コンウェイ・ザ・マシーン(Conway The Machine)は2020年9月にソロデビュー・アルバム『From King To A GOD』をリリースしました。
ヒップホップが若年化してきたこの時代に,ゴテゴテのヒップホップ・フローで勝負するコンウェイ・ザ・マシーン。コンウェイのラップは,若手ラッパーどもの最近のマンブル・ラップなど怖いもの無しのごとく,ハードコア・ラップに忠実に,昔ながらのリリカル・フローをカマしてくれています。
いわゆる“マンブル・ラッパー”に象徴される若手ラッパーのスタイルがある一方,ハードコアなリリックのラップで勝負しているグリセルダ・レコード(Griselda Records)のメンバーであるコンウェイ・ザ・マシーンには,今後も目が離せないでしょう。何が注目かと言えば,も一回言っときます,若手ラッパーどもがいる中で揺らぎないそのハードコア・ラップです。
2020年9月には米公共ラジオ局であるNPR主催の“Tiny Desk (Home) Concert”(コロナ禍による自宅配信ver.)に於いて自宅から登場してくれましたので,こちらに掲載しておきます。
(文責:Jun Nishihara)