said its the life
Once I again its the life
(OH NO! I don’t know why, I…
Get so high oh
Get so high oh
Get so high, high off the life)

(アウトロ:ジェイZ(ファレル))
もういちど人生に乾杯
そうさ,人生に乾杯
もういちどこの生きザマに乾杯
この生きザマに乾杯
(オゥノゥ!理由は言えねえ,ただ・・・
ハイになるんだ,オゥ
ハイになるんだ,オゥ
ハイになるんだ,この生きザマに)

(文責:Jun Nishihara)

第27位「エミネムのディスりラップ。」(今年2018年に出た最も偉大なるヒップホップ曲ランキング)

2018年総まとめヒップホップ曲ランキング《トップ30》です。
本日は第27位の発表です。

第27位:エミネムがマシン・ガン・ケリーをディスったラップ曲「KILLSHOT」です。

今年2018年最高のディス・ラップでした。今年の9月3日にマシン・ガン・ケリーという白人ラッパーがエミネムをディスる「Rap Devil」という曲を発表しました。それを聴いたリアーナ(R&Bアーティスト)がエミネムのケータイにメッセージを送って,「ねぇエミネム,誰かがあなたをディスってる曲を発表してるわよ」と。その曲を聴いたエミネムはすぐにそのアンサーソングならぬディス・ラップを発表をしました。それがこの「KILLSHOT」でした。それが9月14日でしたので,ものの11日間でエミネムはディスラップを完成させ,それをレコーディングし,発表する,この一連の作業を11日間で仕上げて,マシン・ガン・ケリーはあの世に葬られたということです。

この曲でエミネムは言っていますが,こういうことです。

“I’d rather be 80-year-old me than 20-year-old you.”
「20歳の若いおまえになるより,80歳の年老いた自分でいるほうがマシだよ」と。

(文責:Jun Nishihara)

第28位「ニック・グラントの’96ブルズ」(今年2018年に出た最も偉大なるヒップホップ曲ランキング)

2018年総まとめヒップホップ曲ランキング《トップ30》です。
本日は第28位の発表です。

第28位:ニック・グラントの楽曲「’96 Bulls」

まさに正統派のラップをするアーティストです。ニック・グラント(Nick Grant)はつい昨年(2017年)にデビューした新人ラッパーです。しかし,まったく新人ラッパーとは思わせないこの「正統派」のラップが好評ですが,世間では,まったく売れていません。最近ハヤリのラップスタイルを取っているわけでもなく,派手さもなく,全然ふざけてもいませんので,「売れない」ということはありますが,しかしここまで上手いラップをし,正確な韻律(cadence)を踏み,見た目も悪くないラッパーですので,もっと売れて良いハズです。現在は,世間にはあまり評価されていない(underratedな)ヒップホップ・アーティストですが,このまま着実に力を付けていけば,将来有望なラッパーといえるでしょう。

↑このミュージックビデオを観てもらってもわかりますが,確実に90年代のラップに影響を受けております。これからが楽しみです。

2018年のヒップホップ曲ランキングの第28位として相応しいアーティストだと思います。曲名の「’96 Bulls」というのは1996年のシカゴ・ブルズのこと。1996年のブルズというのは,ブルズとして最も強かった頃(マイケル・ジョーダンが所属していた頃)です。負ける雰囲気は全くありませんでした。その頃のブルズが抱いていたメンタリティと同じ気持ちを,ニック・グラントも心に持ってラップに挑んでいる,と彼はインタヴューで語っていました。

(文責:Jun Nishihara)

第29位「ジャネル・モネのジャンゴ・ジェーン」(今年2018年に出た最も偉大なるヒップホップ曲ランキング)

2018年総まとめヒップホップ曲ランキング《トップ30》です。
本日は第29位の発表です。

第29位:ジャネル・モネのシングル曲「ジャンゴ・ジェーン」

これは下手なラッパーがラップする曲よりも,はるかに素晴らしいラップ曲です。
ジャネル・モネ(Janelle Monae)は普段はラッパーではなく,R&Bシンガーです。
にもかかわらず,ラップが上手い!巧い!旨い!ウマい!,というのがこの曲で証明されました。

下手なラッパーよりラップが上手い歌手として,ラッパー顔負けの曲として,堂々の29位,ランキング入りです。

(文責:Jun Nishihara)