女子MC=ドリージー(Dreezy)も「Gotta Move On」フリースタイルに乗っかった。そしてそれが超良い。

今となっては2022年の名曲と呼ばれるまでになった「Gotta Move On」ですが、その「Gotta Move On」の生みの親であるディディ(Diddy)自身が認めた女子ラッパー=ドリージー(Dreezy)もフリースタイルに乗っかりました。DreezyのフリースタイルについてDiddy自身、こう言っています。その投稿がこちらです。

(文責:Jun Nishihara)

2022年10月、この男、もフリースタイルを出す。

これまでファボラス(Fabolous)のフリースタイルをぶっ続けにアップしてきましたが、ついにあの男、NYCでREMIXというコトバを誕生させた男=ディディ(Diddy AKA Puff Daddy)がフリースタイルを出しました。ドクター・ドレー(Dr. Dre)とスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)の「Nuthin’ But A G Thang」を下敷きにしたものです。こちらに掲載しておきます。

Diddy Freestyle(隣にYung Miami連れて、チルしてラップ)

(文責:Jun Nishihara)

アゲイン!ファボラス(Fabolous)のフリースタイル(その3)

コイツ,最近,毎週のようにフリースタイルを出しています。なので,こちらとしても毎週のようにファボラス(Fabolous)を取り上げずにはいられない!

ファボラスです。今週も,ファボラスです。

90年代後半にデビューしたというベテランにもかかわらず,ラップスタイルが若い!

ということで,先日,ファボラスが中東アブダビへ出張?旅行?した際の「復習(recap)」ということで,今週リリースされたファボラスのフリースタイル,載っけておきます。(ちなみに,アブダビは,アラブ首長国連邦(United Arab Emirates)の首都です。)

Fabolous – “Fabu Dhabi Recap”

(文責:Jun Nishihara)

引き続き,ファボラス (Fabolous) 関連を(其ノ弐)

先週,こちらのリンクのとおり,ファボラス(Fabolous)について掲載したばかりですが,今週もファボラスは新曲フリースタイルを出しましたので,掲載しておきます。

Fabolous – Gotta Move On Remix (FREESTYLE)

ちなみに,懐メロのファボラスも以下載せておきます。2013年にリリースされたクリス・ブラウン(Chris Brown)とのコラボレーション曲です。

Fabolous feat. Chris Brown – “I’m Ready”

(キュレーティング:Jun Nishihara)

JADAKISSの反撃。そしてDJファンク・フレックスのスピン。

約2週間ほど前にジェイダキッス(JADAKISS)がNYのヒップホップラジオ局(HOT 97)で、スウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)プロデュースの新曲フリースタイルを披露したことは記憶に新しいですが、先日リリースされたDJキャレド(DJ Khaled)のニューアルバム『GOD DID』でも楽曲「JADAKISS INTERLUDE」でフィーチャーされました。

まずは、HOT 97でのジェイダキッスの新曲です。HOT 97でDJを務めるファンク・フレックス(Funk Flex)のスピンがたまらない。(タイムラインは01:41の箇所です。ここを何度も何度も何度もくりかえし廻す、という、どれだけファンク・フレックスがNYのHip-Hopラジオについてアツく感じているかが伝わってきます。)「Why New York radio be sounding like Atlanta(どうして最近のNYラジオはアトランタのラジオのように聞こえんだ)」というジェイダキッスのリリック。最近のNYラジオは流行りの曲しか流さなくなった(地元であるNYが生んだHip-Hopに対する愛はどこ行ったんや)という嘆きをここでスピット。そしてこの1ラインを「Why」で始めることにより、自身が2004年にリリースした全米Hip-Hop界で最もリスペクトされた曲の一つである「Why」に対するオマージュの意味も果たしている。同時に、ファンク・フレックスがこれだけスピンするっていうのは、NYのラジオ局で1992年からずっとDJをやっているという自身がこの曲をスピンしなきゃ誰がやるんだ!という使命さえ感じます。30年のキャリア全てをNYラジオ局に捧げてきたファンク・フレックスだからこそ(他のDJではだめだ)、こちらも感動するということです。

ここでやっと、DJキャレド(DJ Khaled)のニューアルバム『GOD DID』から、楽曲「JADAKISS INTERLUDE」をMVとともにお送りいたします。この撮影のために、DJ KhaledがNYに来たということか!知らなかった!

(文責:Jun Nishihara)

今年のRolling Loud 2022出演者発表。

今年のローリング・ラウド(Hip-Hopミュージック・フェス)2022は,NYはクイーンズのCitiFieldで開催されます。

先週末,タイムズ・スクエアを歩いていたら,こんなビルボードに出くわしました。

Rolling Loud 2022のビルボードです。
もうちょっとアップで・・・

今年はFutureもPusha T(Futureというデカ文字の下に小さくPusha Tと書かれています)もニューアルバムをリリースしましたので,期待大ですね。

https://www.rollingloud.com/miami2022

ちなみに,このビルボードは数秒で次から次へと映し出されるスクリーンが変わるモニターなのですが,こういう人も出てきました。

パプース(Papoose)といえば,アルファベット・フリースタイルっていうのが当時流行ったのですが,「A」から「Z」までアルファベットに沿ってライムを飛ばしていくという当時衝撃を受けたフリースタイルをやってのけたラップスキルに関しては超絶凄いヤツがいましたので,ここに掲載しておきます。

Papoose – “Alphabetical Slaughter”

(文責:Jun Nishihara)

最近のファボラス(Fabolous)の動向を。

最近、ファボラス(Fabolous)が動き始めています。

約1年半前にここでも書きましたが、ファボラス(Fabolous)っていうのは、ファボラス(Fabolous)全盛期にNYで生活した我々世代にとって、特別な存在なのです。若干贔屓な目で見てしまうアーティストなのです。

そのファボラス(Fabolous)がフリースタイルをいくつか出していますので、掲載しておきます。

まずは「No Bobby V」by Fabolous
「No Bobby V」のミュージックビデオはこちら

次に「Cheerio Freestyle」

続いてジム・ジョーンズ(Jim Jones)とのコラボ曲「COKE ZERO」

最後にレッド・カフェ(RedCafe)、フレンチ・モンタナ(French Montana)とのコラボ曲「Spirit of Ecstasy (Whole-Lotta)」

少し話は逸れますが、ファボラス(Fabolous)とジェイダキッス(Jadakiss)がコラボレーションアルバムをリリースした際に出したシングル曲「SOUL FOOD」のミュージックビデオで、ファボラスとジェイダキッスの子どもの頃の映像を映し出すシーンがあるのですが、その役としてファボラス自身とジェイダキッス自身の子ども(息子)を起用している、って知ってました?これ、本物の実子なのです。ふたりとも、お父さん似ですね。

(文責:Jun Nishihara)

再び、アトランタ出身のラトー(Latto)のフリースタイルを3件。

以前、ラトー(Latto)について書きましたが、彼女は最近ノリに乗っているので、このまま勢いを継続させるという意味合いから、引き続いてフリースタイルを3件、掲載しておきます。

1.NYのヒップホップ&R&Bラジオ局=HOT97のファンクマスターフレックスの「Funk Flex Freestyle」に登場したラトー(Latto)をどうぞ。

2.LAのヒップホップラジオ番組=L.A. Leakersでフリースタイルした彼女をどうぞ。

3.コダック・ブラックのシングル曲「Super Gremlin」をフリップしたフリースタイル「Super Gremlin Freestyle」をどうぞ。

(文責&キュレーティング:Jun Nishihara)

第3位:L.A.のHIP-HOPラジオ局“L.A. Leakers”でのJ. Coleのフリースタイル(2021年最高のHIP-HOPモーメントBEST 10)

このJ. Coleのフリースタイル,全てにおいて,完璧であり,2021年最も素晴らしいフリースタイルとして私は認定いたします。途中からフローを変化(へんか)させるという変化(へんげ)についても注目。

(文責:Jun Nishihara)

復活後2回目に、さらに幾つか新曲を。

いやぁぁぁーーーー、出ました!
J. Coleについては、世の中がバズってるほどには、このサイトではそれ程取り上げませんが、Fabolous(ファボラス)については、その逆で、世の中があまり気にしていないかもしれませんが、このサイトではかなり取り上げています。

そのファボラス、ビートは1999年の名曲「Back That Azz Up(エディット版のタイトルは「Back That Thang Up」)を下敷きにした「Gyalis Freestyle」。ブルックリン生まれのファボラスなので、ブルックリンのチーズケーキレストラン(がっつり系のステーキや普通に飯も食べれます)であるJunior’sをバックに撮影しました。(ミュージックビデオには、アリシア・キーズ(Alicia Keys)や、リル・キム(Lil Kim)、メアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)、自分の妻であるエミリーB(Emily B.)、ティアナ・テイラー(Teyana Taylor)、コーデー(Cordae)、そしてスウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)とのショッツが出てきます。)いつものファボラスの綺麗な韻を踏んだライム節、ご堪能あれ。

2曲目は、ワーレーことWaleの新曲「Poke It Out」。
Wale feat. J. Cole – “Poke It Out”。

さて、がらっと雰囲気は変わって、3曲目は、ドレイク(Drake)の2018年アルバム『More Life』でフィーチャリングされて一躍有名となったジャマイカン・レゲエ・シンガーのKoffee(コフィー)の新曲「West Indies」です。
Koffee – “West Indies”

4曲目は、日曜日に聴きたくなる曲、ジャジーなビートでNasのヴォーカル。「Brunch On Sundays」です。
Nas – “Brunch On Sundays”

5曲目は、先般リリースされたドレイク(Drake)のアルバム『Certified Lover Boy』より、J. Coleをフィーチャリングした楽曲「Pipe Down」です。
Drake feat. J. Cole – “Pipe Down”

復活後2回目は、ここまでにしておきます・・・が、最後におまけです。

昨日、スタバに入ったら、Jack Harlow feat. Big Seanの「Way Out」がかかっていて、マスクをした黒人の店員がそれに合わせてラップしながら、私のコーヒーを準備してくれました。昨年12月に出た曲ですが、今でも歌詞を覚えている人がそれに合わせて歌うっちゅうことで、ちゃんとリリックを覚えているというところに、その彼とこの曲の間に存在する敬意(respect)のようなものについて、思いを馳せた次第です。ということで、Jack Harlow feat. Big Sean「Way Out」をどうぞ。

(文責:Jun Nishihara)