Big Sean(ビッグ・ショーン)及びニプシー・ハッスル(Nipsey Hussle)のコラボレーション作「Deep Reverence」のミュージックビデオがリリースされました。
ミュージックビデオでは,ニプシー・ハッスルが生まれ育った地元=L.A.のクレンショー(Crenshaw)の街を,ニプシーが生前乗り回していたクラシック・カーで超大物の運転でドライブするという豪華な映像です。
超大物とは誰か,ミュージックビデオを観ていただければ分かりますが,ニプシーの告別式にも出席していたL.A.を最も代表する首領(ドン)です。
ニプシーの壁画があらゆる場所に鏤められていますが,いかにL.A.全体でニプシーとの別れを偲んでいるかが明らかです。
Fuck rap, I’m a street legend
Block love me with a deep reverence
I was birthed in a C Section
Hella cops and police presenceラップはクソ喰らえ,ストリートの伝説とは俺のこと
地元は深き畏敬とともに俺を愛す
俺は帝王切開(“C”セクション)でこの世に生まれてきた
周りはサツとポリに囲まれて
(対訳:Jun Nishihara)
L.A.のギャングに精通している方であれば,この“C”セクションが「帝王切開」だけを意味しているのではないことはお分かりでしょう。
(文責及び対訳:Jun Nishihara)
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