本業が多用となってきましたため,当サイトの更新を10月1日(土)までお休みいたします。次回は10月5日(水)にお会いしましょう!
Month: September 2022
Caresha Please:インタヴュー映像(City Girls, Megan Thee Stallion, そしてディディ)
現代ヒップホップに最も影響を与えている3名のMCのインタヴューを掲載いたします。
まず1人目はシティ・ガールズ(City Girls)から、ヤング・マイアミの相方であるJTです。ヤング・マイアミ(本名:カレーシャ)がインタヴュアーを務める新番組『Caresha Please』から、相方(JT)をインタヴューするというものです。
そして2人目、メィガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)です。最近ニューアルバム『Traumazine』をリリース。当サイトでも何度も取り上げさせてもらったアーティストです。
そして3人目、ディディ(Diddy)AKA パフ・ダディ(Puff Daddy)です。最近、ブライソン・ティラー(Bryson Tiller)をfeat.した新曲「Gotta Move On」を発表しました。90年代~2000年代初頭にかけてのクラブ全盛時代へのオマージュ曲です。
(文責&キュレーティング:Jun Nishihara)
JADAKISSの反撃。そしてDJファンク・フレックスのスピン。
約2週間ほど前にジェイダキッス(JADAKISS)がNYのヒップホップラジオ局(HOT 97)で、スウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)プロデュースの新曲フリースタイルを披露したことは記憶に新しいですが、先日リリースされたDJキャレド(DJ Khaled)のニューアルバム『GOD DID』でも楽曲「JADAKISS INTERLUDE」でフィーチャーされました。
まずは、HOT 97でのジェイダキッスの新曲です。HOT 97でDJを務めるファンク・フレックス(Funk Flex)のスピンがたまらない。(タイムラインは01:41の箇所です。ここを何度も何度も何度もくりかえし廻す、という、どれだけファンク・フレックスがNYのHip-Hopラジオについてアツく感じているかが伝わってきます。)「Why New York radio be sounding like Atlanta(どうして最近のNYラジオはアトランタのラジオのように聞こえんだ)」というジェイダキッスのリリック。最近のNYラジオは流行りの曲しか流さなくなった(地元であるNYが生んだHip-Hopに対する愛はどこ行ったんや)という嘆きをここでスピット。そしてこの1ラインを「Why」で始めることにより、自身が2004年にリリースした全米Hip-Hop界で最もリスペクトされた曲の一つである「Why」に対するオマージュの意味も果たしている。同時に、ファンク・フレックスがこれだけスピンするっていうのは、NYのラジオ局で1992年からずっとDJをやっているという自身がこの曲をスピンしなきゃ誰がやるんだ!という使命さえ感じます。30年のキャリア全てをNYラジオ局に捧げてきたファンク・フレックスだからこそ(他のDJではだめだ)、こちらも感動するということです。
ここでやっと、DJキャレド(DJ Khaled)のニューアルバム『GOD DID』から、楽曲「JADAKISS INTERLUDE」をMVとともにお送りいたします。この撮影のために、DJ KhaledがNYに来たということか!知らなかった!
(文責:Jun Nishihara)